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使用済みマスクを売る少女たち「感染の危険性? 買った人の責任です

2022年09月02日 23時03分32秒 | 女と男のこと
使用済みマスクを売る少女たち「感染の危険性? 買った人の責任です

2022/02/21(月) 09:48:52


SPA! 2/20(日) 15:54

「マッチ売りの少女」ならぬ「マスク売りの少女」がSNSを中心に増加。靴下や下着など、従来のブルセラ商品と同じ位置づけで扱われ、なかにはマスクをきっかけに始める女性も。その背景には現代ならではの理由があった……

コロナ禍女性の新たな凌ぎ?マスクのブルセラ拡大中
 新型コロナウイルスの流行直後、在庫不足によって高額で転売されたマスク。現在、マスク不足は解消されたにもかかわらず、一枚500円以上の高値で取引される異常事態が起きている。

 ツイッターで「#マスク売ります」というハッシュタグを使い、化粧や飛沫で汚れた使用済みマスクを売る「マッチ売りの少女」ならぬ「マスク売りの少女」が出現しているのだ。なかには18歳未満の高校生や中学生を名乗る投稿も見受けられる。

「大学でツイッターを見ていたらおすすめでマスクを売っているツイートが流れてきて『こんなん売れるの?』と試しに自分のマスクで同じようなツイートしたんです。その日のうちに取引の連絡がきて『こんな簡単に売れるんだ!』って。売り子するのは初めてでした」

 大学1年生のひろさん(仮名・18歳)は興奮冷めやらぬ様子で語った。ちなみに若者の間でブルセラは「売り子」と呼ばれている。

「いま始めて3日目で、1枚500円と6枚セットで2500円、2人に売れて化粧品を買いました。どうせ捨てるものがお金になるなんてスゴいですよね。コロナでバイト代がゼロになって、稼ぐ手段を探していて、名前を隠して発送すれば誰かわからないし、下着は嫌だけどマスクなら抵抗ないです。感染の危険性? それは買った人の責任ですし」

バイトのシフトが減って……
 大学4年生のほのかさん(仮名・22歳)も、きっかけはコロナでバイトのシフトが減ったことにある。下着の出品から始めた彼女は、マスクのメリットを感じていた。

「バイト代で学費を払っているので、数万円減るのも結構キツくて。それで友達が高校の制服を売っていたことを思い出して、ツイッターで下着で売り始めました。抵抗はまぁまぁありましたけど、仕方ない、やるかーって。途中でマスクも売れると知って、下着と同じような扱いなんだと驚きました。下着は使い込むのに時間がかかるし、下着代もかかる。でもマスクは安くて毎日使うし一日つけるだけで売れる。次々にストックができて下着より効率がいいんです」

 ブルセラ販売関係者によると「感染拡大のことを考えると大っぴらにはできないが黙認している」と声をひそめる。

「コロナ禍でブルセラの出品数が全体で2割増して、めったに出品されないマスクは10倍増えた印象です。とはいえ、糞尿付きのパンツのほうが菌は多い気がするので、それがスルーされてきてマスクが問題視されるのも変な話だなと思いますけどね」

どんな人が使用済みマスクを購入している?
 いったいどんな人が使用済みマスクを購入しているのか。マスクフェチ歴20年という雄介さん(仮名・43歳)は、これまで100枚弱ものマスクを買ってきた。

「大事なのは匂い、口紅やメイクのつき方も踏まえた全体のビジュアル。小学生の頃に風邪をひいたクラスメイトのマスク姿に目覚めたので、昔ながらのガーゼのマスクが好きですね。最近は、ツイッターのDMで、女性のほうから営業が来ることもあります」

 このような背景の裏側には「コロナの流行で、着用が一般化する前からマスクを性的な対象として見る動きがあった」と、ジャーナリストの石原行雄氏は分析する。

「数年前からユーザーが増えている同人AVでは、身バレを恐れてマスクをして行為に及ぶ女性が多い。顔を隠したいという心理とは裏腹に、見る側はマスク姿で性行為をする女性に性的興奮を覚えてフェチの方が増えた。加えて、コロナ禍でマスクが日常化したこともあり、ブルセラで出回るのは当然の流れと言えます」

