犬のしつけで、よく言われることは
「犬が自分で考えて行動する」ことがよいこととされがちなこと。
わたしも最初のころはそう教えられました。
飼い主さんに頼らず、正しい行動をすることが
正解であるってことなんだけど。
ずっとChoco.と暮らしてきて
確かにトリックだったらそれはいいのかもしれないけど、
ふだんのくらしの中ではそこまでできなくてもいいんじゃない?って。
できるのなら、もちろんそれはいいんだけどね。
だって、普段の暮らしっていろんなことが起きるわけ。
あれは大丈夫でこれは怖いってことでも、
もっと細かいところで犬は違うものとして区別しているかもしれないし…。
だから、うまくいかなかったことを叱ったとき、
叱られて反省の色が見えるというのもあくまで人目線だよね。
犬には叱られた=怖い思いをしたってことしかわからない。
子どもでも、怖いことがあったら「おかぁさ~ん、こわかったよ~。」って
おかあさんにしがみつくことあるでしょう?
そんなとき、「こわかったねぇ、お母さんが一緒だから大丈夫だよ。」って
いいませんでしたか?
犬にもそうしてあげたらいいと思うんです。
人社会で慣れないことが多いんだし、経験だって多くはないんだから。
Choco.なんて垣根の隙間からちらっと犬が見えただけでも
予期してなければびっくりして吠えちゃったりしたわけで、
そういうことって、吠えたからって「叱る」ことではないですもんね。
もうちょっと犬の気持ちは犬寄りで考えてあげてほしいです。
このころちょっと太り気味だったなぁ…。
おぼえ書きに。
石川 雅美さんの投稿 2014年8月5日火曜日
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