音楽の趣味はあうのですが、映画や本の趣味があわない私と夫。なので、一緒に映画を観た、という記憶があまりありません。
2人で一緒に見に行った、もっとも最近の映画といえば『新造人間キャシャーン』なんですから2004年製作。
宇多田ヒカルの元夫が監督で、伊勢谷友介と麻生久美子主演。映画があまりにもつまらなくて、つまらなくて、『なんじゃこりゃあ~』と、夫と一緒に憤慨しあいました。もともと、前評判で酷評されていたこの映画を、なぜにわざわざ観に行ったかと言うと、・・・・・・二人ともテレビ放映していたアニメの『新造人間キャシャーン』が好きだったものですから・・・
広島の市街地の中心部 八丁堀で閉館した老舗映画館を買い取って、再生したのが『八丁座』。
名画座系の小規模映画館を4館持っている女性館主が、億単位の借金をしてのチャレンジだと聞いていたので、かねがね行ってみたい、と思っていました。ソファは地元家具メーカーの特注で、館内の飲食にもこだわりを持っているらしい。
夫も『八丁座』なら行ってみたいと言うし・・・・・キャシャーン以来の数年ぶりに2人で映画に行きました。
← アカデミー作品賞『英国王のスピーチ』。王妃役の女優が大竹しのぶに見えました。
新館オープンご祝儀か、アカデミー賞の受賞効果か・・・・・一日5回上映のうち、4回目までがすでに満席でした。私達がゲットできた指定席も、もう残り少なく前から2列目。シネコンと違い、こじんまりした館では、大スクリーンではないので、前から2列めでも、そこまで首すじにこたえなかった・・・・・・
肝心の映画は、第二次世界大戦前後のお話ですが、当時の英国王室(相当な植民地も持っていた時代)のライフスタイルが意外に庶民的だったので、『へぇ~、王様も意外に生活感あるんだわ~』と思っちゃいました。
主演のコリン・ファース。よく知らない俳優だわ~と思っていたら、私の好きな映画にちょくちょく出ていた。『恋に落ちたシェイクスピア』『イングリッシュ・ペイシェント』『ラブ・アクチュアリー』など。その都度、雰囲気が違うので、同じ俳優だと気付きませんでした。
外国人の顔が区別できなくなるのは、加齢の特徴のひとつだとか・・・・・・
← 弟に恋人を奪われて傷心旅行に出ていた男の人の役だったはず・・・・
映画館の入場料割引策のひとつに、『夫婦のどちらかが50歳以上なら、夫婦2人で2,000円』というペア割引があるんです。
ひとりで定価1,800円するものが、2人で2,000円って、すごくお得感がありませんか
なので、ここは損得勘定が働らかないでか・・・・・・・・と、珍しく夫と映画を観に行ったのです。
齢を取るってことは、たまにはいいこともあるのね。あとは、一人でもシニア割引がきく60歳をじっ・・・と待つとか・・・・・・
3月終わりだというのに、雪がちらつく寒い日が続いています。
クリーニング店の冬物衣料まとめて5点で50%オフの甘言につられ、早々とダウンやオーバー、ピーコートなどの厚手のアウターを、ごっそりクリーニングに出してしまいました・・・・・・
季節先取りでも、オシャレでも無いのに・・・・・・・スプリングコートを羽織って、毎朝の通勤で震えております。
なんとか、今日はあたたかい早春らしいお天気になりました。
先日、私にたたき出されて京都に戻っていた長男が『やり残したことがある・・・・・』とのことで木曜日に再度帰省してきました。
長男が地元でやり残したことというのは、地元の友達との交友を深めること以外にはどうも無さそうなのですが・・・・・・・。
2週間前に免許証を手にしたばかりなので、先週納車された新車にはもちろん、乗せません。(震災が起こる前に発注していたもので・・・・)
私がぶつけてくっきりガードレールのあとがついてしまった10年ものの7人乗りワゴン車は、下取り価格11,000円でした・・・・4万㌔しか走ってないんだけどな・・・・・・
今日は、早春にあわせて、春らしい食材を使っての晩ご飯。
①チキンソテー 山椒ソース
