こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。
少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。
彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。
高速経営のすすめ⑦~もはや製造業にあらず~
トヨタ自動車が徹底的にベンチマークしてきた企業をご存知でしょうか?
ドイツのフォルクスワーゲンです。
そして、特に次世代プラットフォームに対しては研究が進んでいるのです。
車を機能や部位ごとの部品の集まりである「モジュール」に分け、それらを柔軟に組み合わせて多様な車種を効率よく設計・製造することを目指すものです。
グループの年間販売台数が1000万台を超える両社にとって、開発・製造の効率化は経営の最重要テーマですが、モジュール戦略で先行したのがフォルクスワーゲンなどドイツ勢でした。
工場での「カイゼン活動」による品質競争で日本勢に敗れたドイツ勢が、戦いの土俵を変える為に選んだ起死回生を狙った策だったのです。
ドイツでは今、デジタル技術のさらなる進化によって、このコンセプトが自動車産業から他の産業へと広がりつつあります。
けん引役が、ドイツ最大の重電メーカー、シーメンスです。
シーメンスは自動車業界と一緒になってモジュール戦略を推進してきた黒子です。
蓄積してきたノウハウを他業界にどのように応用しているのか?
とても気になるところです。
アディダスのスピードファクトリーでの取り組みを見ていきましょう。
2018年の本格生産に向け、現在同工場で進めているのは、靴の製造工程のモジュール化です。
靴の構成要素を、ソール、ソールより上のアッパー、靴紐といった具合に細分化されています。
それぞれの構成要素をモジュールと位置づけ、CAD(コンピューターによる設計)ソフトなどを使って、デジタル空間で作りこんでいきます。
モジュールが出来上がると、それらを組み合わせて靴全体をデザインしていくのです。
ブロック玩具「レゴ」を、コンピューターが作り出す仮想空間で組み立てるような感覚と言えます。
モジュールをデジタル空間で組み立てるメリットは、開発の効率アップだけではなく、生産の柔軟性を高められる事にもあります。
アディダスは数年後をメドに、スピードファクトリーで、一人ひとりの顧客に合った衝撃吸収性を持つソールを開発する「マス・カスタマイゼーション」を計画しています。
それを実現するためには、顧客の要望に応じてソール部分やアッパー部分などそれぞれのモジュールを組み替え、デザインを変更できるようにしておくのが効率的と考えているからです。
その先には、製品のデザインだけではなく、製造ラインの構成コンピューター上でシュミレーションし、柔軟に組み替えられる生産体制を構築する構想もあるようです。
モジュールの組み合わせが決まった時点で、その情報が工場に送信され、生産に必要な製造装置が自動的に組み合わさって新たな生産ラインが出来上がるというものです。
こうした構想は、昨今、急速に注目を集めるようになりました。
「デジタルツイン」と呼ばれていて、デジタル空間の中で実際の製品や工場の双子を作るというコンセプトです。
(続く)
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。
少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。
彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。
高速経営のすすめ⑦~もはや製造業にあらず~
トヨタ自動車が徹底的にベンチマークしてきた企業をご存知でしょうか?
ドイツのフォルクスワーゲンです。
そして、特に次世代プラットフォームに対しては研究が進んでいるのです。
車を機能や部位ごとの部品の集まりである「モジュール」に分け、それらを柔軟に組み合わせて多様な車種を効率よく設計・製造することを目指すものです。
グループの年間販売台数が1000万台を超える両社にとって、開発・製造の効率化は経営の最重要テーマですが、モジュール戦略で先行したのがフォルクスワーゲンなどドイツ勢でした。
工場での「カイゼン活動」による品質競争で日本勢に敗れたドイツ勢が、戦いの土俵を変える為に選んだ起死回生を狙った策だったのです。
ドイツでは今、デジタル技術のさらなる進化によって、このコンセプトが自動車産業から他の産業へと広がりつつあります。
けん引役が、ドイツ最大の重電メーカー、シーメンスです。
シーメンスは自動車業界と一緒になってモジュール戦略を推進してきた黒子です。
蓄積してきたノウハウを他業界にどのように応用しているのか?
とても気になるところです。
アディダスのスピードファクトリーでの取り組みを見ていきましょう。
2018年の本格生産に向け、現在同工場で進めているのは、靴の製造工程のモジュール化です。
靴の構成要素を、ソール、ソールより上のアッパー、靴紐といった具合に細分化されています。
それぞれの構成要素をモジュールと位置づけ、CAD(コンピューターによる設計)ソフトなどを使って、デジタル空間で作りこんでいきます。
モジュールが出来上がると、それらを組み合わせて靴全体をデザインしていくのです。
ブロック玩具「レゴ」を、コンピューターが作り出す仮想空間で組み立てるような感覚と言えます。
モジュールをデジタル空間で組み立てるメリットは、開発の効率アップだけではなく、生産の柔軟性を高められる事にもあります。
アディダスは数年後をメドに、スピードファクトリーで、一人ひとりの顧客に合った衝撃吸収性を持つソールを開発する「マス・カスタマイゼーション」を計画しています。
それを実現するためには、顧客の要望に応じてソール部分やアッパー部分などそれぞれのモジュールを組み替え、デザインを変更できるようにしておくのが効率的と考えているからです。
その先には、製品のデザインだけではなく、製造ラインの構成コンピューター上でシュミレーションし、柔軟に組み替えられる生産体制を構築する構想もあるようです。
モジュールの組み合わせが決まった時点で、その情報が工場に送信され、生産に必要な製造装置が自動的に組み合わさって新たな生産ラインが出来上がるというものです。
こうした構想は、昨今、急速に注目を集めるようになりました。
「デジタルツイン」と呼ばれていて、デジタル空間の中で実際の製品や工場の双子を作るというコンセプトです。
(続く)
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
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