Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
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東京ドームの野球の試合の席数
41000席 

音楽ライヴではステージ裏の
スタンド席が使えない代わりに
アリーナ席も使用するので、
全部で50000人ぐらいか。

こんな大きい会場を満員に
できるほど人気がある。
みんなが観たがっている。

そういうことだろうか?

東京ドームは野球場だ。
野球の試合は100回以上
観ている。

2階席だろうが、外野席だろうが、
試合は見える。
少なくとも何をやっているかは、
分かる。

でもコンサートで使用すると
ステージの両サイドに設置される
巨大モニターを観てやっと誰だか
分かる程度。
モニターを観るのと、家でビデオを
観るのはあんまり変わらない
気がする。

多分、東京ドームでコンサートを
観たのは、10回ぐらいだろうか。

最多はポール・マッカートニー。

ま、しょうがない、元Beatlesだもの。

世界一有名なロックミュージシャン
だから50000人ぐらい入らないと
チケットがとんでもないプレミア価格
になってしまうだろう。
今でも十分高いけど。

それは分かっているんだけど、最近
いろいろ他のジャンルの会場をみると
やっぱりコンサートを観るのは
国際フォーラムのような音楽用に
造られたホールで観たいと思う。

先週も我が家で大ブームのバスケット
の試合を観に行ったのだけど、
会場は等々力アリーナ、
キャパ5250人。

2階席の後方でもハッキリ試合は
見える。

野球やサッカーに比べてバスケットは
コートが小さいし、選手もコート内には
5人対5人の10人しかいないので、
東京ドームのような大きさにしてしまう
と後ろの方の席は細かい技を使った
パス回しなどバスケットの良さが
全く伝わらないだろう。

やはりスポーツを観る為の施設はその
スポーツを観るのに適した大きさ、構造
になっている。

で、もう1つ異業種の例で劇団四季だが
こっちは上演する劇場を自前で持っている。
特にミュージカルCatsを上演するのは
専用のCatsシアターを建設して上演が
終わるとシアターも壊す。

それはおいといても、劇団四季の劇場は
どれもキャパ1200人から1500人
ぐらいに抑えられており一番後ろの席から
でもキチンとステージでなにをやっている
のか分かるようになっている。

音楽コンサートを観るのと
演劇を観るのに適した会場の
大きさは共通すると思う。

昔、リッチーが

「Blackmore’snightは大きい
 会場では演奏しない。
 教会など極少数を集めた
 前で演奏する」

と語っていた。

天下のリッチーブラックモアなので
実際にはごく少数の前でというわけ
にはいかなかったが、リッチーの
考えは今はすごく共感する。

東京ドームもスタンド席はキチンと傾斜が
ついていて後方からでも試合が観れるように
つくられているが、問題はアリーナ席だ。
自分より背が高いヤツが前の席にいたら
オシマイとは、これが1万円以上の
チケット代を取って客に観せる席
だろうか?

これは昔コンサートで
よく使われていたナントカ体育館でも
同じ問題があった。
アリーナのチケットを手に入れても
前の奴の背中しか見えなかった
みたいな…。

それと四季劇場は客層が女性率が高いので、
女子トイレが男性トイレより圧倒的に
多く作られている。

東京ドームは30年以上前に造られた野球場
だけにコンサートで使うと女子トイレが、
とんでもない長蛇の列だ。

最近は大きなアリーナやホールが
沢山作られているので、もう
ドーム球場でコンサートって
いうのはいい加減やめたらいいのに
と思う。

少なくとも僕はもう行かない。

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