チキンをカリカリに焼いて、粉山椒+ゆず果汁+はちみつ+醤油でこしらえたソースをからめてみたら、ピリっと美味しかった。付け合せもキューリのラー油・紫蘇あえでピリッと。
②スナップエンドウと海老・サーモン・八朔のサラダ。
③春野菜の和風パスタ(厚切りベーコン・菜の花・ヤングコーン・春キャベツ・赤ピーマン)
④キッシュ(菜の花・ツナ・角切りの餅。餅を入れたのが、なかなかヒットでした)
長男は、さっき小学校~高校まで一緒だった友達が迎えに来てくれて、彼の車で2人で関西へ戻っていきました。明日から、また2人暮らしの静かな生活です。
さっき、テレビからユーミンの歌♪が流れてきて、そのあまりの下手さに『どこの音痴が歌ってるんだっっっ』と文句を言ったら、松任谷 由実本人だった・・・・・
ユーミンが歌がうまくないのは衆知の事実とはいえ、それにしても・・・・・。特番でナマ放送だったから、どうしようも無かったのかな・・・・・
私は、リアルユーミンどころか、荒井由実に夢中だった世代なものですから、歌もさることながら、抜群にスタイルが良くてオシャレの代名詞だったユーミンでも、さすがによる年波に勝てないでいるのを目の当たりにして、『う~ん』と思っちゃいました・・・・・
まだまだ、はだ寒い日がつづきますが、季節は確実にうつりかわっていっているよう・・・・・・・わが家の庭では春の花が次々と咲き始めました。
色とりどりのアネモネ
クロッカスの白と紫
ヒヤシンス
ひとつの花を色違いで植えてカラフルにするのが好きです。
京都は酒どころ伏見に借りている息子のマンションのご近所には、小さな造り酒屋『招徳酒造』があります。
息子のマンションを訪ねるには、必ずこの造酒メーカーの白壁の前を必ず通る道すがらなので・・・・・・・・私が一方的に感じているご近所さん(?)のよしみで、ここのお酒を時々購入しています。メジャーメーカーでは無いようで、広島では限られた店舗でしか販売していない・・・・・・・こちらではなかなか入手困難ではあるのですが・・・・・・・・愛飲家の夫いわく、軟水のまろやかなお味なんだとか。広島に、ささやかなコアファンがいることを、招徳さんは知るまい。
プチコレクションしている招徳酒造の季節の図柄が愛らしいシリーズもの。発売時期限定のようなので、購入のタイミングがさらに難しい。
←金魚模様の”夏”と雪兎模様の”冬”をコレクション。紅葉の”秋”は友人宅に。
このたび念願の”春”シリーズをゲットしました。一輪挿しに重宝しています。
← 春といえば、やっぱり桜模様ですよね。
久しぶりにお弁当アップ。そういえば・・・・・・高校生の息子のお弁当記録で始めたブログも、もう4年目に突入です。
この3年間で息子の甲子園予選と2度の大学受験、長女の結婚と出産・・・・・・と、色んなことがあったなぁ~。
こうしてつつがなく暮らせている私が、日本経済復興のために納税するぞ、と明日も頑張って働きます。
ご無沙汰しております。震災から1週間。
わが社はライフラインのひとつなので、技術系社員は全国の支社から応援を出して、被災地で復旧にあたっています。
営業系の部署でも、機能していない東北支社や首都圏(出勤できない)のコールセンタのコールを分配して受電したり、お客様フロント部門のシステムの電力確保のため、社内用システムのサーバーを落としたり、平時とは違うルール運用の確認にあたふたしたり・・・・・・どれも、こういう仕事についているからには、業務として当たり前のことではあるのですが・・・・・
西日本に住んでいると、出来ることは多くはないのですが、買いしめをせず、節電をし、気持ちにプラスαの義援金に協力し、献血に行ってきました。
震災前に膨らんでいた桜のつぼみが、今朝はほころんでいました。
季節は確実に春に向かっているんですね。
私の大好きな花 クリスマスローズも開花しました。
アプリコット・ピンク・白・スシスレッドとカラーも4種類。ゴージャスなクリスマスローズもいいけど、白の清冽な感じが好き。
