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突如辞めた新入社員。ピチピチの制服が気に入らなかった?

2024年09月26日 09時05分18秒 | 雇用と職のこと
突如辞めた新入社員。ピチピチの制服が気に入らなかった?
緊急事態宣言が出た。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入社早々に在宅勤務やWeb研修となってしまった新入社員は多いかもしれない。 

4月は新入社員が仲間入りする時期(※画像はイメージです。以下同)
 4月といえば新入社員が着慣れないスーツに身を包み、オフィスをぎこちなく歩く姿が恒例だった。期待と不安がないまぜになりながら初出社した日の光景は、本人にとって一生忘れることはできないだろう。しかし、一生懸命に新しい仕事に奮闘する新入社員がいるなか、すぐに辞めてしまう人がいることも事実だ。  

そこで、今回は先輩社員も驚きの理由で突如辞めてしまった新入社員のエピソードを紹介しよう。 



制服のサイズが原因? 総務を掻き乱して突如辞めた女性社員
 某有名電機メーカーに勤める町田恵子さん(仮名・40代)は、不可解な新入社員に出会ったことがあるという。  

町田さんの会社には制服があるため、新入社員が入社する前にサイズを確認し、手配しておくことが総務部の重要な仕事だった。ある女性社員は11号と申請していたため、そのサイズで発注をしていた。 「実際に制服を渡したところ、チョット小さい? って担当者は思ったみたいですが、本人の申告だからそのまま渡したそう。でも、やっぱり小さかったのか次の日サイズの変更申請があり、15号に変更することになりました」  

町田さんの会社では、15号までは揃っていたのですぐに渡せるように準備されていたようだ。しかし……。 「その3日後に、またサイズの変更申請があったみたいです。17号に変更すると……。17号以上は特注になるので、少し時間が掛かると本人に伝え、担当者は再度発注していました」  そこで、総務も真っ青な事件が勃発した。 「やっと届いた17号の制服を渡した翌週、やはり19号に変更したいと……。これには、さすがの総務も怪訝な表情でしたよ。ただし、申請があったからには、仕事ですから発注しますよね」  

そして、さらに総務が絶句するほどの新入社員の行動を目の当りにする。 「19号の制服が届いた翌月、急に会社に来なくなってそのまま退社しました。一体彼女のサイズはいくつだったのでしょうか。今でも疑問は残ったままですよ」  

発注した17号と19号の制服は、なかなか使い回しができないサイズ。制服だけが残されたままになった。  

担当の女性社員はなんとなく見た目でサイズを把握できたはずだが、いくら新入社員とはいえ、「あなたのサイズは19号よりも大きいよね」とは言い難かったのだろう……。  結局、それが原因で辞めたのかどうかは定かではないが、困ったものである。

海外赴任で開放的な気分に? 恋愛を選んだ新入社員たちに絶句

 山本望さん(仮名・38歳)は大学卒業後、日本語教師としてモンゴルに赴任していた。初めての海外での仕事だったし、山本さんは不安でいっぱいだったという。  そんなときに、心の支えになっていた同期が突然辞めてしまったのだ。 「同期の女の子が、現地(モンゴル)で知り合ったアフリカ人と恋人関係になり、日本語学校が始まる2日前に、駆け落ち同然で仕事を投げ出し、モンゴルから2人で去っていきました」  始業2日前に起きた逃避行……。いったい、どうなってしまうのか……。 「その子が担任を任されるはずだったクラスは、他の日本人の先生たちで分担しながら、なんとか業務をこなしました。日本にも求人を出しましたけど、モンゴル赴任を希望する人はすぐには見つからなくて、大変でした」  そして、次第にモンゴルにも慣れ仕事にもやりがいを感じることができるようになった頃、悪夢は再び訪れた。 「違う年度に赴任してきた子で、学校が始まって2か月後に辞めてしまうこともありました。その子は、モンゴル人と同棲していたんです」  日本のようにカリキュラムがしっかりしていなかったというモンゴルの日本語学校。日本人のように神経質な人にはツラかったのではと山本さんは言う。 「彼女は、大変な学校で仕事を続けなくても、彼氏とモンゴルで楽しく過ごせるし、困らないからと辞めていきました。2人共、せっかく異国でチャレンジするために来たのに恋に走って、責任感も無く、辞めていったのは非常に残念です」  海外では、心が開放的になるとよく聞くが、恋愛をして仕事まで辞めてしまうことに驚いた。ちなみに、山本さんは……任期を終えたあと、モンゴル人の男性と結婚したそうだ。現在は日本で幸せに暮らしている。  

