明日から、プライベートで京都へ行くのに、急きょ、本日は、岡山へ出張。
この際、岡山から東方面へ進んで、京都まで一気に行きたいところですが、ここは律儀なサラリーマン。いったん、会社に戻って、貯まった仕事を片付けなくちゃ。
昨日は、久しぶりに、仕事が早く終わり、そんなときは、真っ直ぐ家に帰るのがもったいない気がして、寄り道してしまいます。
会社近くの、『てらにし珈琲店』
いつも白シャツを腕まくりして、ネクタイ姿の珈琲職人のオーナーは、高校の先輩。
友達の憧れの人でした。友達は、当時、ロミオ様と呼んでいました。そこは、もろ手を上げての賛成はしかねたんですが、今も優しそう、誠実なお仕事ぶり。白髪の角刈りだけど。
ロミオ様も、友達も、そして私も、みんな大人になって、それぞれ一生懸命働いてますなぁ。
かねてより、京都好きを自認していますが、そもそものきっかけは、長男が京都の大学に進学したことです。
浪人してまで目指した大学には、2年続きでふられ、第一志望とは言い難い京都へ。
京都に何の思い入れも無かったのですが・・・・・・トボトボと足取り重く訪れた街の風情に、すっかり魅了されてしまいました。
普通の住宅街がフツウじゃない
町屋に、個人商店に、神社仏閣に、狭い路地。山を切り崩して造成したニュータウンに住んでいる私は、最初の訪問で、はまりました。
中学生の時に修学旅行で訪れた京都には、「辛気臭い」と、何の面白みも感じなかったのに、これが齢をとるということなんですかね。
いくら好きでも、そうそう現地を訪れる時間もお金もないので、ついつい、京都特集の本や雑誌を買い込んでしまいます。
いつのまにやら、こんな感じ。20冊くらいある。
読む、眺める、次はここに行きたいな、こんなの食べたいな、と想像するだけで、楽しい。
中でも、ヘビリピしているのが、こんなの。
アートを楽しむ京都地図本。サブカル好きにはたまらん。ギャラリーや美術館、文化施設など。
「手土産を買いに」 八つ橋だけが、京都土産じゃない。もらって美味しい、探して嬉しいお土産の数々。ここに載ってるおはぎを探して、祇園の迷宮で迷子になったのも、楽しかった。
オットが愛読していた「おじさんの京都」居酒屋、立ち飲み。住民の行きつけの穴場のご紹介。
今週末、京都に出かけるので、またまた京都本を熟読中です。
ただ、今回は、長男のマンションの引き上げなので、引っ越し作業で、あんまり楽しめそうもない・・・・
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広島市の東の端あたりに住んでいるので、買物も中区どまりで、西方面や北方面は、なかなか足が向かないのですが・・・・・
日曜日は、珍しく西区に用事がありました。
この方面の食には疎いので、何でもお手製の料理上手のこの方のおススメを参考に、オットと2人で、イタリアン「Frescoフレスコ」へ。
こんなところにイタリアンが???と思うような閑静な住宅街の中に佇むお店。すべてのテーブルが予約席という盛況ぶり。
前菜盛り合わせ、パスタ、メイン、デザート、ドリンク、これで2,000円。コスパが素晴らしい。
パスタは、2人で2通り。①小エビ・ズワイガニ バジルのクリームソースのタリアテッレ。
②ツナとブロッコリーのオイルベース。このツナというのが、缶詰シーチキンじゃなく、生マグロのブツを加熱したものだった。『ツナってほんとは、これだよね!!』と再認識しました。
メインは魚と肉をチョイス。①魚は天然鯛のポワレの▲★※ソース(聞き取れず)お味からパプリカではないか・・・と。②肉は、豚の煮込み(ビネガーが使ってあった)
メイン食材の上に、グリルやボイルした付け合せが、絵のように散りばめられていて、美しぃーー。
お料理だけでなく、ドリンク類も、仕事がしてありました。
アフターのカフェラテのミルクがふわふわ。生ビールの泡も、クリーミー。ワインは、大ぶりのグラスになみなみと注いでくれました。
夫婦2人だと、パクパクと、あっという間に食べつくしてしまいます。
先に食べ始めていた隣のテーブルの女性客がお喋りに興じている間に、順番抜かして、先にコース全部食べ終わっちゃった。お腹を満たす、ということに集中してしまい、食を楽しむ、会話を楽しむ、ということが出来ない夫婦なもので
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軽~く、祝杯を挙げたかったけど、お酒に弱いもので、お酒たっぷりなこのオトナ味のスイーツで代用しました。
私の好きな老舗のフランス菓子のお店「ポワブリエール」のサバラン。
サバランというお菓子は、ブリオッシユを切って、シロップにたっぶり、しみ込ませて、さらにラム酒やキルシュ酒をかける、というもの。
これなら、甘いもの苦手、お酒大好きなオットでも食べれるだろう~、と2つ買ってきました。
ひと口食べただけでも、したたるほどにお酒がしみ出てきます。
「お酒がすごくきいてるねぇ~」とオットに投げかけてみると・・・・「う~ん、これくらいじゃわからん。もともと、僕の体は、いっつもアルコールが詰まってるから」
お菓子に沁みこませたアルコール量じゃ、ピンとこないようです。
祝杯をあげたいな、と思ったのは、長男の卒業認定通知が届いたから。
ホント、ささいな当たり前のことなのですが、これが来るまでは安心できなかったのです。
いたって凡庸なのに、大事な時にハプニングが起きるのが、長男の特徴。
長年続けていた野球で、最終学年でレギュラーになった途端に、大けがをして、1年間選手生活を棒に振ったし、高校受験の時はA判定だった私立の特進コースに落ちてあわてた。
なんといって、大学センター試験で、出願科目とは別の科目を解いて、1科目分ほとんど得点が無かった、という大失態もある。
今回も、大学4年生の後期で、一般教養の単位が足らないことに気づいて、あわてて体育で卓球を選択してました。
4年で体育をする学生なんて、めったにいないから、1年生がメチャ気を使ってくれて、試合形式では全戦全勝だと言ってました。
おかげさまで、無事卒業が決まりました。
何かに打ち込んだり、やりたいことに邁進している大志ある若者に比べて、ホント、小っちゃくて・・・・