Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
My Favorite...



曲を作る時、以前はいつもメロ先でした。

歌メロを先に作るというヤツです。

ハードロックの多くはリフ先で
まずバッキングを先に作って
そこにヴォーカリストが歌メロ
と歌詞をつけるやり方が多いようです。

過去のインタビューなどから
Deep PurpleやVanHalen、
Michael Schenkerなどがこの方法
で曲を作っていることがわかります。

ここからは僕の好みですので、
僕の考えが正しいとか主張したい
わけではありません。

僕がその曲を好きになるかどうかは
まずヴォーカルメロディーが、
グッとくるかどうかです。

Michael Schenker Grupeは、
まずマイケルシェンカーの
ギターリフがありそこに乗る
ゲイリーバーデンの歌メロの
良さがあってこその
マイケルシェンカーの
ギターソロがより曲の輝きを
加えると思うのです。

同じようにRAINBOWは
リッチーのリフに
ロニージェイムスディオや
ジョーリンターナーの作った
歌メロが乗りそして、
リッチーのギターソロが
花を添える。

いくらリフはカッコよくても
素晴らしいギターソロでも
歌メロがグッと来ない曲は、
あまり聴きたくなりません。

人間の脳は人の声に反応する
ようになっているんだと
思います。

世の中のヒット曲の中でヴォーカル入り
の曲がインスト曲に比べて圧倒的に
多い理由だと思います。

RAINBOW、Dioと素晴らしい歌メロを
書いたロニーはDioの後期になると
ネタが尽きたのか、バックのギターリフ
はカッコいいのに、グッとくる歌メロが
全然書けなくなりました。

同じようにLedZeppelinの後半のアルバム
はロバートプラントの歌メロがいかにも
やっつけ仕事に聴こえてどうも印象に
残りません。

これの逆をやったのがリッチー
ブラックモアで、ギターは結構
同じようなことをやっていても
歌メロを書く人を交代させること
によってネタ切れを防いでいたんだと
思います。

グラハムボネットが1枚でクビに
なったのも、どうやら当時のグラハム
はあくまでシンガーで歌メロを
作ったことが無かったらしい
ことがうかがわれます。
Down to Earthの作曲のクレジットに
グラハムの名前が無いのは契約上の
問題だけでなくこういう事情だった
のだろうと思います。

RAINBOWをグラハムがクビになった後
加入したMSGで初めて歌詞と歌メロを
書いたのだろうと思います。

どの順番で作ったかはわかりませんが
Assault Attack の1曲目の
同名タイトルトラックは
前半はただ、わめいているだけ
後半はリフとユニゾンで歌っているだけ
という感じに聴こえます。

それでもこのアルバムではインスト曲
以外の全曲にBonnetのクレジットが
あります。

というふうに僕の音楽の良し悪しの
基準は歌メロなので自分の曲は
まずメロディーが納得のいくもの
でないといけないと思うのです。

不思議なことにいい歌メロが
思いつくと、それに引き寄せられる
ように、良いイントロ、ギターソロ
がすぐに思いつきます。

くどいようですが、僕の場合ですので
異論があることは百も承知です。

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