使用済みマスク販売は法律違反になるのか?
 そうなると使用済みマスクの売買行為が法律上どのような位置付けになっているのか。ベリーベスト法律事務所の杉山大介弁護士に聞いた。

「ブルセラ行為を取り締まる法律は、古物営業法および、青少年関係条例(以下、青条例)の2つ。古物営業法の場合、古物にあたるか、営業行為をかけているか、がポイントになります。マスクは、衣類として古物に分類されると思いますが、SNSのアカウントをコロコロ切り替えて仕入販売をしている場合、本当に古物営業でも立証は難しい。

※続きはリンク先で


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作家・元旋盤工 小関 智弘 『機械にニンベン(人偏)をつけて働くんだよ』

2022年09月02日 21時03分31秒 | 文化と芸能
作家・元旋盤工 小関 智弘/【連載#1】『機械にニンベン(人偏)をつけて働くんだよ』(前編)
2021 年 08 月 30 日             

小関さんの最新の原稿です。      





「左甚五郎の技は真っ平か」

 わたしが最初に町工場の見習工になったのは戦後間もない 1951 年 18 歳の春。

 工場主は仕上げ工、ほかに旋盤工がふたりだけ。いずれも戦前の徒弟制度のもとで育った「たたき上げ」の職人だった。機械といえば、ベルト掛けの旋盤やボール盤。刃物は手作りのバイト、測定器はノギスにパスという単純なものが主。そんな設備で進駐軍(アメリカ)から発注される戦車の部品などを加工していた。

見習工時代 馬込の町工場の仲間と(1952-53)

 わたしの仕事は見習工とは名ばかりで「追いまわし」の雑用。そんな仕事の合間に、一人の旋盤工がわたしに 100 分の1ミリとはどんなものかを教えてくれた。戦車の部品の図面を見ると、リミットは 100 分の3とか、100 分の4ミリというもので、そんな精密なものを職人たちは鼻歌混じり、くわえタバコで削っていた。職人が「お前の髪の毛を1本抜け。俺のも1本抜いていいぞ。それを親指とひとさし指の間に挟んで捩ってみな。さあどっちが太い」わたしが自分の方が太いと思うと答えると、それをマイクロメーターで測ってみろという。測るとわたしのが 100 分の8ミリで、職人のは 100 分の7ミリだった。

「な、100 分の1ミリなんてそんなもんさ。ど素人のおまえの指だってちゃんと判るんだよ」旋盤職人はそう言った。



見習工時代 18 歳(1952-53)
 仕上げ工の工場主が、万力に挟んだ金型にヤスリをかけながら「小関、本当のまっ平ってのは、どうやって作るかわかるか?」と言う。わたしは少年時代から講談本が好きだったので、江戸時代の名工・左甚五郎が鉋を掛けた二枚の板を合わせたらどんな力持ちにもはがせなかった話を思い出した。

「でもな、甚五郎の二枚の板はこんな風に反っていたかもしれないぞ」と、両の手のひらを反らせて合わせた。「さあ、どうする?」工場主は得意顔にいってから「そういうときはな、A と B と C、3枚の板を作るんだ。A と B がぴたっと合っただけじゃ甚五郎の板と同じさ。でもな、A と C も B と C もぴたりと合えばこの三枚はまっ平だ。三枚合わせといってな。工場の平はこうして作るのさ。ここにある定盤は本当の平らなんだ。これがなかったらどんな機械も、作れないのさ」。


 「100 分の1ミリなんていう神業みたいな仕事は、自分には無理」とひるんでいた気持ちが、髪の毛の話ですこし身近なものになった。左甚五郎の板の話で、わたしは工場の技術は、唯の器用さだけで成り立つものではないことを「理論の裏づけが必要だ」ということを、こんな風にしてそれとなく教えられた。

