Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

はじめての東北珍道中~③十和田はアーティスティック

2020-09-05 | 旅のあれこれ

東北旅行2日目。観光客もまばらな静かな十和田湖をチラリとかすめ。

十和田市現代美術館へ。青森って現代アートに力を入れているんですって。

現代アートというのは難解というか・・・凡人には理解不能のセンスの芸術作品が多いので、それなりに覚悟して訪れました。
屋外にどぉ~んと無造作に設置された派手なお馬さん。その名もフラワーホース。

向かいの公園には、水玉女王 草間彌生のかぼちゃ。集合体恐怖症のワタシは草間彌生は苦手です。

館内に入っていきなりド肝を抜かれるのが、これ!!。
スタンディングウーマン。全長4メートルのおばあさん、デカイデカイ。誰もが『わっ!!』って声上げること間違いなし。

これが驚くほど精巧にできています。ズームインしてみるとわかる、この再現力。髪の生え際、肌のしみや皺の感覚。目元の感じ。生きているようです。

常設展示なので、このおばあちゃん、いつでもここにいらっしゃいます。
『スタンディングウーマン』という名にたがわず、東日本大震災でも倒れず立っていたそうです。すごっ。
その他の作品は、う~んやっぱりようわからんねぇ。

十和田に来たら食べるぞ!!と心に決めていたB級グルメグランプリ 十和田バラ焼きのお店 『バラ焼き大衆食堂 司』
ではでは、バラ焼き完成までの3変化。

牛バラ肉と玉ねぎを、専用の鍋で焼くだけ。特製タレがポイント。
白いご飯にゼッタイあうやつ。ハフハフ言いながら、完食しました。

お店のスタッフさんが、お客さんを見送りながら、なにか声掛けしてるんですが・・・これがどうも聞き取れない。
青森弁かなにかで『ありがとう』とでも言ってるかなぁ~と、思っていたら・・・・オットが翻訳してくれました。
『ラヴィァンローズ。バラ色の人生を』でした。意外過ぎて、わからんわ。

ど・ど・どういうこと????と思っていたら、バラ焼きのバラにかけてか、お店のトレードマークが薔薇。これです↓ B級グルメにアンマッチな絵柄に、お声かけ。なかなか洒落が効いている。オットもワタシもこのフレーズがえらく気に入ったので、東北珍道中のあいだ、喧嘩になりそうな時は『ラヴィアンローズ。バラ色の人生を』と言い合って、たいていのことは笑って済ませることができました。


はじめての東北珍道中~②遭難危機からの生還

2020-09-03 | 旅のあれこれ

5か月お休みしていた(もうやめようと思っていた・・・)ブログをひっそりリスタートしたら、思いがけず、再開待ってましたよという趣旨の温かいコメントをいただき、こんな名もなき駄ブログのことを気にかけてくださる方がいたなんて!!!と素でビックリしたitatchiです。
ありがとうございます。

この夏、旅行にいくなら、今の日本で最も安全な東北しかないっしょ!!と、青森空港から八甲田山越えで、星野リゾート奥入瀬渓流ホテルを一路めざしました。
運転はワタシです←オットは高速道路で交通事故に遭って以来、信号の無い道路は運転できないというとややこしくて&めんどくさいトラウマあり。
東北の山道は、そりゃあ信号は無いですよ!!
でも、高速道路とはゼンゼン違うでしょ!!と声を大にして言いたい・・・・とにかく運転はワタシ。

信号も無いけど、街灯も1本も無いという真っ暗な八甲田山の山中を、延々とクネクネ。対向車無し、前方にも後方にも車無し。
土地勘がまったくないので、ナビだけがたよりですが、1本道を行くだけだからか『5キロ以上道なりです』と宣言したまま、ずっ~と、ずっ~と無言。すごく不安になりました。
ナビは気まぐれにでも、しゃべってくれる方がありがたいことに気づく。

