こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。
少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。
彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。
相手の赤に反応してしまうのは、交流分析で言えば相補交流と呼ばれます。
例えば、大事な仕事が片付かずあなたが会議に遅刻したとします。
そこにAさんがこのように発言するのです。
A「何遅刻してんだよ」(ぶしつけな態度で)
あなた「悪かったね」(なんだか気持ちがざわつく感じ)
A「みんな時間を調整して来ているんだからさ~」(不満顔で)
あなた「ちょっと大事な仕事が片付かなくて、ほんと申し訳ない」(誤ってんだから、もういいだろって感じ)
A「もっとうまく仕事を段取りしたらいいのに。みんなそれが出来ているからここに集まれているんだし」(冷たい表情で・・・)
あなた「・・・ごめんなさい。今度から気を付けます・・・。」(こいつうるさいな~と、目には怒りを込めて)
Aさんはあなたの行動に対して批判しています。自分はうまく時間調整して会議に参加しているのに、あなたは出来ていない、あなたの行動が気に食わないと伝えています。
これは、批判の状態です。
一方、あなたは、会議に遅れた事に対して悪いな~と思いながらも会議よりも大事な事があるだろって半ば思っています。
ですから、そんな態度が言葉に出てしまうのです。しかし、それはAさんの最初の言葉によって引き出された気持ちです。
そして、そんなあなたに反応したAさんが追い打ちをかけてくるのです。
最後には従順なふりをしたあなた。
あなたとAさんとの関係は少し冷めたものとなるかもしれません。
さて、ここから学べることは、二つあります。
ひとつは、相補交流になっている事に気付けるかどうかです。
相手の赤に反応するという事は、どちらかがそれに気づかない限り、会話の中ではそれが繰り返されるのです。
そんな時は、相手に青をぶつけたいものです。
これは交差交流です。
相手の赤に対しては、自分の青をぶつけるのです。
それがもうひとつの学びです。
相補交流である事に気付く事、交差交流を意識する事これらから自分で変われます。
主体変容のチャンスであるとも言えます。
上記のAさんとの交流を例にすると以下の通りです。
A「何遅刻してんだよ」(ぶしつけな態度で)
あなた「皆さんのお怒りはごもっともです。本当に申し訳ありません。その分この会議を盛り上げて皆さんにとって有意義な時間となるように頑張ります。」(明るく無邪気に)
A「・・・もう遅刻はしないでね」(あなたの無邪気さに少しひきづられて)
あなた「遅刻するって事は時間の使い方でまだまだ自分には課題があるって事だと思うんです。もっと成長して皆さんの足を引っ張らないようにします。本当にすいませんでした」(冷静な顔だが、笑顔を含めて)
A「いやあ俺も時間はうまく使えないな~。まあ会議に遅刻した事は事実だから気を付けて下さい。」(笑顔で)
A「よし、では最初の発言は(あなた)からお願いします」(雰囲気が変わっている感じ)
最初の言葉を受けたあなたはどのようにお詫びしようかを考えています。
まずは、会議参加者に共感します。
折角時間通りに集まっている事に対してのお詫びをしっかりとします。そして相手が怒っている事に共感するのです。
しかし、そのあとは無邪気さを少し出します。いい意味での開き直りかもしれませんが。
Aさんの表情や言葉に変化が見られたら、大人な感じで論理的に自分の課題を見つめます。
ここまであなたは青い交流を目指しているのです。
(つづく)
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。
少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。
彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。
相手の赤に反応してしまうのは、交流分析で言えば相補交流と呼ばれます。
例えば、大事な仕事が片付かずあなたが会議に遅刻したとします。
そこにAさんがこのように発言するのです。
A「何遅刻してんだよ」(ぶしつけな態度で)
あなた「悪かったね」(なんだか気持ちがざわつく感じ)
A「みんな時間を調整して来ているんだからさ~」(不満顔で)
あなた「ちょっと大事な仕事が片付かなくて、ほんと申し訳ない」(誤ってんだから、もういいだろって感じ)
A「もっとうまく仕事を段取りしたらいいのに。みんなそれが出来ているからここに集まれているんだし」(冷たい表情で・・・)
あなた「・・・ごめんなさい。今度から気を付けます・・・。」(こいつうるさいな~と、目には怒りを込めて)
Aさんはあなたの行動に対して批判しています。自分はうまく時間調整して会議に参加しているのに、あなたは出来ていない、あなたの行動が気に食わないと伝えています。
これは、批判の状態です。
一方、あなたは、会議に遅れた事に対して悪いな~と思いながらも会議よりも大事な事があるだろって半ば思っています。
ですから、そんな態度が言葉に出てしまうのです。しかし、それはAさんの最初の言葉によって引き出された気持ちです。
そして、そんなあなたに反応したAさんが追い打ちをかけてくるのです。
最後には従順なふりをしたあなた。
あなたとAさんとの関係は少し冷めたものとなるかもしれません。
さて、ここから学べることは、二つあります。
ひとつは、相補交流になっている事に気付けるかどうかです。
相手の赤に反応するという事は、どちらかがそれに気づかない限り、会話の中ではそれが繰り返されるのです。
そんな時は、相手に青をぶつけたいものです。
これは交差交流です。
相手の赤に対しては、自分の青をぶつけるのです。
それがもうひとつの学びです。
相補交流である事に気付く事、交差交流を意識する事これらから自分で変われます。
主体変容のチャンスであるとも言えます。
上記のAさんとの交流を例にすると以下の通りです。
A「何遅刻してんだよ」(ぶしつけな態度で)
あなた「皆さんのお怒りはごもっともです。本当に申し訳ありません。その分この会議を盛り上げて皆さんにとって有意義な時間となるように頑張ります。」(明るく無邪気に)
A「・・・もう遅刻はしないでね」(あなたの無邪気さに少しひきづられて)
あなた「遅刻するって事は時間の使い方でまだまだ自分には課題があるって事だと思うんです。もっと成長して皆さんの足を引っ張らないようにします。本当にすいませんでした」(冷静な顔だが、笑顔を含めて)
A「いやあ俺も時間はうまく使えないな~。まあ会議に遅刻した事は事実だから気を付けて下さい。」(笑顔で)
A「よし、では最初の発言は(あなた)からお願いします」(雰囲気が変わっている感じ)
最初の言葉を受けたあなたはどのようにお詫びしようかを考えています。
まずは、会議参加者に共感します。
折角時間通りに集まっている事に対してのお詫びをしっかりとします。そして相手が怒っている事に共感するのです。
しかし、そのあとは無邪気さを少し出します。いい意味での開き直りかもしれませんが。
Aさんの表情や言葉に変化が見られたら、大人な感じで論理的に自分の課題を見つめます。
ここまであなたは青い交流を目指しているのです。
(つづく)
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