「さかさまにしてはいけないって法律でもあるのかい?」

 次の職場は従業員も 30 名ほどの、旋盤やフライス盤やプレーナーなどの他に、プレス機を使う者、鈑金職人もいれば、小物の組み立てをする女工さんもいる町工場だった。

 たまたま前の工場で旋盤を見習っていただけなのに、旋盤工が辞めた直後だったので、わたしには1台の旋盤があてがわれてしまった。その工場はカメラ部品やら自動車部品や家電部品と、何でも屋だから仕事は面白かった。たしか、アポロの方向指示器の下請けもしていた。その部品に電球を取り付けるナットがあった。軽量化のためかナットは鈑金からプレス機で抜き絞り加工した孔にタップを通して作った。タップ加工は旋盤の仕事だった。プレス加工は金型を使って一突きドスンで終わりだが、旋盤はそのナットをチャックに加えては、刃物台に取り付けたタップを通してネジを立て、回転を止めて次のナットと交換する。なんともまだるっこしい作業だった。朝から晩までそれを繰り返す。

 そんなある日、わたしの背後に人の気配がして振り返ると工場長の岸さんが「なあ小関よ、こんなものをこしらえてみないか」と、鉛筆書きした略図を見せた。ナットが 10 個ほど入るケースとやたらと柄の部分が長いタップの絵だった。

 わたしは教えられた通り鈑金職人の手を借りてケースを作り、旋盤でロングタップを削って鍛冶場で焼き入れをした。その新しい道具はチャックに新しいロングタップをくわえさせて、刃物台にナットを並べたケースを取り付けて、いっぺんに 10 個のネジを切るという方式のものだった。実際にやってみてうまくいったのでびっくりしたわたしは、岸さんに言った。「旋盤て、刃物台にバイトを取り付けて、加工するものをチャックにくわえる機械なのに、これってさかさまなんですね」。

 すると岸さんはにこっと笑ってこういうのだった。「さかさまにしてはいけないって法律でもあるのかい」それでわたしの仕事はずっと楽になった。
 岸さんが最後に付け加えた言葉をわたしは生涯忘れない。

 「機械にニンベンをつけて働くんだよ」。

 後に「多少は文章を書く旋盤工」となったわたしは、この人たちのことを思い出して優れた職人たちは、「自分たちの技術や技能を優しい言葉で伝える名人なのだ」。

 やたら難しい言葉でしか語れないような人の技術はむしろ未熟なのだということを知った。

「特殊鋼を削るおもしろさ」

 「一人前になるには8年かかる」と言われた仕事を 10 年余り経験して、いっぱしの旋盤工になったつもりで再就職したのは、町工場の多い大田区にあっては大手企業のひとつ、日本特殊鋼(以下、日特)の下請けの町工場であった。日特で鍛造される特殊鋼の機械部品を旋盤加工する。

 戦後の技術革新が進んで小さな町工場にも高速で強力な旋盤が普及した。刃物のバイトも手づくりの鋼のものから超硬合金の市販のバイトが主力になっていた。ひとくちに特殊鋼と言っても、実に多種多様でステンレスもあればダイス鋼や超耐熱鋼もある。鍛造品だから大きさも形も千差万別で、小さいものでも数十キロ、大きなものは1トンもある。異形加工と呼ばれる。新しい材料が来るたびにどのようにくわえるか、バイトはどんなものが必要か、回転や切削送りは、それらの段取りを決めることから仕事は始まる。「段取り八分」とは職人言葉のひとつで、腕の見せ所であった。

