Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

ウナギが好きだったので@旬亭に紫川

2020-09-30 | そとごはん

結婚して何10年もたってから初めて知る事実(ただしかなり小さい)オットがウナギが好きだということ。

えぇぇーーーー????知らんかった、早く言ってよぉ~。

じゃ今度食べに行こうよ、ということになったものの、ウナギというのはだいたいお高いと相場は決まっているので、外で気軽にうなぎを食べるというものでもない。

 

そこで友達が女将をしている「旬亭に紫川」さんへ。某有名店より断然お安く安佐南価格。お味はokamiの保証付き。
自宅からは遠いので、ずっと行く行く詐欺を続けてきたけど、実家の父の誕生日のお祝いがてら、広島市の東の果てから安佐南区のお店まで。

 

「旬亭 に紫川」のホームページを見ていただくと、お店のコンセプトが赤裸々に記されてます。

「旬亭 に紫川」が得意なこと。なんといっても刺身ですって。
ホームページまんまですが、オーナー自ら市場に足を運び、自分の目で選んで捌いた刺身。うん!!さすがです。お魚が甘い。


オットが早速、注文したウナギのかば焼き。皮がぱりぱりで身はふっくら。スーパーで買うかば焼きとは別の食べ物。

 

その店の料理人の腕がわかるのが出汁巻きや煮物じゃないでしょうか←とokamiがホームページに書いているので。
鯛のアラ焚き。ホジホジと身をほじくり出すのが醍醐味なんですよね。
白身と醤油・砂糖の最強タッグを堪能しました。鯛の唇、けっこう分厚い。

ホームページで「なにげに得意」と書かれている揚げ物。なにげにって(笑)

その揚げ物、行っときましょう。イチジクの天ぷら。甘くてねっとり。これを塩で食す不思議な味わい。

ついにオット念願の鰻丼。
オットも父もほおばる、ほおばる。いつもは小食の父の食べっぷりにびっくり。一人暮らしが続いていから、誰かと食べるご飯は余計においしいんだろうな。

最後にオーナーがサービスで出してくださったデザート。いちじくと桃のコンポートにほの甘いソースがかかっていて、これめちゃおいしいんですけど。
ホームページでは「に紫川」の不得意なこととして、デザート苦手です、期待しないでくださいと堂々と明記してあります。

okamiが
あんまりはっきりスイーツ苦手って宣言したもんだから、オーナーの料理人魂に火が付いたんじゃないかな。
やれば出来るというプロ根性を見せつけられました。


もう満腹と言っていた87才の父がこのデザート2皿食べました。

ぬぁんと!!この日はokamiのお誕生日間近で、常連さんたちにハピバソングを歌ってもらって、ケーキもプレゼントされていたようです。

にぎやかだなとは感じたけど、誕生日だなんて夢にも思わず、完全にスルーした友達甲斐の無い女はワタシです。

あとでその時の様子をokamiのSNSを
読んで「え??その日、ワタシ居合わせたような・・・』と、数日後に気づくという鈍感ぶり。

そこは気づいて、手ぶらだけど「おめでとう」の一言くらいは言うべきだった。
okamiのTwitterで「ハピパソング完全スルーのイタッチ」って#つけられてました。

 

友達価格でとてもサービスしていただいたようで、ホントにごちそうさまでした。
全ての料理を一人で作り上げるオーナーの手際の良さと、たしかなお味。okamiの客あしらいのうまさといい、ホントに良いお店なので、安佐南区民のかた、どうぞご贔屓に。
ワタシごときが言わなくても、繁盛してらっしゃいますが。


キャンプのあとで~おとなびな瀬戸内の島へ

2020-09-28 | 旅のあれこれ

大崎上島にてアウトドア達人のご指導の下、ものすごく快適なキャンプを過ごして、さていよいよキャンプのメインイベントである撤収です。

キャンプとは設営に始まり、撤収に終わるといっても過言ではない。達人をもってしてもすべて撤収しおわるまでに2時間かかりました。
 

なにかお手伝いをしなくては!!という気持ちだけはあるので、あつちウロウロこっちウロウロしたものの・・・・

テントの支柱を折りたたむという作業ひとつとっても、漫然とやっちゃあいけないんだわ。

支柱の端からではなく、真ん中から折りたたんでいかなければ、支柱の中のゴムが伸びて劣化するんだって(驚)

ふむふむ、なるほどねぇ~とわかったふうを装ってうなずくものの、本当はわかっていない文系脳なもので、ほとんどお手伝いらしいことはできないままに、キャンプ場をあとにしました。


