こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。
少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。
彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。
お客様について2つの切り口から考えて行きたいと思います。
まずは顧客生涯価値(ライフタイムバリュー)
この言葉をご存知でしょうか?
ライフタイムバリューはマーケティング用語です。お客様が自社にどのぐらいの価値を提供してくれるのかを意味しています。
つまり、浮気するまで、またはその商品・サービスを必要としなくなるまで、どのくらい私のところで商品(サービス)を買ってくれるのかって事です。
新規顧客をいかに開拓するか?って事に主眼がおかれている会社ってすごく多いと思います。
そういった意味でも既存顧客の重要性って意外に語られていないものです。
新規顧客を得る場合は3倍~5倍(場合によっては10倍)のコストがかかると言われているのでとっても大変です。(既存を1とした場合、パフォーマンス数値が数倍になると試算されています。)
既存顧客の生涯価値を高める事に注力する事は、「弱者」の戦略としてはとても重要なんです。中小企業はここに集中するだけでも良いと思います
マーケティングの世界的権威のコトラーによれば、平均すると企業は毎年10%~15%のお客様を失っているとの事です。
ですから減った分を補う為に新規開拓は必要な行動なんですね。
ですが、この割合を減らす事が企業にとっては非常に重要です。
新規開拓コストを既存ユーザーに振り分け、浮気させないようにしたいですね。
(もうその商品・サービスを必要としなくなったお客様はしょうがありません。すばやく今までの感謝を申し上げ、他にお知り合いで当社の商品を必要としそうな会社・個人をご紹介いただくような行動をとりましょう)
また集中するにしても、自社の既存客の方々はどんな階層(購買判断基準)の方なのかは出来るだけ分析したいですよね。それによって行うマーケティング内容は変わってきますからね。
次にお客様の購買心理をひも解いてみましょう。
お客様には階層(購買判断基準)があると言われています。
①イノベーター(革新的購入者)「目新しさに飛びつく人」
②オピニオンリーダー(初期少数購入者)「従来の商品にはないベネフィットに着目し、自分で判断する人」
③アーリーマジョリティー(前期多数購入者)「慎重派ですが、まわりに後れを取りたくない人」
④レイトマジョリティー(後期多数購入者)「別名フォロワーズといい、周りが使い始めてから購入する人」
⑤ラガート(購入遅延者)「世の中の動きに関心が無く、商品自体の普及には目もくれない人」となります。
あなたはどこに属しますか?
私はアーリーマジョリティーかオピニオンリーダー(商品にもよりますね)だと思います。
アーリーマジョリティーの私は新製品が出てからしばらくして(1か月か2カ月)から買うと思います。
オピニオンリーダー的だと感じるのは、飲食店です。オープンしたての店は自分で確かめたいと思っています。
誰よりも最初に味わうことの優越感にひたりたいといった側面もありますかね。
さて、どのようにお客様の心理をとらえるか?これは非常に難しい問いですが、日々の情報収集の中でそれらを垣間見る事は可能です。
(イノベーターとラガートはわかりやすいので触れません)
例えばオピニオンリーダーは商品価値を全面に押し出す事(この商品を得た事でどんな良い未来が待っているか、どんな不利益が解消されるか)で購入決定します。
目新しいものが大好きですので、会員様限定であるとか、会員様先行案内などのご案内に飛びつきます。
こちら側でそういった工夫をする事でこのタイプか否か判定する事は可能です。
アーリーマジョリティーは、購入したお客様の声を知ったり聞いたり、店長おすすめなどの表示に弱いタイプです。誰かの推薦に購入を後押しされるタイプです。
レイトマジョリティーは商品・サービスが市場内に流通し出してから購入を決定するタイプです。ですからマーケットフォロワーズと呼ばれています。かなりの慎重派と言えます。
車の購入で言えば、新型の車が出ると発表があるとそれに飛びつくのが、イノベーター。カタログを吟味し満足して購入するのがオピニオンリーダー。
販売が開始された頃に購入し周りにおくれをとりたく無いのが、アーリーマジョリティー。
街中でその車が良く見かけられる様になってから購入するのがレイトマジョリティー。
ラガートはそういった市場の動きには全く動ぜず、自分のタイミングでようやっと購入を決定します。
CMにはこういった仕掛けが色々と仕組まれているんですね。
まずはイノベーターに働きかけ次にオピニオンリーダーとアーリーマジョリティーに訴える。
市場に商品が流通し始めるとレイトマジョリティーにも訴える事が出来ます。
マーケティングとは売れる仕組みを作る事です。
お客様を2つの視点から説明してきましたが、あまりこういった点は語られていないのが実際の現場です。
皆さんの会社では是非戦略的にとりいれてみて下さい。
競合他社の先を行く事が可能となります。
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。
少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。
彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。
お客様について2つの切り口から考えて行きたいと思います。
まずは顧客生涯価値(ライフタイムバリュー)
この言葉をご存知でしょうか?