秘湯で名高い酸ガ湯温泉を過ぎたあたりで、ポツポツと雨。
・・・とおもった途端、一瞬にして霧が立ち込め。
これが今までに経験したことのない濃霧。信じられないくらい白くて分厚い霧。ライトをハイビームにしても1メートル先が見えないくらい。
こんな濃霧の中をカーブだらけの山道をクネクネと下っていくこと数10キロ。
オットがフロントガラスに顔をへばりつけて『次は右カーブ』『今度は左』『アッ!!右・右』とか人間ナビ状態。

立ち込める濃霧の中で、に、他の車一台通らない天涯孤独感ときたら・・・・マジで死ぬかと思いました。
明治時代に雪中訓練していた陸軍が100名以上の大量遭難を起こした事件が頭をよぎる。他人ごとではない・・・・

やがてオットが『もうこれ以上はダメだ。JAF呼ぼう』『もう車止めて』と謎の絶叫。
JAFは故障なら来てくれるけど、迷子では来ないでしょ。
待ってる間に、もっともっと遅くなるし、だいいち携帯圏外だから、呼ぼうにも呼べないんだけど・・・

というような夫婦間バトルを繰り広げながらも、前に進むしかないと運転し続けました←大事なとこなのでもう一度言います、運転はワタシ。

ようやくめざすホテルが見えたときの無上の喜びときたら。ものすごい達成感。生きてたぞぉーーーって叫びたかった。
オットは珍しくワタシを激賞。『すごいよ、すごい。あの霧の中、よう運転してここまできたよ』オットに運転任せたら、八甲田山中で野宿するとこだったわ。

星野リゾート奥入瀬渓流ホテルのロビー。岡本太郎の作品だとか・・・

翌朝の早朝トレッキングでは、自然のすばらしさに、昨夜の疲れも吹っ飛びました。
奥入瀬渓流のすばらしさは、ワタシの駄文の説明不要。写真でどうぞ。


その後は、ロビーでのコーヒーモーニング。
紙カップのフリードリンクですが、それでも格別でした。

朝食後は、オープンエアのバスに乗って、十和田湖まで渓流沿いを90分かけて往復。

                              (星野リゾート公式サイトから)

次は目的があって十和田市に向かいます。


初めての東北珍道中~①青森到着編

2020-09-01 | 旅のあれこれ

11年間続けてきた旧ブログ(「日々これバタバタ」)をひょこっと止めることにしたのですが・・・・芸能人でもなく、有名ブロガーでもない市井の一市民が「お休みします」と宣言するのもおこがましいだろうと、そのまま放置しておりましたが・・・・。

 

思いついたことをツラツラ書くのは、やっぱりブログが最適ですね。

Facebookはメンが割れてる相手への公開なんで、めったに本音は吐露できないし、写真が命のInstagramは、写真下手のおばちゃんには向いてない。

 

ひっそりとブログを再開しようと・・・・よりひっそりと、ブログタイトルも変えました。

いままでブログには楽しいこと、うれしいことだけを書いてきたつもりなので、そこは変わらず。毒は吐いても弱音と愚痴は吐かないようにするのは、以前と同じに。
ブログを書かない毎日がわりと快適(笑)だったので、頻度はのんびりと。

 

ブログをまた書いてみようと思ったのは、オットと2人で東北旅行に行ったからという単純なことからですが、東北の旅が素晴らしかったので、珍道中を残したくなりました。

 

さてさてこの珍道中、出発前からつまずきました。

このご時世ですから、搭乗予約が少なかったのでしょう。予定していた便がフライトキャンセルになり・・・・・・・青森ついたのは午後5時でした。

広島空港も乗り継ぎの羽田空港も人がまばら。飛行機もビビりそうなくらいの小型飛行機で。

いつものボーイング747どこ行ったぁ~ーーーーー????