向かった先は、島の高台にあるホテル清風館。瀬戸内海を一望できる露天風呂につかり、出てくることばは「はぁ~極楽 極楽」

日帰り入浴を済ませたあとは、再びフェリーに乗船し、大崎下島へ。
この島には古い町並みが残る御手洗という地区があります。この御手洗を散策することに。


 御手洗はJRの旅企画「おとなび」のCMで伊藤蘭ちゃんが訪れた場所。
キャンディーズ時代から40年以上伊藤蘭ちゃんの大ファンのオットは俄然色めき立って。

ここ蘭ちゃんも歩いたんかね!!!と興奮気味。思いがけずオットの聖地巡礼が出来たみたいです。


高台の公園から見下ろす瀬戸内海の穏やかさ。
白い灯台や、沖合に浮かぶ船の姿、フェリーから見上げる橋げた、入り組んだ路地や昔の遊郭の跡など、こういう非日常の景色が同じ広島県の風景かと、驚きでした。


ずいぶん長いこと広島県に住んでいるのに、ここにはワタシの知らなかったたたずまいがありました。
新幹線や飛行機使って遠方に行かなくても、旅気分にひたれるなんて、もっと地元をあちこち訪れてみなくちゃ!!

さて、すっかりキャンプの魅力に目覚めた不器用インドア派のワタシ達ですが「テント買う???」「設営できるかな???」「マイテント買って練習する???」みたいなことを、あれ以来夫婦でコソコソ話しあってます。
2人暮らしなんだから、コソコソ話す必要はないのでは???というごもっともなご意見もあろうかと。


人生初キャンプ~インドア派の本格アウトドア

2020-09-25 | 旅のあれこれ

おひとりさま映画やソロ鑑賞とかヘーキなので、アクティブに見られがちですがインドア派です。

屋外BBQなどは嗜みますが、それはアウトドアというより食イベントみたいなもので。

そんなワタシがこの年になっての初キャンプ。それもいきなりのテント泊。

角打ち(酒屋店内での立ち飲み)で袖触れ合うのも他生の縁ということで、いつのまにやらお仲間になった方たち総勢7名で。

そのうちキャンプ未経験者4名という、経験者におんぶにだっこ的な展開は予想できましたが・・・・にしても、キャンプ達人の凄腕感が半端なかったです。

普通乗用車から出てくるわ、出てくるわのキャンプツールの数々。
どうやって収納したん???なんでこんなのまであるの????といちいち驚く素人集団。

ターフテント重装備に加え、コンロ、焚火台、キッチンツール一式、食器洗い用スポンジなんてこまごましたものも必要なんですね。

ワタシもオットも不器用なことには自覚しておりますが・・・要は構造や論理を解析しないまま手を出すからこんがらがるのだと、テントの組み立てを見ながら確信しました。

なにか手伝おう、役にたとうという心意気だけはあるのですが、テントを固定するロープに引っかかって転倒することしかできなかったitatchi夫婦です。

ビギナーな上に不器用が重なると、これがもういわゆる足手まとい、邪魔にしかならないという。

調理は分担して。ダッチオープンで柔らかく煮込まれたスペアリブのコーラ煮。コーラとマーマーレドと醤油で味つけだそう。

スキレットでカリカリになるまで炒めたジャコを使った豆腐サラダや、鶏もも肉ソテー。キャンプ達人は、この鍋つかみさえお持ち込み(驚)


ワタシが作ったのはミネストローネ。トマト水煮缶詰に頼ったシンプル調理。一応、フェンネルやローリエいれてみました。

オットは当初、パエリアを作ると宣言して、早速パエリア鍋を買いに行きました。

とはいえ料理初心者のオット、直前になって「パエリア止めた。危険すぎる」ということで変更したメニューはB級グルメグランプリの「十和田バラ焼」

先月の東北旅行で十和田バラ焼専門店で購入したラ焼のタレがあるので、お味の保証バッチリ。

そして玉ねぎと牛バラをそのタレに漬け込んで炒めるだけという失敗しようのないメニューに変更していました。

それを「東北の味だよ」「君たちを十和田へ連れてってあげる」とさんざん、自慢してましたが‥‥全てはお土産のタレのチカラです。


海辺のキャンプでは、海に沈むサンセットの美しいこと。


そしてキャンプといえば焚火。

焚火というのは、人を引き寄せるというか。黙ってずつと見ていることが出来ます。なぜか焚火の炎は癒されます。

そして翌朝は、早朝5時台にガシャンガシャンと派手にものを倒す音を立てるオットの所業(インドアでもアウトドアでも行動が同じ)で、各々のテントからゴソゴソと這い出すメンバーたち。

豆をミルで挽くことから始める自然の中のモーニングコーヒー。

キャンプ達人てすごいよね。
この
1杯のために、真空パックしたコーヒー豆、ミル、ドリップ用ケトル、コーヒーサーバー、ペーパーフィルターと完ぺきな一式を、わざわざ持ってくるんだから。
ワタシならドリップパックを人数分持ってきて、ハイ終わり!!ってやるとこです。

自然の中でもこだわりを持つ、自然の中だからさらにおいしくするための努力をするという、キャンプ達人と素人では、その心構えが違います。

キャンプは人生の勉強になるなあ。


地図が読めない3人で@Bottega del 29

2020-09-24 | そとごはん

このコロナ禍の中で、新規オープンする飲食店はすごい。
特に一定以上のお値段のお店なら、なおさら。腕に覚えがないとこのご時世、なかなかの勇気がいることじゃないかな。

