おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 516 「次世代の組織運営モデル!?④」 ~皆さんは何から始めましょうか?~

2020-03-12 09:03:03 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 516 「次世代の組織運営モデル!?④」 ~皆さんは何から始めましょうか?~


ここまでヤッホーブルーイングとカヤックの事例を見て来たように、ティール的な組織は大企業を中心に採用している階層別の組織とは対照的です。

大企業では、意思決定は上意下達で、社員はマーケティングや営業といった機能別に能力を発揮することを期待されています。

そこには、「自主経営」や「全体性」という観点はほとんどありません。

「存在目的」も希薄です。

最近でこそ「目的」をキーワードに創業理念を現代の文脈で再定義する動きが広がっています。

しかし、それは存在目的が日々の経営の中で曖昧になっていることへの危機感の裏返しと言えないでしょうか?

そこに、ティール組織が注目される理由があります。

バブル崩壊後、日本は低成長が続いており、従来型の組織に閉塞感が漂っています。

かつてのヤッホーブルーイングがそうであったように、売上が伸びていたとしても、どこか楽しくないといった肌感覚が残ります。

カヤックでは「利益だけを追求すると幸せになれないという人が増える中で、ティール組織は新しい組織の形として注目されているのだと思う」と言います。

大企業でも閉塞感を打破しようと、ティール的な要素を取り入れようという動きが出てきています。

「上から言われることを一生懸命やっているだけになっていないか」

2018年、日本航空(JAL)の植木会長(当時社長)は全社員に対して問題提起しました。

その真意を「経営破綻から再生する過程で多くのルールができ、縦割りの弊害も強くなった」と話しました。

そこで一昨年から、自律的な働き方を社員に促す為に新たな取り組みを始めました。

例えば、通常業務とは別に自身のアイデアを5人1組のチームで実現していける場を用意し、公募した100人に対して、半年で6日分の業務時間内で活動することを認めました。

子ども優先の搭乗ゲートのアイデアが一部の空港で実現するなど成果が出ていると言います。

安全第一の航空会社は、従業員の行動を厳しく管理する傾向にあります。

実際、整備部門から「勝手な発想をされたら困る」という意見もありましたが、それでも、JALが「自律」をキーワードに社員の意識改革に取り組むのは、既存業務をルーティンのようにこなすだけでは成長を望めないばかりか、社員もJALで働く意義を見いだせなくなるからです。

少子高齢化による人手不足が進み、戦後の経済発展を支えてきた産業構造が変化して、社員の自律性や創造性を高めて変化に対応しようとするのは自然の流れかもしれません。

ティール的な組織の3要素を既存の組織に生かす方法はどのようなものがあるのでしょうか?

「自主経営」

・雑談などを積極的に行い、心の壁を取り除く
・役職に応じてアクセスできる情報を無くす
・組織の透明性を高めるべき

「全体性」

・弱さを含めた自己開示

「存在目的」

・社会貢献などの指標を持つ

以上の事に取り組み、皆さんの職場でも、ティール的組織作りを活性化に役立ててはいかがでしょうか?



彩りプロジェクトでは、「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。


保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を40,000円(1h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

HP https://www.fuudokaikaku.com/

お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 



現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

・ここのところ、資金繰りが不安定だ

・よくわからないが売上げが減少している

・自社の状況を客観的に把握したい

・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい

・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

お気軽にご相談下さい。

当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

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マーケティング研究 他社事例 515 「次世代の組織運営モデル!?③」  ~面白法人カヤックの秘密~

2020-03-11 08:50:33 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 515 「次世代の組織運営モデル!?③」  ~面白法人カヤックの秘密~


ティール組織の3つ目の要素、「存在目的」とはどのようなものでしょうか?

多くの企業が掲げる経営理念とは何が違うのでしょうか?

それを探るために、創業時からティール的な事業運営を続け、上場も果たしたIT企業、面白法人カヤック(神奈川県鎌倉市)の秘密を追っていきたいと思います。

創業者でCEOの柳澤氏は1998年に学生時代の友人2人とともに同社を創業しました。

現在、ウエブコンテンツ制作から地方創生まで幅広い事業を手掛けています。

カヤックの経営理念は「つくる人を増やす」です。

存在目的は何かという点については、もう少し深い解釈が必要で、カヤックの場合、何かを主体的に作り出すことほど面白いことはないと考えているようです。

カヤックを創業したのも、面白く働くためでした。

ものをつくること自体が目的ではなく「面白く働く」ことを目的と捉えていて、人生を面白く生きる人を1人でも増やす為に組織を運営しているのです。

面白く働く仲間を増やす為の組織をどう作るか?

