Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

見てほしい映画『スペシャルズ!』

2020-10-26 | カルチャー

見ておきたい、いえ!!見ておかなくてはいけない!!を観るためにサロンシネマへ。
「最強のふたり」の監督の新作映画です。
「スペシャルズ!~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話~」

「最強のふたり」は事故で半身不随になった富豪とその付添人となった移民との交流の実話を描いてヒットしたフランス映画でしたが、今回の作品も障がいのある人達にまつわる実話です。
今回のハンディキャップは自閉症。
えてして世間からは「変な人」「変わった人」というくくりをされる理解されにくいハンディキャップです。

無認可・無資格・赤字経営のケア施設を、エリートのお役人たちが閉鎖しようと画策する中、問題を抱えた子どもたちのために、昼夜駆けまわる施設を運営するブリュノと、ドロップアウトした若者たちの就業支援をしているマリクの奔走を描いています。

一件落着、前途洋々という終わり方ではないし、福祉は心優しい人達の負担や犠牲で成り立っているという現状を改めて知ることにもなるのですが・・・・希望が無いという終わり方でもありません。

ひょっとしてわが子の姿に重ね合わせていらっしゃる障がい児の親御さんもいらっしゃったのかもしれません。あちこちですすり泣く声が聞こえました。
当事者が流すその涙は切ないなぁ、と感じました。

コロナの影響で通常の半分しか入場できないとはいえ、ワタシの行った上映回は満席でした。嬉しいことです。
自分や世間の物差しと違う人達に対しての違和感や嫌悪感は、頭でわかっていたからと言って、拭い去れるものではないと理解しています。
こういった映画を多くの人が見て、心に響くことを経験していくことで、偏見が少しでも拭い去れたら良いのかなと思います。


目の保養@DEAN&DELUCA

2020-10-25 | パン・スイーツ

本国では経営破綻したというのに、日本ではこのチェーン店は相変わらず大人気。
なぜか女子は「DEAN&DELUCA」のエコバッグを持ちたがるWWW

かく言うワタシも、東京へ出張するときは「DEAN&DELUCA」に絶対寄ってしまうし、時々、三越広島店にイベント出店するときには、やっぱ引き寄せられてしまいます。
東京出張の時に横浜在住の友人と会うのは品川駅の「D&D」。
ここのケーキはキラキラでもう目移りしちゃうったらない。都会に来たぁーー、って気分満喫します。

並んでる食材がなんでもおしゃれで目の保養。ウキウキ・ワクワクします

そして毎回思う「高いなぁ~」(爆)
日常使いにはとてもとても、なのでワタシの「D&D」でのお買い物は
イベント感覚。

スイーツ類は色と言い、味と言いアメリカナイズされているというか・・・目を惹くカラフルなビジュアルと、思い切った酸味に、思い切った甘味。はあ~ニューヨークって感じ。

レモン風味のコレ。強烈に酸っぱ~いです。 でもこの黄色のカワイイこと。


「D&D」の商品は
なんでもおしゃれだから、見るだけでも満足してしまう庶民気質。

数千円のバージンオリーブオイルやバルサミコ酢とか「ほほぉ~」「へえぇぇ~」こんなの使ったら、さぞやおいしいお料理が出来るんでしょうね(遠い目)


台湾ラブに本気度入る@黄さん家

2020-10-22 | そとごはん

長女の『小籠包食べたい』熱が熱いので、一緒に出掛けた西区の台湾家庭料理「黄さんの家」
場所を移転しながらも、ずいぶん長く営業されている人気店だけど、ワタシは初訪問です。
このキッチュな店構えったら、台湾キュート♥だわ。

Instagramをにぎわしていた名物かき氷はすでにシーズン終了してるから大丈夫だろう、と安心して出けてみたら・・・「今日は予約で満席で・・」があ~ん!!
と思ったら、続きがありました。「カウンターなら空いてます」
2人ですからカウンターで十分です。

ワタシが頼んだレディースセット。
前菜と本日の揚げ物と本日の炒め物と本日の蒸し物とご飯ものもついて、1200円ですってよ???安過ぎじゃありませんか??

青もみじとかハラン(?)とかが飾られて、ビミョーに和食ぽい前菜。6~7種類も乗っかってます。

本日の炒め物は八宝菜みたいなの。生姜が効いてすごくおいしい。海老もホタテもぷりぷり。生鮮材料なのかな。

本日の炒め物で十分満足していたら、本日の揚げ物は大根餅キターーー。
大根餅、大好きなんです。モチモチっとしたあの弾力。付け合わせの野菜は紫キャベツの千切りが2筋ほどWWW

そのあと蒸し物エビシュウマイも来てから、ご飯ものは白米とお粥とどっちにしますか????
迷うことなくお粥です。
きゃあ~揚げパンまで乗っかってるし!!狂喜乱舞しそうになりました。
「母さんお粥ができたわよ」のビンボー臭いお粥じゃなくて、日本で言うところの腹痛治療薬としてのお粥じゃなくて、元気印の中華粥のこのドロリとしつつサラリとした味わい。
出せない、この味は家庭では出せない。ワタシがお粥を作ると、どうも糊化しちゃうんですよね(涙)

いやあもう食った食った的な満腹のところに、デザートまで来ました。杏仁豆腐。
ひとめ見て「えっ??さつま芋の輪切り???」とたじろぎましたが・・・葡萄の輪切りでした。
受け皿の豆皿がここでもビミョーに和テイストWWW。

長女が頼んだのは、点心セットと黒ゴマ担々麺と炒飯のセット。
「これ美味しい!!」と前のめりで麺をすすっていたら、黒ゴマ坦々スープが目に入ったらしい。泣きながら食べ続けてました。

いつもは食の細い長女がセットものを完食するなんて珍しいことです。ありがとう黄さん。

長く営業しているお店には、やはりそれだけの秘訣がありますね。
「黄さんの家」は美味しいし安いし、人気なのはわかります。
最近、台湾がマイブームなので、本気で台湾行きたくなりました。
台湾はコロナ感染拡大を見事に食い止めたし、いま世界で一番安全な国なんじゃ???