決断は早いほうがいいとはよく言う言葉だが、同僚や同期にとって、すぐに辞めてしまう仲間がいるとモチベーションが一気に下がってしまうことは確かだろう。


4/28/2020

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ある日突然、「糖尿病です」自粛中に予想外に進む"数値異常"の恐怖

2024年09月26日 03時06分32秒 | 医療のこと


新型コロナウイルスの爆発的な感染増加が続く中、水面下で別の“大きな健康リスク”が現実のものになりつつあると警鐘を鳴らすのが、『糖尿病の真実』などの著作で知られる水野雅登医師だ。最前線で患者の治療に当たる水野氏が直面した「恐るべき現実」とは──。(第2回/全3回) 

8/28/2021

【この記事の画像を見る】

 ■急激な体重増加、血管や臓器はボロボロ…  昨年から始まった、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う「不要不急の外出」の自粛要請によって、コロナ以前と比べ、短期間に体重が大きく増える人が増加しています。 

 加えて、血糖値、血圧、中性脂肪やコレステロールなどの検査数値が悪化する人が増える傾向にあるのですが、この事態がまだあまり知られていないことに、医師として強い危機感を覚えます。 

 先日、健康診断でみた方は、この「体重増加に伴う検査数値の悪化」の典型といえるケースでした。 

 パンデミック前の数年間はきちんと体重をキープできていて、糖尿病に関連する検査結果の「HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)」も5.8%で「糖尿病2歩手前」でした。ところが、今回のパンデミックが始まった2020年から2021年にかけて体重が増加し、HbA1cは6%台に上昇。ついに「境界型」に達してしまいました。 

 正常値から「境界型」になるまでには時間がかかりますが、「境界型」から糖尿病発症にまで至るのははるかに早く、適切な対応が必要です。

  HbA1cは6.5%からが「糖尿病」域になりますが、この患者さんに限らず、急に「糖尿病」域を超えたり、それに近い数値になったりするケースが、新型コロナ以降の検診で確実に増えてきていることを実感しています。  

しかも、糖尿病の数値だけでなく、血圧、LDLコレステロール値、中性脂肪などにも数値の悪化が起こっています。 

 体重が増えることで腹まわりについた内臓脂肪が分泌し、体の代謝を乱す物質「アディポサイトカイン」による作用、異所性(いしょせい)脂肪による臓器の炎症、インスリンによる体内のダメージ等で、血管や臓器がボロボロになっていき、数値がどんどん危険水域に近づいていくためです。

 ■基礎疾患を持つ人のリスクが増大  

コロナ禍(か)において、体重増加に伴う各種の生活習慣病罹患リスクが高まる現在の状況は、私たちがそれ以前とは異なる「2つの大きなリスク」を抱えたことを意味しています。  

1つは、新型コロナウイルス感染後の重症率・死亡率の増加です。

  代表的なのは糖尿病です。糖尿病は、肥満と同じく、新型コロナウイルスに感染したときの「重症化リスク」が高まることが早い段階から明らかになっています。  

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が2020年3月に発表した調査によると、同年2月12日から3月28日までに新型コロナウイルスに感染した患者7162人を調査・分析したところ、一般病棟に入院した患者のうち、糖尿病患者の割合は24%、ICU(集中治療室)で呼吸管理が必要になった患者が同32%であることがわかりました。  

つまり、糖尿病患者が新型コロナに感染すると重症化しやすい傾向がある、ということです。アメリカだけでなく、中国やイタリアからも、同様の報告がされています。  ほかにも、肥満、高血圧、心血管疾患、慢性腎臓病、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患などの基礎疾患が、重症率・死亡率を高めるリスクとなることが明らかになっています。



病気になっても病院を頼れない現実 

 コロナ以前とは異なるもう1つの大きなリスクは、基礎疾患を抱えているにもかかわらず、病院を受診できなくなるリスクです。

  感染がさらに拡大したり、医療崩壊が起きたりすれば、基礎疾患に必要な治療がこれまでどおり受けられなくなる可能性が出てきます。 

 医療機関は、すでにコロナ禍以前のように気軽に行ける場所ではなくなっています。新型コロナウイルスに感染するリスクを恐れ、受診しない人が非常に増えてきました。コロナ以前は多くの人が「何かあったら病院に行けばいい」という意識でいましたが、「今はやめておこう」に一変したことがわかります。  