ライフタイムバリューはマーケティング用語です。お客様が自社にどのぐらいの価値を提供してくれるのかを意味しています。
つまり、浮気するまで、またはその商品・サービスを必要としなくなるまで、どのくらい私のところで商品(サービス)を買ってくれるのかって事です。
新規顧客をいかに開拓するか?って事に主眼がおかれている会社ってすごく多いと思います。
そういった意味でも既存顧客の重要性って意外に語られていないものです。
新規顧客を得る場合は3倍~5倍(場合によっては10倍)のコストがかかると言われているのでとっても大変です。(既存を1とした場合、パフォーマンス数値が数倍になると試算されています。)
既存顧客の生涯価値を高める事に注力する事は、「弱者」の戦略としてはとても重要なんです。中小企業はここに集中するだけでも良いと思います
マーケティングの世界的権威のコトラーによれば、平均すると企業は毎年10%~15%のお客様を失っているとの事です。
ですから減った分を補う為に新規開拓は必要な行動なんですね。
ですが、この割合を減らす事が企業にとっては非常に重要です。
新規開拓コストを既存ユーザーに振り分け、浮気させないようにしたいですね。
(もうその商品・サービスを必要としなくなったお客様はしょうがありません。すばやく今までの感謝を申し上げ、他にお知り合いで当社の商品を必要としそうな会社・個人をご紹介いただくような行動をとりましょう)
また集中するにしても、自社の既存客の方々はどんな階層(購買判断基準)の方なのかは出来るだけ分析したいですよね。それによって行うマーケティング内容は変わってきますからね。
次にお客様の購買心理をひも解いてみましょう。
お客様には階層(購買判断基準)があると言われています。
①イノベーター(革新的購入者)「目新しさに飛びつく人」
②オピニオンリーダー(初期少数購入者)「従来の商品にはないベネフィットに着目し、自分で判断する人」
③アーリーマジョリティー(前期多数購入者)「慎重派ですが、まわりに後れを取りたくない人」
④レイトマジョリティー(後期多数購入者)「別名フォロワーズといい、周りが使い始めてから購入する人」
⑤ラガート(購入遅延者)「世の中の動きに関心が無く、商品自体の普及には目もくれない人」となります。
あなたはどこに属しますか?
私はアーリーマジョリティーかオピニオンリーダー(商品にもよりますね)だと思います。
アーリーマジョリティーの私は新製品が出てからしばらくして(1か月か2カ月)から買うと思います。
オピニオンリーダー的だと感じるのは、飲食店です。オープンしたての店は自分で確かめたいと思っています。
誰よりも最初に味わうことの優越感にひたりたいといった側面もありますかね。
さて、どのようにお客様の心理をとらえるか?これは非常に難しい問いですが、日々の情報収集の中でそれらを垣間見る事は可能です。
(イノベーターとラガートはわかりやすいので触れません)
例えばオピニオンリーダーは商品価値を全面に押し出す事(この商品を得た事でどんな良い未来が待っているか、どんな不利益が解消されるか)で購入決定します。
目新しいものが大好きですので、会員様限定であるとか、会員様先行案内などのご案内に飛びつきます。
こちら側でそういった工夫をする事でこのタイプか否か判定する事は可能です。
アーリーマジョリティーは、購入したお客様の声を知ったり聞いたり、店長おすすめなどの表示に弱いタイプです。誰かの推薦に購入を後押しされるタイプです。
レイトマジョリティーは商品・サービスが市場内に流通し出してから購入を決定するタイプです。ですからマーケットフォロワーズと呼ばれています。かなりの慎重派と言えます。
車の購入で言えば、新型の車が出ると発表があるとそれに飛びつくのが、イノベーター。カタログを吟味し満足して購入するのがオピニオンリーダー。
販売が開始された頃に購入し周りにおくれをとりたく無いのが、アーリーマジョリティー。
街中でその車が良く見かけられる様になってから購入するのがレイトマジョリティー。
ラガートはそういった市場の動きには全く動ぜず、自分のタイミングでようやっと購入を決定します。
CMにはこういった仕掛けが色々と仕組まれているんですね。
まずはイノベーターに働きかけ次にオピニオンリーダーとアーリーマジョリティーに訴える。
市場に商品が流通し始めるとレイトマジョリティーにも訴える事が出来ます。
マーケティングとは売れる仕組みを作る事です。
お客様を2つの視点から説明してきましたが、あまりこういった点は語られていないのが実際の現場です。
皆さんの会社では是非戦略的にとりいれてみて下さい。
競合他社の先を行く事が可能となります。
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
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「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