帰省中だった長男は、ある資格試験を現在地の京都で受験予定だったため、『3月17日に試験があるので、15日に帰る』、と当初言っていました。
『うん?17日?平日じゃん』←長年のOL生活での勘で『資格試験が平日にあるわけない、あやしい』と気づいた私が、ネットで検索してみると・・・・・・・・『試験日:3月13日』と記載してある。
『今日は何日??』『げぇ~12日じゃん。ってことは、試験は明日』
あとのドタバタは、いつもの慣例。『あんまり勉強してないから、合格する自信が無いし・・・・・なんなら、今回はパスしても』みたいなぬるい発言をする息子を、『親のお金で受験料を出し、テキストを購入した者に、受けないという権利は無~い』と、たたき出して、追い返しました。
3月とはいえ、広島でさえ粉雪が舞い散る火曜日に、よりによって北陸へ出張することになりました。
関東地方の人が、島根県と鳥取県の位置関係がよくわからないのと同様に・・・・・・広島県人の私は北陸が何県をさすのかも実はよくわかりません・・・・・
北陸=雪国=カニ みたいな単純な図式しか浮かばないまま、目指すは北陸→石川県→金沢に行ってまいりました。
ど~やっていくのか新幹線と特急サンダーバードを乗り継いで、片道約4時間半の旅でした。疲れた・・・・・・
石川県に足を踏み入れたのは、生まれて初めて。
金沢駅におりたった途端に、ヒュウルリィ~♪ヒュゥリィララァ~♪と『越冬つばめ』by 森 昌子の歌がリアルに聞こえてくる気がする。いや・・・・・・実際に『ひゅう~』という突風の音はたしかに聞こえた
さぶい、とってもさぶい。雪が降っている・・・・というよりは、舞っている・・・・・・瀬戸内海地方で見るのとは、雪質が全然違います。北陸の雪は、とっても大きい。
到着日には、お約束の越前カニを食べに、居酒屋へ。ひとり一杯のカニ提供。しかも驚くほどリーズナブル。
日本海名産のホタルいかも。
お魚が甘くて、美味しい。
翌朝、朝食後の短い時間を利用してにブラリと散歩に出かけました。一見、エキゾチックな建造物の尾山神社へ参拝。
そういやぁ、ここは加賀100万石の前田利家のおひざ元。銅像も鎮座。
雪国名物の雪つり。その一方、早春の花も咲いていました。
古都というだけあって、街並みにもたたずまいがあり、古民家が点在し、九谷焼の器屋さんや、古民家の店舗など、街並みに風情がありました・・・・・・でも、寒い・・・・・・・・
カニは食べたけど、北陸といえば新鮮な海産物。ビジネススーツでは、購入して帰ることは難しいけど、食べて帰ることはできる。
しかも、北陸支社は海産物の豊富な近江町市場のすぐ近く。
北陸支社の社員が、時間が無い人におススメと推薦してくれたのが、その近江町市場にある回転すしのもりもり。あなどるなかれ、北陸の回転寿司。
ネタはいいけど、お値段もなかなか。広島で回転すしというと、デフレ化が進んでいて、ひと皿100円前後はあたり前。
この回転寿司のベルトコンベヤーから、うっかり取ったお皿の単価がナント、1,300円なりぃ~
100円単価のお皿もあるにはあるけれど・・・・・・600円、700円、そして1,300円まで。文字通りピンからキリまで。
←ふた貫 700円のウニ。メチャ、美味しかったぁ~。
ホタルイカ三点盛りとか、北陸エビ三昧盛りとか、ボリューミーでゴージャス。お値段もゴージャスだけどね。
だけど『高いっっっ』とは思わないクオリティの高さでした。平日の昼間なのに、大型店舗がほぼ満員。観光客にも人気店のようです。
・・・・・・とはいえ、5皿でひとり2,700円超えの昼食は、回転すしにしては、なかなかデラックスでした。
駆け足の出張では、有名な兼六園にも武家屋敷や茶屋街にも寄れずじまい。
それに、冬の金沢は、風情を楽しむつもりで訪れないと、みぞれ、強風、ぼたん雪、低い空・・・・・・と、なかなかハードな気象条件がいっぱい。今度は、出張ではなく、ゆっくりと訪れてみたい街です。