鎌倉時代後期に記された「徒然草」は教科書に取り上げられるほど有名ですが、当時の日本の世相と日本人の考え方は一言でいうと『無常観』から成り立っていました。ずっと変わらずに存在するものはなく、どんなに栄えているものもいつかは滅びるという意識が根底にある時代の作品です。
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つれづれなるままに、日暮らし、硯すずりにむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
現在の中学教科書では作者を「吉田兼好」ではなく「兼好法師」とされていますが、これは吉田兼好が後年出家したことによります。尚、彼の本名は「卜部兼好」だそうです。
ブログは随筆ではないので、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き綴りはしませんが、そういう気持ちも持っておくことは悪くないと思います。
そんなところですかね? 特にそれがどうということはありませんが(苦笑)
よろしくお願いします。
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