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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

教科書に載っていない良い職場とは その160 【相手の赤に反応するな 2】

2016-12-14 08:59:30 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



相手の赤に反応してしまうのは、交流分析で言えば相補交流と呼ばれます。

例えば、大事な仕事が片付かずあなたが会議に遅刻したとします。

そこにAさんがこのように発言するのです。

A「何遅刻してんだよ」(ぶしつけな態度で)

あなた「悪かったね」(なんだか気持ちがざわつく感じ)

A「みんな時間を調整して来ているんだからさ~」(不満顔で)

あなた「ちょっと大事な仕事が片付かなくて、ほんと申し訳ない」(誤ってんだから、もういいだろって感じ)

A「もっとうまく仕事を段取りしたらいいのに。みんなそれが出来ているからここに集まれているんだし」(冷たい表情で・・・)

あなた「・・・ごめんなさい。今度から気を付けます・・・。」(こいつうるさいな~と、目には怒りを込めて)

Aさんはあなたの行動に対して批判しています。自分はうまく時間調整して会議に参加しているのに、あなたは出来ていない、あなたの行動が気に食わないと伝えています。

これは、批判の状態です。

一方、あなたは、会議に遅れた事に対して悪いな~と思いながらも会議よりも大事な事があるだろって半ば思っています。

ですから、そんな態度が言葉に出てしまうのです。しかし、それはAさんの最初の言葉によって引き出された気持ちです。

そして、そんなあなたに反応したAさんが追い打ちをかけてくるのです。

最後には従順なふりをしたあなた。

あなたとAさんとの関係は少し冷めたものとなるかもしれません。

さて、ここから学べることは、二つあります。

ひとつは、相補交流になっている事に気付けるかどうかです。

相手の赤に反応するという事は、どちらかがそれに気づかない限り、会話の中ではそれが繰り返されるのです。

そんな時は、相手に青をぶつけたいものです。

これは交差交流です。

相手の赤に対しては、自分の青をぶつけるのです。

それがもうひとつの学びです。

相補交流である事に気付く事、交差交流を意識する事これらから自分で変われます。

主体変容のチャンスであるとも言えます。

上記のAさんとの交流を例にすると以下の通りです。

A「何遅刻してんだよ」(ぶしつけな態度で)

あなた「皆さんのお怒りはごもっともです。本当に申し訳ありません。その分この会議を盛り上げて皆さんにとって有意義な時間となるように頑張ります。」(明るく無邪気に)

A「・・・もう遅刻はしないでね」(あなたの無邪気さに少しひきづられて)

あなた「遅刻するって事は時間の使い方でまだまだ自分には課題があるって事だと思うんです。もっと成長して皆さんの足を引っ張らないようにします。本当にすいませんでした」(冷静な顔だが、笑顔を含めて)

A「いやあ俺も時間はうまく使えないな~。まあ会議に遅刻した事は事実だから気を付けて下さい。」(笑顔で)

A「よし、では最初の発言は(あなた)からお願いします」(雰囲気が変わっている感じ)

最初の言葉を受けたあなたはどのようにお詫びしようかを考えています。

まずは、会議参加者に共感します。

折角時間通りに集まっている事に対してのお詫びをしっかりとします。そして相手が怒っている事に共感するのです。

しかし、そのあとは無邪気さを少し出します。いい意味での開き直りかもしれませんが。

Aさんの表情や言葉に変化が見られたら、大人な感じで論理的に自分の課題を見つめます。

ここまであなたは青い交流を目指しているのです。

(つづく)



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