上門のセレッソ大阪への移籍が発表されました。既定路線であったとはいえ、急展開で残留という可能性もあったので、若干の気落ちはあります。只、これはJ2クラブの宿命であり、選手を抜かれたくなければJ1に昇格するしかないのです。そして、努力で個人昇格を掴んだ上門には祝福の気持ちをもって送り出したいと思います。
「すごく悩みました」今季J2で13ゴールの岡山MF上門知樹がC大阪へ完全移籍
※以下、引用です。
セレッソ大阪は23日、ファジアーノ岡山のMF上門知樹(24)が完全移籍で加入することを発表した。
上門は沖縄県出身で、与勝高から2016年にFC琉球へと入団。当時J3に在籍していた琉球では1年目から出番を掴む。
琉球には2019年まで4シーズン在籍。J3で通算39試合2得点を記録すると、2019年には初挑戦のJ2で38試合14得点を記録。2020年に岡山へ完全移籍した。
岡山では2シーズンプレーし、J2通算83試合20得点を記録。今シーズンは41試合で13点とチームの3分の1の得点を生み出していた。
上門は初のJ1挑戦となるC大阪への移籍についてコメントしている。
◆セレッソ大阪
「ファジアーノ岡山から移籍してきました上門 知樹(うえじょう さとき)です。J1の舞台は初挑戦となりますが、セレッソ大阪の力になれるように日々努力します。セレッソ大阪のサポーターの皆さんの前でプレーするのが楽しみです!よろしくお願いします」
◆ファジアーノ岡山
「このたび、セレッソ大阪に移籍することになりました。ファジアーノ岡山をJ1に上げられず悔しい思いもある中で、正直に話すと、この移籍に関してはすごく悩みました。それでも僕のこの決断に対してファジアーノ岡山の温かいサポーターの皆さんなら後押ししてくれると思い、移籍を決断いたしました」
「2年間、ファジアーノ岡山の一員としてプレーできたことは誇りです。その誇りを胸に、強い覚悟を持って行ってきます!本当に2年間ありがとうございました!」
主戦場は左サイドハーフですが、今季は2トップの一角として得点を量産しました。特に、石毛とミッチェル・デュークが加わったシーズン後半からは無双状態でゴールを量産しました。石毛のパス技術と相手DFを引き付けてくれるデュークのお陰も大きかったのですが、独特の得点感覚を持つ上門の天性の素質が開花したシーズンだったと言えます。必殺のミドルシュートは多くのチームから警戒されていたのですが、それ以外にも様々な場面で違うシュートを放つFWのセンスが磨かれたと言えるシーズンでした。
上門知樹のJ1での飛躍を楽しみに見守りたいと思います。移籍金をクラブら残してくれたことにも感謝しないといけませんね。
また、今日は副主将の喜山の契約更新が発表されました。ボランチ陣の再編成が求められる来季もその中心は喜山になるでしょうから、引き続きチームを支えてほしいと思います。
京都サンガF.C.からのオファーを受けている井上の動向も気になるところですが、それらを含めても、来季のファジアーノ岡山がどのような戦力を整えて戦うのかに注視しながらオフを過ごして行きましょう。
尚、明日は津山で開催される岡山リベッツの琉球アスティーダ戦に参戦する予定です。
現地に行かれる方はよろしくお願いいたします。
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