 結婚して三人の子どもが産まれて、職安に通って、より高い賃金をだすというその町工場に入った。わたしより一週間前にやはり職安の紹介で入ったという、干支で一回り上の藤井さんという旋盤職人と、隣り合わせに旋盤を並べて働いた。旋盤の大きさが違うので、同じ部品を削ることはなかったが、働き始めるとすぐに藤井さんが、これまで働いてきた工場のだれよりも優れた旋盤工だと判った。器用でもあったが、何よりも仕事の段取りが見事だった。加工の手順がいい。バイトの研ぎ方がうまいのはキリコ(切削くず)を見れば一目瞭然だった。それだけではない。わたしがむずかしい加工に悩んでいると、いつの間にか不要になったカレンダーの裏にわたしたちがマンガと呼ぶ略図を描いて、「こんな道具をこしらえたらうまくいくんじゃないかい」と教えてくれる。たちまち酒友になった。わたしはひそかにその人を師と仰ぐことにした。


 不器用なわたしが、なんとかしてその人に追いつこうと思いついたのが、毎日の仕事のメモをとることだった。多種多様な形状の特殊鋼を削る。その都度、それを記録してどんな手順で削るか、どんなバイトで、どんな切削スピードが最適か。2年、3年、5年と続けるうちに、例えば船舶用のピストンヘッドのように繰り返し来る部品は、最初の頃の記録では7時間かかったものが、5年後には4時間以下で加工できるようになった。無論、バイトや道具の工夫をしたが、7時間かかった時よりも、4時間の方が体は疲れない。そうでなかったら工夫の意味がない。わたしのノートが5冊、6冊と数えるうちには、何度か藤井さんの助言をもらっているのは言うまでもない。

自前のメモ(昔のノートから)

 特殊鋼メーカーだから、次々と経験したことのない鋼がくる。インコロイとかハステロイといった聞いたこともない超耐熱鋼を削る。あるとき、ジェット機のエンジンのために開発されたという鋼の塊がきた。

この鋼と同じ重さの金の値段より高いものなんだって」そんな脅し文句のついた部品も削らされた。そんなことをしているうちに、わたしは毎日の仕事が楽しくなり、仕事に生き甲斐さえ感じるようになった。「やっとホンモノの旋盤工になれたかな」と、ちょっぴりうれしかった。


 そんな矢先のある朝、新聞の一面に日本特殊鋼の工場閉鎖、より大きな会社に吸収合併されるという記事が載った。特殊鋼業界の再編だという。寝耳に水だったが「親亀こけたら子亀も」で、その町工場は潰れた。しばらく後に、久し振りに藤井さんと酒を飲んだ。「あの頃俺は、ひそかに藤井さんを師と仰いで、なんとか追いつこうと必死だったんだよ」というと藤井さんはこう白状したのだった。「そうか、俺は俺で、隣の若い野郎が馬鹿に真剣なんで、こんな奴に負けてたまるものかって、ウチに帰ってからもいろいろ考えたものさ」と。


 それで二人は大笑いしながら、いつか倉庫に眠っていたガタ旋盤を深孔加工の専用機に改良してしまったことや、超硬バイトのメーカーを呼んで市販にない形状のバイトを作らせたりした思い出話に花を咲かせた。「あのガタ旋盤のときは、3日も4日も二人して本業そっちのけで楽しんでるものだから、まわりの連中は、なにを遊んでいるんだって顔してたっけねえ」。そう言ってまた笑う藤井さんを見て、わたしはいつもの彼の口ぐせを思い出した。

 「朝は始業前から機械の前に立ち、小便いくのにも駆け足で、そのくせ機械には何一つ手を加えようともしない。機械がちょっと具合悪いとすぐ修理屋を呼ぶ。そんなのはマジメじゃなくて、怠け者って言うんだよ」藤井さんとはそういう人であった。


作家・元旋盤工 小関 智弘/【連載#1】『機械にニンベン(人偏)を ...
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2021/08/30 · 作家・元旋盤工 小関 智弘/【連載#1】『機械にニンベン(人偏)をつけて働くんだよ』(前編) | 情報化技術の進化で、製造現場は絶えず変化してい ...