その答えはブレーンストーミング(ブレスト)にありました。

「面白い仕事は、活発なブレストからしか生まれない」

そのようなブレストを追求した結果が、ティール的な組織の形だったのです。

同社のブレストには作法があります。

出て来たアイデアは否定せず、質より量を重視します。

他の人のアイデアには「それ面白いね」と積極的に乗っかります。

会議でもアイデアが面白ければクラッカーを鳴らします。

何でも面白がり、誰がどんなアイデアを言っても受け入れ、その安心感が、さらなるアイデアを誘発していくのです。

柳澤CEOは「ブレストをやっていると、究極的には誰が出した案か分からなくなる」と話します。

そんなブレストでは肩書は重視されなくなりフラットな組織となりました。

それは社員制度にも表れています。

評価は完全にガラス張りです。

各自の目標は公表され、同じ職種に就く同僚全員が仕事ぶりを8段階で評価し合い点数を付けるのです。

その点数は、社長から平社員まで公表され、その点数によって給与額が決まります。

「完全に評価のプロセスがオープンなので、誰もが納得する」と言います。

大企業であれば、上司が部下の会社への貢献度を評価し、その内容を他人が見る事は出来ません。

賃金は人事が決めた賃金テーブルに従って決まっていきます。

カヤックはなぜそうしないのでしょうか?

それは給料は誰かが決めると、上下関係ができてしまうという事を敬遠したいがためのようです。

(続く)



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経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

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メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

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※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

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「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

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マーケティング研究 他社事例 514 「次世代の組織運営モデル!?②」 ~ヤッホーブルーイングの秘密~

2020-03-10 09:45:21 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 514 「次世代の組織運営モデル!?②」 ~ヤッホーブルーイングの秘密~


井出社長は「僕一人の意見よりも、社員10人が10個の意見を出した方が、質が高いに決まっている」と話します。

階層型の組織では、納得していなくても社長の意見に従ってしまいます。

しかし、組織をフラットにして議論すれば、時間がかかっても納得感は高まり「チームのメンバー一人ひとりが一生懸命になれる」と井出社長は言います。

ティール組織の3要素のうち「自主経営」が、このように社員が自発的に意見を言い、行動に移すというものです。

しかし、以前のヤッホーブルーイングはそうではありませんでした。

組織の雰囲気が悪化していた中でフラット化へとかじを切ったのでした。

1997年のよなよなエール発売以来、業績は順調に伸びていました。

しかし、ブームが一段落した2000年頃に減収へと反転し、社内は「犯人捜し」をするかのような陰口や悪口が横行し、結果、退職する社員が徐々に増えていきました。

2008年に井出氏が社長に就任する際には増収増益に好転はしていたものの、約20人の従業員は「指示しなければ動かず、仕事に消極的だった」と井出社長は言います。

毎日の朝礼でも「社員は誰も話さず、お通夜みたいだった」と言います。

『従業員が自ら動き、元気で明るい会社にしたい』

理想とする組織をつくるために、井出氏は藁をもつかむ思いで、ヤッホーが出店していたECモール「楽天市場」が主催するチームビルディングの研修プログラムに参加したのでした。

研修の大半は、チームのメンバーが協力し合って何を成し遂げるというものでした。

例えば、チーム10人全員が順番にクモの巣のように張られたロープを潜り抜けるというゲームの場合、制限時間は1時間以内で、全員が異なるルートを進まなければならないというルールがありました。

初めのうちは、とりあえず行動する人もいれば、綿密な作戦を立てる人もいてまとまりがありませんでしたが、時間が経つにつれメンバーが互いの個性を理解し始め、うまくゲームを攻略できるようになったのでした。

それから井出社長は組織のマネジメントのやり方を見直し、上意下達でなく、現場からの意見を尊重する形に変えたのでした。

それと並行して、楽天で学んだチームビルディング研修を自社にも導入したのでした。

井出社長は「研修を通じて、社員はチーム作りにはコミュニケーションが最も大切だと分かった」と話します。

その効果が、活気のある職場という形で表れているのです。

現在、ヤッホーブルーイングの従業員は約140人です。

「みんながお互いの性格をよく理解している。そうした影響で仕事の議論の質も高まる」と話します。

ヤッホーブルーイングはチームビルディングによって、一人ひとりの個性を受け入れるというティール組織の2つ目の要素「全体性」を高めたと言えるのではないでしょうか?

