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安倍元首相はまだ霊界で生きている」 国葬は旧統一教会に追い風か…弁護士ら118人が反対声明

2022年09月04日 07時03分35秒 | 事件と事故
安倍元首相はまだ霊界で生きている」 国葬は旧統一教会に追い風か…弁護士ら118人が反対声明



8/26(金) 18:45配信


オンライン参加の郷路弁護士と梓澤弁護士(2022年8月26日/弁護士ドットコムニュース)

安倍晋三元首相の国葬(9月27日予定)は憲法に違反するなどとして、弁護士や学者らが8月26日、反対の声明を発表した。

 【画像】会見する旧統一教会の田中会長 声明の賛同者であり、旧統一教会の被害者救済にあたる郷路征記弁護士は、

信者にとって安倍氏は「まだ霊界で生きていて、地上でのサタンの勢力と戦う統一教会を励ます存在」だと指摘。そのため国葬を実施すれば、教会を勢いづかせる可能性があると警鐘を鳴らした。

 ●国葬は安倍政治批判の自由を奪うものと主張 この声明は「23期・弁護士ネットワーク」が法曹界に呼びかけ、賛同者数は118人にのぼった。 この日、記者会見を開いたメンバーの梓澤和幸弁護士は「銃撃事件は心より残念だが、国葬は安倍政治の歴史に対する批判の自由を奪い、弔意を強いることで自由な良心に踏み込むことであり、賛同できない」と呼びかけた。

 声明の柱は4つ。 

・国葬は国民に弔意を強制するもの 
・国葬は岸田内閣による政治利用 
・法律の根拠を欠くもの 
・旧統一教会による被害拡大に手を貸すもの これらの理由から国葬の実施は許されないとしている。 


●安倍元首相は天で生きていて、サタン勢力との戦いに加勢してくれる人…


 旧統一教会に勝訴した「青春を返せ訴訟」の郷路征記弁護士もオンラインで参加し、国葬の開催に対する危機感を訴えた。 過去の裁判資料に基づき、旧統一教会と安倍氏の関係性を指摘しながら、「安倍元首相は統一教会にとっては、霊界で生きています。地上におけるサタンの勢力との戦いに天から助けてくれる人として位置づけられます」と説明した。

 「したがって、国葬がおこなわれることは統一教会の違法な、あるいは社会的に不相当な行為を励ますために使われるのだろうという危惧を私は禁じ得ません」

 ●二階氏の「国葬やらなきゃバカ発言」は本気 

澤藤統一郎弁護士は「国葬は国民全体をたばねて国が代表して、安倍晋三という特定の政治家を弔うもの。

半旗をあげろとか礼をしろとか細かいことを言わずとも、国葬することが憲法に違反するもの」と主張した。

 自民党の二階俊博元幹事長が8月24日、国葬を実施することについて「当たり前。やらなかったらバカ」などと発言したことを受けて、澤藤弁護士は「本気でそう思っていて、国策を今さら元に戻せるかということがあるのでしょう。かつての戦争もそうでした」と繰り返し、国葬の実施に警戒感を表した。


弁護士ドットコムニュース編集部


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これからきますね>台風10号で家が壊れた」投稿はなぜ危険か

2022年09月04日 03時03分27秒 | インターネットにまつわるはなし
台風10号で家が壊れた」投稿はなぜ危険か、個人情報流出で犯罪被害に巻き込まれないSNS投稿のコツ

6日から7日にかけて、大型台風台風10号が九州地方に接近、九州7県180万人に避難指示が出された。大風で家屋が崩壊したり、怪我をされた方、避難所に避難した方もいる。被災された皆さんにはお見舞い申し上げたい。 


9・7・2020


災害時に情報を取得したり、親しい人たちに安否を伝えたりする際に、SNSは役に立つ。一方、投稿によっては思わぬトラブルに巻き込まれることがある。なぜどのように危険なのか。どのような点に注意して投稿すればいいのだろうか。 


大規模災害時ほど増えるSNS投稿

「家の窓をこのように対策をした」と、飛散防止に養生テープを縦横に貼ってある家の外観写真が投稿されているのを見かけた。「風が強いから大切ですね。うちもやらなきゃ」などとやり取りされており、このようなやり取りで対策をする方が増えたのは良かったと感じる。しかし一方で、残念ながら別の被害につながる可能性がある。 


SNSでの投稿には、親しい人たちへ安否を伝えたり、被災状況などを報告する意味合いがある。大きな災害時ほど、交流のある人達に安否を伝えたい、同じく被害にあっている人たちに情報を届けたいなどの気持ちが働いて、普段は投稿しない人たちも投稿が増える傾向にある。 


実際、ハッシュタグ「#台風10号」などをつけた写真、動画が、TwitterやFacebook、Instagram、TikTokなどで多数投稿されている。たとえばInstagramでは執筆現在、「#台風10号」は6.2万件、「#台風」は109万件、「#台風対策」は3.3万件投稿されている状態だ。 

全体に、「(台風で)壊れた」「対策した」「こんな状況」という写真や動画が多くなっている。窓の外の暴風雨の動画や、家の中の様子、大風で壊れたり飛んだりしたもの。中には、避難所の様子を投稿しているケースもある。「#佐世保」「#奄美」「#宮崎」「#高知県」などの地域名ハッシュタグをつけて、公開範囲を限定せず全体公開で投稿されているっものも多い。 


地域や自宅が特定できる情報に注意
窓からの写真、建物の外観、避難所名、室内の間取り、地域名などがわかる写真や動画などが多く投稿されている状態だが、このような投稿は危険な可能性がある。 

「#佐世保」などの地域名のハッシュタグや避難所名などをつけた投稿からは、地域が絞りやすくなる。

「○○公園」「スーパー○○町店」などのローカルスポット名を投稿に入れることも同様だ。合わせて窓からの写真や建物の外観がわかる写真などを投稿している場合、Googleストリートビューなどを使えば、簡単に自宅が特定できてしまう。家の中の写真や動画でも、間取りがわかるようなものは危険だ。賃貸物件の場合、インターネット上で間取りが公開されており、照らし合わせることで特定できてしまうからだ。 


一つの投稿だけではわからなくても、複数のSNS投稿を照らし合わせることで、様々な個人情報が取得できてしまう。写真や動画は特に情報を多く含むため、背景の映り込みなどにも注意が必要だ。 


このような投稿によって、犯罪被害に巻き込まれた人は少なくない。SNSで自宅や学校などを特定されたことでストーカー被害にあった女子高生もいる。自宅と留守の期間がわかったことで、空き巣被害にあった人もいる。台風被害のような地域や自宅の場所が明らかになりやすい投稿は、ストーカーや空き巣などを狙っている加害者に対して多くの情報を与えてしまう可能性があるので、くれぐれも注意してほしい。 

また、避難所に避難していることを投稿してしまうと、留守宅を狙われる可能性もある。実際、コロナ禍で休業中の店舗や企業などに空き巣被害が多発したが、「留守」「誰もいない」ことをSNSで公開してしまうと、このような犯罪被害につながることがあるので注意してほしい。被害にあった人の家をあえて狙う”火事場泥棒”のような人もSNS投稿を見ている可能性があるのだ。 

SNSで不特定多数が見られる場に投稿することは、様々なリスクを帯びている。親しい人たちに安否を伝えたい場合は公開範囲を限定して投稿したり、被災した人たちに向けて情報を発信したい場合も自宅などが特定できないよう気をつけながら投稿してほしい。


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