また、新型コロナウイルスの対応に手を取られ、その分、それ以外の医療が縮小されているケースもあるでしょう。 

 私が知っているだけでも、パンデミックをきっかけに通院をやめた患者さんは10人、20人ではありません。百人単位です。痛みなどの症状があり、それが気になっていても「このご時世だから……」と受診を控えている方が大勢います。 

 この現象が今、全国に広がっているのです。

  「気軽に受診しづらい」という状況下で、前述のように各種の検診数値の異常が出てきたり、悪化したりしている人が増えています。 

 医療の逼迫(ひっぱく)が続く中で、糖尿病や高血圧などの患者が爆発的に増えれば、医療の状況はいっそう厳しくなることが予想されます。新型コロナの感染リスクにさらされながら通院・治療することは、患者・医療機関の双方に大きな負担であるのは間違いありません。

 ■数値の“危険フラグ”を放置しない 

 もし、すでに健康診断の検査結果が危険水域にある場合には、医療機関がまだ機能している今の段階で、なるべく早く病院を受診することをおすすめします。  

検査の結果、すでに診断基準を満たしているのに、本人が忘れていた、もしくは気づいていなかった、というケースは枚挙にいとまがありません。中には何年もの間、放置している人も珍しくありません。 

 とくに糖尿病は、発症していてもほとんどの場合、自覚症状がないためにそのまま放置されることがよくあります。  

しかし、「なんともないから大丈夫」が通用しないのが、糖尿病です。糖尿病予備軍から糖尿病患者、糖尿病重症者へと、自覚症状がないままにシフトしていきます

  数値が悪い場合には、眼底ですでに糖尿病性網膜症の変化が起きているかもしれません。糖尿病性網膜症は、失明するまで視力がまったく変わらないこともあります。眼底出血によって、突然目が見えなくなるという可能性もあります。 

 同じように、糖尿病性腎症も初期には自覚症状がありません。気づかぬうちにどんどん進行して、あるとき健康診断で「すぐに透析を始めないと命の保証はできません」と告知を受けることになります。

  私自身、患者さんにそう言わざるをえない状況を何度も経験してきました。



■糖尿病の「境界型」突入は体からの警告  

そこまでいかなくても、糖尿病の一歩手前の状態のこともあるかもしれません。「境界型」といわれる人々です。

「境界型」は血糖値が空腹時で110~125mg/dL、食後2時間で140~199mg/dL、HbA1cが6.0~6.4%です。 

 この「境界型」は糖尿病ではありませんが、すでに身体のさまざまな場所で高血糖や高インスリンのダメージを受けています。先述した網膜症も、高インスリンのダメージでどんどん進行します。

  そして、さらに「境界型」より手前の状態でも、空腹時の血糖値が100~109mg/dL、HbA1cが5.6~5.9%なら、将来の糖尿病発症リスクは非常に高いといえます

 ■「今」が健康の分かれ道  

この段階では、まだインスリンを分泌する臓器である膵臓(すいぞう)のベータ細胞は死んでおらず、食事を変えれば健康に戻れます。つまり、まだ「間に合う」段階です。 

 逆に、この段階で食事を変えず、インスリンを乱発することで、膵臓のベータ細胞が「過労死」をすれば、二度と取り戻すことができなくなってしまいます。まさに「健康の分かれ道」にいる状態です。 

 毎日のように大勢の方の検査数値を見ていると、この「分かれ道」を間違った方向に進む方々を多く見かけます。  

検診の数値に「危険フラグ」が立った方は、何かを変える必要があります。その変えるべき「何か」は、ほとんどの場合、食事です。 

 たしかに、コロナ禍で翻弄(ほんろう)される毎日ですが、その動向に気を取られることなく、明日からといわず、「今この時」から変えていきましょう。

 ---------- 水野 雅登(みずの・まさと) 医師 1977年、愛知県生まれ。2003年に医師免許取得(医籍登録)。日本糖質制限医療推進協会提携医。著書に『薬に頼らず血糖値を下げる方法』(アチーブメント出版)、『医学的に内臓脂肪を落とす方法』(エクスナレッジ)、『糖質オフ大全科』(主婦の友社)など多数。 ----------


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