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草津温泉 水道水ではほとんど不活化しなかった新型コロナウィルスを90%以上不活化し感染力を低減する調査結果

2022年09月02日 20時03分41秒 | 感染症のこと 新型コロナウイルス


 群馬県草津町は27日、草津温泉の湯畑源泉のお湯が、新型コロナウイルスの感染力をなくす「不活化」に効果があるとの研究結果が得られたと明らかにした。


1・28・2021

町が群馬大発のベンチャー企業グッドアイ(桐生市)に調査を依頼し、新型コロナの感染能力を90%以上低減することが確認されたという。調査結果を踏まえて町は、観光客が集まる場所に温泉水で手指を洗える「手洗い湯」を整備する方針。黒岩信忠町長は「温泉の効果はすごいとあらためて思った。コロナ禍で誘客が難しい中、非常に明るい話題だ」と話している。


 研究では、宿主となる細胞内で活動すると光るように遺伝子を改変したコロナウイルスを使用。光の強さを測定することで、感染力のあるウイルスの量を短時間で正確に判定できるようにした。

 遺伝子を改変したウイルスを水道水、草津の温泉水(湯畑源泉)、硫酸酸性水に10秒、30秒、60秒と時間を分けて入れた後、それぞれの液体を薄めて細胞を培養し、発光量を比べた。水道水ではほとんど不活化しなかったのに対し、温泉水はいずれの時間でも90%以上が不活化したことが確認されたという。硫酸酸性水では70~80%程度が不活化していた。

 同社の会長で研究に当たった群馬大大学院理工学府の板橋英之教授は「どんな成分が不活性化効果をもたらすのかを含め、今後さらに研究を進めていく。数値などのデータを精査し、あらためて公表したい」としている。

 町では今後、今回調査した湯畑以外の源泉でも効果が得られるか調査を依頼する予定という。

 新たに整備を進める手洗い湯は、適温にした源泉を掛け流し、自由に流水で手を洗えるようにする。湯畑周辺の足湯と湯滝、湯畑西側の計3カ所に設ける予定で、湯畑西側には2月中にも完成させたい考え。黒岩町長は「食べ歩きなどの際に使ってもらうことを想定している。アルコール消毒のような感覚で使ってほしい」している。

 感染症に詳しい群馬県医師会の川島崇副会長は「(草津温泉のお湯は)酸性が強く、コロナの不活化に効果があるというのも納得できる。一方で、源泉によって効果が変わってくる可能性もあり、利用方法などについてはしっかりとした検証が大切だ」と指摘している。


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安倍元首相の国葬に消える血税は最大70億円! 岸田政権がヒタ隠す“本当の費用”を試算

2022年09月02日 17時03分57秒 | 政治のこと
>国葬の実施経費は、ざっと見積もって最大70億円に膨れ上がる。実に政府発表の28倍だ。 





 
安倍元首相の国葬に消える血税は最大70億円! 岸田政権がヒタ隠す“本当の費用”を試算

8/31/2022

要した経費については国葬後に精査してお示ししたい」──。

安倍元首相の国葬をめぐり、松野官房長官が30日の会見でこう言い放った。岸田政権は実施経費として2.5億円の支出を決定。この中に含まれていない海外要人の「警備費」や日本滞在に伴う「接遇費」などは事後報告で済ませるつもりらしい。

案の定、野党からは「すし屋の時価か」との批判が噴出。政府がヒタ隠す「本当の費用」を試算すると、「ぼったくりバー」もビックリの実態が浮き彫りとなった。 安倍氏「国葬」費用総額は“事後報告”に…《国が「ぼったくりバー」に》と国民の怒り爆発!

