先日は富山県農業系の高校生の修学旅行受入れを行いました。
都市農業についての情報や資料はJA東京中央会のご協力をいただきパワーポイントを制作。その流れで我が家の農業についてのお話をさせていただきました。資料を見ながら「東京の農地は1年間に約100ヘクタールずつ減っています。100ヘクタールは東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを合わせた面積と同じです」・・・・ひえー・・・驚きです!私自身も知らず都市農地の危機を訴えていかねばっ!と。
そして、東京の数ある農家の中から我が家に来てくれたのでまず「日野市」という東京都の真ん中あたりに位置する場所であることや雑木林のある里山の風景と農地と田んぼがある農家は少ない事を伝えました。(東京都の耕地面積のうち水田は3.4% 平成27年)実際23区では住宅地に囲まれて農業をしている農家がほとんどかもしれませんが、見ないとわからないよね。
説明の後は我が家の米粉を使って「お団子」作りをしました。小麦粉の代用品として米粉は注目されていますがどちらかと言えばパンやお菓子の洋風加工です。お団子や大福など米粉も和菓子として手作りして多く消費するきっかけになればと。お湯を入れてこねて形成して、茹でて。簡単に出来る事と市販品には無い歯ごたえや香りにも気が付いてもらえたかなと思います。
また彼らの話を聞くと非農家の学生がほとんどという事にびっくりしました。地方は大規模農地が増え農業法人が営農したりするから小さな農家が吸収されてしまうのでしょうか。逆に都市の農家・農地こそ昔ながらの家族経営の小さな農家であり日本の農業の姿なのかもと思いました。都市農家は少ない農地をいかに効率よく耕作して工夫して収益を上げる事を模索しています。また次世代へ残すために税制面でも優遇され「都市農業振興基本法…都市農地は都市にあるべきもの」と位置づけられています。そして消費者に新鮮で安全安心な農作物を供給し環境保全・景観形成・健康増進・防災機能・教育機能・生物多様性保全の機能・レクリエーション機能・農業生産機能があげられます。今や農業がしやすいのは地方でなく都市部なのかもしれません。
少しの時間でしたが高校生たちが大人になった時に思い出してもらえるような場所や出来事・出会いであったなら幸いです。
このところ企業の農業への理解や取り組みの一環として我が家を訪れていただく機会が増えております。私自身農業歴も20年となりました。農家の跡取り娘も父が他界して農地を仕切るようになり多少なり自信や確信をもって発言も出来るようになってきました。父や祖父が静かに願っていたように私も先祖代々の農地を守りたい・次世代へこの環境を引き継ぎたいと思っていますが気持ちだけではどうにもならないことではあります。只今はあまり先の事を考え負担にならないように、自分ができる石坂家がしてきた持続可能な農業をしていきたいと思っております。
都市農業についての情報や資料はJA東京中央会のご協力をいただきパワーポイントを制作。その流れで我が家の農業についてのお話をさせていただきました。資料を見ながら「東京の農地は1年間に約100ヘクタールずつ減っています。100ヘクタールは東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを合わせた面積と同じです」・・・・ひえー・・・驚きです!私自身も知らず都市農地の危機を訴えていかねばっ!と。
そして、東京の数ある農家の中から我が家に来てくれたのでまず「日野市」という東京都の真ん中あたりに位置する場所であることや雑木林のある里山の風景と農地と田んぼがある農家は少ない事を伝えました。(東京都の耕地面積のうち水田は3.4% 平成27年)実際23区では住宅地に囲まれて農業をしている農家がほとんどかもしれませんが、見ないとわからないよね。
説明の後は我が家の米粉を使って「お団子」作りをしました。小麦粉の代用品として米粉は注目されていますがどちらかと言えばパンやお菓子の洋風加工です。お団子や大福など米粉も和菓子として手作りして多く消費するきっかけになればと。お湯を入れてこねて形成して、茹でて。簡単に出来る事と市販品には無い歯ごたえや香りにも気が付いてもらえたかなと思います。
また彼らの話を聞くと非農家の学生がほとんどという事にびっくりしました。地方は大規模農地が増え農業法人が営農したりするから小さな農家が吸収されてしまうのでしょうか。逆に都市の農家・農地こそ昔ながらの家族経営の小さな農家であり日本の農業の姿なのかもと思いました。都市農家は少ない農地をいかに効率よく耕作して工夫して収益を上げる事を模索しています。また次世代へ残すために税制面でも優遇され「都市農業振興基本法…都市農地は都市にあるべきもの」と位置づけられています。そして消費者に新鮮で安全安心な農作物を供給し環境保全・景観形成・健康増進・防災機能・教育機能・生物多様性保全の機能・レクリエーション機能・農業生産機能があげられます。今や農業がしやすいのは地方でなく都市部なのかもしれません。
少しの時間でしたが高校生たちが大人になった時に思い出してもらえるような場所や出来事・出会いであったなら幸いです。
このところ企業の農業への理解や取り組みの一環として我が家を訪れていただく機会が増えております。私自身農業歴も20年となりました。農家の跡取り娘も父が他界して農地を仕切るようになり多少なり自信や確信をもって発言も出来るようになってきました。父や祖父が静かに願っていたように私も先祖代々の農地を守りたい・次世代へこの環境を引き継ぎたいと思っていますが気持ちだけではどうにもならないことではあります。只今はあまり先の事を考え負担にならないように、自分ができる石坂家がしてきた持続可能な農業をしていきたいと思っております。
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