Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
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僕はぶっつけ本番が苦手です。

ライヴをやる時は入念に準備をして
曲を用意して、ギターソロも
アドリブはライヴ本番では
一切なしです。

バンドの場合はスタジオでリハを
して、メンバーそれぞれがアレンジ
を練っているので、本番でそれを
突然変えてしまっては、他のメンバー
のアイディアを殺してしまうこと
になりかねません。

Insanity&Geniusは3年8カ月の
活動停止をしていましたが、
サポートメンバーを入れて
活動しようとは、全く
考えませんでした。

というのもInsaniy&Geniusの
曲はそれほど技術的に難しい曲
ではないのでリハ無しでぶっつけ
本番でも上手く演奏できる人は
いるでしょう。

でもどんなに上手い人でも、
長年一緒に活動して、お互いの
好みやプレイをそして楽曲を
よくわかっているメンバーの
出してくれるアイディア
には適わないでしょう。
曲がシンプルなだけに他の
メンバーのインプットが
大事なのです。

ちょっと話がそれて
しまいました。

セッションは普通ぶっつけ本番
でやるものだと思います。

もちろんそのぶっつけ本番を
やる為の沢山の準備をした人
がセッションを上手くできるの
だと思いますが、僕の音楽をやる
目的は良い曲、多くの人の記憶
に残る曲を作ることで、その場限り
の良い演奏ではありません。

だから既存の有名曲をその場
にいる人とぶっつけ本番であわせる
セッションにはあまり魅力を
感じないのです。

ただ、ギターを弾くことは勿論
好きなので、絶対にやりません
と頑なに拒否するわけでは
ありませんが、実際たいしたこと
はできません。

プロの例でも
Michael Schenkerの代表的な曲
Rock Bottom

この曲はスタジオヴァージョンよりも
ライヴヴァージョンの方がずっと長く
約11分にわたってプレイされて
多くの人がライヴの方が
スタジオヴァージョンよりも良いと
言いますが僕はそうは思いません。

スタジオヴァージョンのソロは
無駄なフレーズがなく徐々に
盛り上がってきて最後に
ピークを迎える流れが実に素晴らしく
それを盛り上げる
ドラムのオカズの入り方、
ギターのフレーズとドラムの
絡み方が絶妙で最後に爆発するような
ピークを迎えてギターソロが終わるが
ライブヴァージョンはアドリブで
あるが故、トラムのオカズと
ギターのフレーズが絡むことはなく、
ピークに入る前に既に結構
盛り上がっているところへ
ドラムだけのブレイクが入って
流れを止めた後
その前と大してテンションの
変わらない演奏が再開して
ギターソロが終わり
なんかイマイチ爆発しきれて
ないままギターソロが
終わるように感じてしまう。

ただ、スタジオヴァージョンの
RockBottomも実はもっと長い演奏を
エンジニアが上手く編集して
できた産物の可能性もありますが、
作り方はともかく完成度が高いのは
スタジオヴァージョンの方だと
思うのです。

僕は無名のアマチュアでしかも
Insanity&Geniusはライヴの回数も
少ないので、ライヴを観た人の
多くが1度きりしか観ないかも
しれません。

その人の記憶に、下手なアドリブ
で失敗した演奏の記憶は、
残したくはありません。

今まではバンドの話でしたが、
弾き語りでも僕は基本的には
人と、コラボはしません。

こちらは主に理由は3つあって、
1つ目はセットリストは大体
12曲程を用意しておいて、
その場の雰囲気で曲を選ぶので
始まってみないと、何を演奏する
かはわかりませんので、事前に
セットリストがお伝え出来ません。

2つ目は昨日書いたように
曲のエピソードを話してから演奏
するので、その話がいつ終わるかは
僕にもわかりません。
だからいつどの曲が始まるかは、
僕にもわかりません。

3つ目は僕の曲は簡単な構成に
聴こえると思いますが途中で
4分の2拍子が入る曲や、
一つのパターンが4の倍数の
小節数になっていない部分が
多数あるので、カホーンや
ドラムなどで合わせようとしても
キチンと曲を覚えている人で
ないとその部分で必ずズレます。

でも、僕のライヴを観るのは
その人にとって1度限りかも
知れないのです。

ライヴを観る人には少なくとも
自分に出来る限りの全力の演奏
を観てもらいたい。

だからバンドのメンバー以外
の人とライヴで演奏はしない
のです。

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