 ■「すし屋の時価」というより「ぼったくりバー」 

 世論調査で実施反対が過半数を占める中、全体経費の「事後報告」は反対の火に油を注ぎかねない。それでも「確たることは申し上げられない」(松野)

と逃げ口上を繰り返すのは、国民に金額を知られたくない証拠だ。 

「閣議で支出を決める前、官邸が各省庁から国葬にかかる諸経費を聞いて全体経費を積み上げたところ、数十億円に上ったといいます。

ただでさえ、実施反対の声が多い中、『この数字は出せない』と慌てた官邸は、全体経費ではなく、会場設営費や使用料、送迎代などの一部経費を合わせて2.5億円という数字を出した。これ以上、反対世論を大きくしないように、全体の見積もりを公表せずに“隠蔽”しているのです」(官邸事情通)


3年前の「即位の礼」と同規模


世論の過半数以上が安倍元首相の「国葬」に反対(C)日刊ゲンダイ
 問題は、政府が国民に隠している経費の全体像だ。まず警備費である。政府は195カ国と4地域、約80の国際機関に国葬の日程を通知した。 

 国際機関を含め165の国と地域から国家元首など254人が参列した2019年10月の「即位の礼」を参考にすると、警察庁は当時、警察官約2万6000人を動員。警備関係費用として28億5000万円を支出していた。 

 安倍氏が銃撃されて横死したことにより、今度の国葬は一層の警備強化が見込まれる。警察OBも一部メディアで、警備費が30億~35億円に上る可能性を指摘している。 

 一方、接遇費をめぐっては、外務省が29日の野党合同ヒアリングで「旅費や宿泊費というものは(日本政府が)負担することはないと想定している」と答えたが、あくまでも現時点の「想定」に過ぎない。現職の大統領や首相の滞在費なら、相手国が負担するケースはあるだろう。しかし、個人で参列する元職の場合はどうか。 

 例えば、アメリカのトランプ前大統領が参列したとして、バイデン政権が旅費・滞在費を負担するのかどうか。負担しなかった場合、外務省はトランプに都心のホテルを予約させるのか。疑問は拭えない。

  仮に滞在費を日本側が負担すると、経費はどれだけ膨らむ可能性があるのか。「即位の礼」の際、外務省は19年度の当初予算に「接遇等に必要な経費」として約48億円を計上。滞在費だけでも約35億円に上った。安倍国葬も通知した国の規模を踏まえると、来日する海外要人は同レベルの数が見込まれる。  

警備費が最大35億円、海外要人の滞在費が「即位の礼」と同規模だとすると、国葬の実施経費は、ざっと見積もって最大70億円に膨れ上がる。実に政府発表の28倍だ。  

かつて吉田茂元首相の国葬をめぐり、実施直後の国会で共産党議員が「(国葬は)佐藤(栄作)首相の一存で決められた」「非常に後味の悪い問題を残しておるわけです」と指摘していた。岸田首相の鶴の一声で決まった安倍国葬も、大量の国費を費やした挙げ句、「非常に後味の悪い」ものになりはしないか。



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よくこんな所に線路を敷いたなと来るたびに思う」日本最東端の鉄路『根室本線花咲線』の景色が幻想的だと話題に!

2022年09月02日 13時03分14秒 | 日々の出来事
  • 2022.8.31


>実際、学生時代に訪問しましたが、漫然と列車に乗っていたので、こんな景色の場所とは今まで知りませんでした。根室の露天で買った花咲ガニが美味しかった記憶かないですね笑






列車は住宅街や山、川など、あらゆる場所を通ります。
今回話題となっているのは、湿原のど真ん中を走る列車を撮影した一枚の写真です。



凄い場所に敷かれた線路


投稿されたのは、鉄道関連の風景写真を中心にツイートされている、Twitterユーザーのドロップフレーム(@DropFrame108)さん。
「よくこんなところに線路を敷いた」というコメントとともに、日本最東端の鉄路『根室本線花咲線』の景色を公開されています。

よくこんなところに線路を敷いたと来るたびに思う花咲線 茶内~厚岸 先ほ


えっ、ここを走るの!?と言わんばかりの場所は、厚岸観光十景に選定されている「別寒辺牛(べかんべうし)湿原」。尾幌川、大別川、別寒辺牛川などが流れ、日本で繁殖する唯一の野生ツルであるタンチョウも生息しているといいます。

その真ん中を颯爽と走るのは、2両編成の花咲線の列車。青い水と緑の木々と相まった幻想的な景色で、思わず息を呑んでしまいますよね。





以下はlinkで



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