 

機内もガラガラです。CAさんもマスクにゴーグルの完全防備。
感染対策って、美人には損ですね。せっかくの美貌の持ち腐れは、もったいない。

意識高いこの方たちは、マスクに隠れる口元にもキッチリとメイクされているに違いない(ここ数か月、口紅未使用女のつぶやき)

 

森空港でレンタカーを借り、いざ初日のお宿 星野リゾート奥入瀬渓流ホテルをめざします。

人気のホテルですが、さすがにこの時期なのでスルリと予約取れました。

レンタカー店のスタッフさんから『有料道路不要。一般道で1時間半もあれば、スイスイと着きます』と教えられ、八甲田山を越える山道を選択しました。
八甲田山って聞くと、映画化もされたこれ↓ 明治時代の大遭難事件がチラリと頭をよぎるけど・・・・




まっ、いまは令和の時代だし、夏だし・・・って、深くは考えませんでした。

これから起こる悲劇を想像することもなく・・・・東北の道は、ほとんど信号が無いので、快調にとばしていたところ・・・・・次回に続く。


めったに行けない静岡の旅③~駿河もつ鍋も初めて食べました

2020-02-28 | 旅のあれこれ

広島ブログ

静岡旅行2泊3日の初日の夜は、「駿河もつ鍋 おかだ」
翌日に結婚式を控えた新郎新婦が、はるばる広島から結婚式においでいただいたので、感謝の気持ちをこめて主催してくれたのです。
広島からの招待客、総勢25人。それだけの人数を
新郎新婦がごちそうしてくれる結婚式の前夜祭なんて前代未聞。
情の篤いK子ちゃんのDNAを受け継いでいる息子くんらしい(涙)

静岡名物 桜エビのサラダ。

静岡は漁港も多く、そのぶんお刺身も新鮮。

静岡名物 黒はんぺん。
黒はんぺんは鰯などの青魚とその内臓を材料にしているものだそう。魚の風味が濃くて、素朴な味わい。

お店の名物 駿河もつ鍋。
よく知るもつ鍋はキャベツ、ニラ位でシンプルなラインナップですが、駿河もつ鍋は、坦々鍋に似ている。
味はぴり辛。具だくさん。レンコン、里芋の根菜も。なべ底を掘っても掘っても、具材がつきません。なにがはいってるんだかわからないところは闇鍋レベル。

まぐろ水揚げ漁港のある静岡らしく、まぐろしゃぶしゃぶもありました。
こちらはさっぱりポン酢で。レアのまぐろ。


最後の〆は駿河もつ鍋に中華麺投入。濃いぴり辛スープに麺があうったら。
普段ラーメン類は食べないワタシでも、おかわり3杯しましたWWWW


初体験の駿河もつ鍋。あったまるし、食べ応えあるしおいしい。
調理方法も、そんなに難しくないはず。これはぜひ自宅でも再現してみよう。再現出来るか否かは置いといて。


やっぱり旅は、今まで知らなかった食に出会わせてくれるから、出かけてみるもんですね。

広島ブログ


めったに行けない静岡の旅②~絶景のはずが・・・

2020-02-27 | 旅のあれこれ

広島ブログ

3連休の初日は、全国的に雨模様だったのでしょうか??
とりあえず静岡は豪雨。ものすごい雨の中、静岡の名所として、いろんな人におすすめされていた「三保の松原」へ。

長く美しい松林の向こうに駿河湾と富士山が見える・・・・はずが
ゼンゼンッ見えません(爆)

悪天候ではありましたが、瀬戸内海沿岸の住民は、水平線を見る機会が無いので、この太平洋の向こうに見える黒い影はオーストラリアかも・・・なんて考えたりして。

三保の松原の一番の名所、天女の羽衣に似た「羽衣の松」たしかに、松の枝が縦ではなく横に向かって伸びてる!!

雨がひどくて近くのカフェに逃げこみましたが・・・・このカフェがよかった。
抹茶ラテが3D仕様で現れました。
さすがお茶処静岡。お抹茶美味しいし、クリームは静岡の牧場のものだそうです。

ぜひリピしたいのですが・・・・生きている間に静岡にまた来るかどうか・・・・わかんないし。
第一、このカフェの店名がわからないという(爆)

広島ブログ


ランキング参加中です。ポチッとね

広島ブログ