「Bottega del 29」は、イタリアの2ツ星で修業されたシェフとのことで、7月のオープン以来、訪問のチャンスをうかがっていました。
こういうお店はやはり女性同士でないとね。それも味覚や経済観念が同じ方向性の人とでないと・・・・
「地図が読めない3人娘(娘って言うな???)」を自称しているtkakakoさんとくりちゃんと。
3人でドライブに出かけたらナビの指示通りに走ってもなぜか毎回迷うトリオ。

コースは8500円なのでちょっと初訪問には冒険過ぎるかな。ワタシ達の経済観念はその程度。アラカルトでいただくことに。

砂肝のコンフィ。砂肝がやわらか~い。

なんとかというチーズの焼いたの。ひとくちサイズなのでペロリ。

季節の魚のカルパッチョ。今日の魚はカツオ。
タタキだけがカツオじゃないよ!!!って教えてもらってる気がしました。戻り鰹の旨味がぎゅっと詰まってました。

幾多のSNSで絶賛されていたパスタ カチョペペ。
カチョ(チーズ)とペペ(ペッパー)だけの超シンプルなパスタは、シンプルなだけに難しいんだろうな。
これは塩加減、茹で加減が絶妙でないと。引き算の美学みたいな料理。

お肉自慢のお店なのにお肉食べずに、内臓系をチョイス。このトリッパのトマト煮込みが、この日の一番でした。
「うちのオリジナルのトマト煮込みです」って説明があったので、どれどれ???
ひとくち食べて柑橘の風味に・・・・これはオレンジ????
トリッパにオレンジとは、素人では出てこないアイデアですね。柑橘の爽快な香りがプンと立つ不思議な組み合わせでした。
美しいマダムの胸に輝く金の葡萄のバッチ。ソムリエールさんのようです。
フラスコみたいなガラス器具が出てきましたよ。空気攪拌用???
器具の用途と名前を知っていたのはtakako姉さんだけ。後の2人は「ほほぉ~???」しか言えない。

女性同士なら、違う種類を頼んでシェアするのがお約束。なのに1種類しか写真撮ってないんだけど・・・
これはチーズケーキ。スフレでもレアでもない不思議なフワフワ食感。

デートや記念日向けのおしゃれなお店なので、ワタシが次行くとしてても、オットと一緒に行くことは無さそうですが・・・
でも、隣の席には3人のサラリーマンらしき中年以上エイジがお食事されてました。
男性同士でこういうお店をチョイスって、なかなか珍しいけど、「これ美味しいですね」と言い合う姿はほほえましかったです。


かしまし娘の中に@大衆食い処 淀市

2020-09-22 | そとごはん

ワタシが勝手にホームと呼ぶ「大衆食い処 淀市」ですが・・・・常連と自称するには訪問回数が少ないながら、初回訪問時に、店内で貧血で倒れるという印象深い事件を起こしたワタシは、大将やママさんの記憶に強くインプットされたやっかいな客です。
料理のおいしさや、店内の気取りのなさ、大将、ママさんのお人柄など大好きなお店です。


ワタシの偏愛ぶりを聞いて「行ってみたい」というリクエストがあり、Keiちゃん、oamiとの【女三人かしまし娘】(娘って言うな)で出かけることに。
あとから和食店オーナーのokamiのダンナ様もご一緒することに。
大丈夫かしら・・・・????
ふぐ調理師の免許はお持ちの料理人さんなので、ふぐの毒をさばくのはお得意でしょうが、この年齢の女3人集まった時の毒って、男性一人で浴びるとわりと効くよ。

その日の女3人かしまし娘の話題といえば・・・・
世の多くの男性がマルチタスクが出来ない謎。
職場で機嫌の良し悪しを思いっきり体現するおじさんのめんどくささ。
などと、男性にはブの悪い話題で盛り上がりました。
その間、ビールを飲んでもいないのにokamiのダンナ様がトイレに立つ回数がとても多かったような???
そんな姿が可愛いダンナさまでした(笑)

「淀市」名物 イタ豆。なんでイタ豆っていう名前なの???ってママさんに尋ねたら・・・『わからない』という衝撃的なお返事。
炒めた豆だから???イタリアン風味だから???いまだ謎は解けず。

最近、気に入っているうなぎの肝串。案外コリリと弾力があります。

ピリ辛手羽先とか。焼きとうもろこしとか。

もひとつ「淀市」の名物で、絶対に注文する「焼きスパ」
見た目焼きそば。でも焼きそばにあらず。焼きスパゲッテイ。B級グルメグランプリに広島代表として推薦したいくらいです。

さんざん男性の一般的な欠点についての女性側意見を聞かされ続けたokamiのダンナ様が、いざ会計の段になるとサッとお札を出してお会計してくださいました。
まっ、なんてカッコイイ~。
ご馳走してもらったから言うわけじゃないけど・・・いやご馳走してもらったんだけど・・


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