14年連続増収増益という業績が、その結果と言えるのでしょう。

(続く)


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マーケティング研究 他社事例 513 「次世代の組織運営モデル!?①」  ~注目のティール組織とは~

2020-03-09 10:52:57 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 513 「次世代の組織運営モデル!?①」  ~注目のティール組織とは~


フレデリック・ラルー氏が語る言葉一つ一つが注目に値します。

「組織は生命体。組織自身が何をしたいと思っているのか、耳を澄ませて」

フレデリック・ラルー氏は全世界で40万部以上の売上のうち、8万部が日本で売れている「ティール組織」の著者です。

ラルー氏が説明する組織の発達段階は以下の通りです。

『衝動型 力や恐怖による支配』(レッド色)

『順応型 階層構造に基づく組織』(アンバー色)

『達成型 機械的な組織(上場会社や銀行などの今日の組織マネジメントの基礎となっているもの)』(オレンジ色)

『多元型 家族的な組織(NPOや社会的ベンチャー)』(グリーン色)

『進化型 新しい世界観』(ティール色)

となっています。

ティールとは緑と青の中間色です。

ラルー氏によると、ティール組織は今日の世界で最も進化した組織形態というわけです。

なぜ、ティール組織が注目を集めているのでしょうか?

ティール組織には3つの特徴があります。

(1)自主経営
(階層構造がなくメンバー一人ひとりが自由に意思決定できる)

(2)全体性
(組織のメンバーに特定の能力だけを期待するのではなく、感情を含む個人の人間性全体を受け入れる)

(3)存在目的
(3~5年といった短期の事業計画ではなく、組織を生命体として捉え、目指す方向に身を任せる)

といった事だそうです。

しかし、これら3つを兼ね備えた純粋なティール組織は世界でもまだ少なく、国内にはほとんどないようです。

それでもこの3要素を個別に見ると、部分的でもティール的な組織運営を志向している企業は国内にもあります。

その1社が「よなよなエール」などのクラフトビールで知られるヤッホーブルーイング(長野県軽井沢)です。

社長の井出氏を筆頭に社員はそれぞれニックネームで呼び合います。

井出氏は「てんちょ」です。

事業運営は少人数のチームでの活動が基本です。

チームのリーダーはユニットディレクターという肩書を持ちますが、トップダウンで指示命令を出す存在ではありません。

業務に慣れていない人をフォローしたり、裏方として事務作業をすたりするのが役割です。

意思決定はあくまでもチーム内での議論を通じて図ります。

(続き)



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マーケティング研究 他社事例 512 「ウォーターフロント・トロント②」 ~グーグルに、たがをはめる!?~ 

2020-03-08 18:50:53 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 512 「ウォーターフロント・トロント②」 ~グーグルに、たがをはめる!?~


例えば、サイドウォークはセンサーを使って歩道を適切な温度に保つ考えです。

どのような天候であっても散歩ができるようにするといったものとも言えます。

同じくセンサーを用いて、自動運転車やバイクを可能な範囲で効率的かつ安全に運行させる信号機の開発も計画しているのです。

同社の取り組みはこれらにとどまりません。

暑さや寒さから人々を守る為の日よけを備えたカフェ(当然ここにもセンサーが使われます)や、ロボットがそこを通って集合住宅に品物を届けるための地下トンネルの設計も進んでいます。

地下トンネルの計画は筆者にはとりわけ魅力的に聞こえます。

マンハッタンでは配送料トラックが道路の大渋滞を引き起こしているからです。

むろん、こうした利便性を享受するには代償が伴います。

つまり、監視が強化されるのです。

加えて、サイドウォークが開発するスマートシティーに住むかどうかは、人々が自由な意思で決めることでしょう。

したがって、このスマートシティーの未来の住人は恐らく、プライバシーの提供というトレードオフを受け入れる選択を自らするわけです。

それでも問題となるのは、トロントの当局者が、このハイテク企業をコントロールできるかどうかとなります。

これは容易な事とは到底思えません。

都市設計の担当者はドッグパークの設計は熟知していても、データ管理についてはそれほどではないからです。

しかしながらウォーターフロント・トロント・グループは、サイドウォークの計画をなんとか縮小することに成功しました。

サイドウォークはプロジェクトを190エーカー(約77万㎡)の規模に拡大すべくロビー活動を展開していましたが、当初計画の12エーカーにとどめました。

サイドウォークはまた、プロジェクトに関わるすべての知的財産権を共有することが求められています。

最も重要なのは、サイドウォークがデータのガバナンス(統制)を諦めることに同意したことです。

サイドウォークのキールサナ・ラング氏は「トロントのウォーターフロント計画が先頭に立って、データの収集と使用に関しかつてない透明性と公的な監視を提供する」と語っています。

同氏によればデータは「カナダの法律にのっとって」運用されるという事です。

こうした対策により、プロジェクトはより幅広い人々に受け入れられるようになるでしょうか?

デジタル技術がもたらす利便性は、プライバシーを提供するコストに見合うものでしょうか?

これらの問いに答えを出すのは時期尚早であると言えます。

しかしトロントを舞台とする戦いは、今後、より興味深いものになることでしょう。

ハイテク企業に対する反発が渦巻く中、この未来都市の開発者たちが都市の住環境を改善するのです。

しかもこれまでにないアイデアを次々と生み出しているからです。

これからもこのトロント地区がどのように変化していくのか?大注目です。



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