秋スイーツ

2020-10-20 | パン・スイーツ

イエゴトが立て込んで、PCの前にゆっくり座ることができませんでした。
心や時間の整理ができたので、そろそろ更新しようかと。

朝夕は寒さが本格的になってきたので、ため込んでいた秋スイーツを蔵出ししなくちゃ(いや、しなくてもいいんだけど・・・・でも、しときたいから)。

栗ラブのことはもう何度も声高に叫んでますが。
栗が好きだというと「じゃケーキはモンブランですね」と促されますが・・・実はモンブランはそんなに好きじゃない・・・・期待に沿えずにごめん。
小さな声で言いますが、栗そのものの風味が好きなのです。

そんなワタシのイチオシの栗スイーツは岐阜の恵那寿やの栗きんとん。

初めて食べたときは、そのほっこり食感に衝撃を受けました。
見よ!!この素朴な風情を。
軽くキュキュッと茶巾絞りにしてみました、というだけの緩さを。
ひと手間かけました!!と主張していないこの謙虚さを。

お味も素朴そのもの。栗以外の添加物ほとんど使っていないんじゃ???

好きなら自分で作ればいいじゃん、ってお思いでしょう。
しかしながら、広く世間に知られているように、栗の処理はハードルが高い。
皮が固いからケガしたことも何度か。渋皮を剥くのはさらにめんどう。
全部の処理を終えたら、栗だったはずなのに、これ銀杏だっけ???みたいなことになってしまいます(ワタシの場合)

栗スイーツは、買うに限るねWWWW。

リニューアルしたアンデルセンではデンマークフェア。アンデルセンでこの時期だけの販売のデンマークのバター「LURPAK」買うよね~。
有塩と無塩がありますが、無塩のバターの存在意義がわからないワタシです。


1個1000円以上するから、そんなにたくさんは買えないけど・・・・どれだけ買ったかは内緒。
この時期を逃したらあと1年待たないと買えないから、と一期一会をバターに求めてWWW。
(Amazonとか楽天で買おうと思えば買えることは・・・触れずに)

このバターを塗れば、ただの食パンがただじゃない食パンに変身する。
カリッとトーストした食パンが好きです。
食パンはトーストしてこそと盲信しているので、巷で流行りのふわふわ食パンはワタシの守備範囲外。


古い名作映画探訪は続く

2020-10-13 | カルチャー

最近のプチマイブームは、タイトルは知っている、有名な映画で名作なんだと知っている、ストーリーもほぼ知っている・・・・でも実際には観たことない、という古い映画を見ること。

 

先日はイタリア映画の「ひまわり」が50周年のリストアとかで、映画館で上映中なので、これはチャンスとソロ鑑賞してきました。
懐かしく思われた方が多かったのでしょう。おじいさん、おばあさんで満席でした。


以下、ネタバレあります。

ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ主演。戦争で引き裂かれた夫婦の悲恋ストーリーなのだけど・・・・・ソフィア・ローレンの顔のクセが強いWWWW。

めちゃくちゃ強気な魔女系の顔立ちなので、かわいそうな境遇には見えなくて感情移入できなかった・・・(焦)

ソ連戦線で行方不明になった夫が、現地女性と結婚して子どもまでいるのに、数年後、夫を探してソ連に来た元妻と再会したら、夫の気持ちが揺れちゃって。

一人イタリアへ帰国して、元妻(すでに再婚して、こちらも子持ち)によりを戻そうと泣いてすがるという展開。

それいけんじゃろ???と思って。いやいやそんな不実な男はやめときんさい!!(心の中で)突っ込んでしまいました。

オールドファンのみなさまの麗しい思い出にケチつけてごめんなさい

 

先日は1952年製作のミュージカル映画の金字塔「雨に唄えば」を見ました。1952年!!さすがに生まれていないWWW

おっ、このシーン知ってる。

この映画は、すんごく楽しかった。

映画製作の舞台裏を描いたごくごくシンプルなストーリーですが、歌も踊りもすっごくチャーミング。
そして衣装がこれまたすっごくチャーミング。
1952年にもうこんな映画が作られていたのかと思うと、大国アメリカの古き良き時代の底力を見た気がします。

ダンスが印象的な作品だから、繰り返し舞台化されているようで、今秋もアラン・クーパー主演の舞台が来日公演予定だったようですが、このコロナ禍で中止に。
アラン・クーパーといえばワタシの大・大・大好きな映画「リトルダンサー」に出演した天才ダンサー。いつか彼の舞台を見てから死にたいと思っているのだけど・・・・

さて、今週はオードリー・ヘップバーンが輝くばかりに美しい1957年製作の「パリの恋人」の録画を見なくては。

実はフェリーニ監督の「道」も録画してあるんだけど、悲しい内容だから腰がひけてて未見のまま。

そんなワタシの古い古い名画の探訪はまだまだ続く。


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