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【仕事が無い】若者や女性が次々とホームレス化・・・“コロナ貧困”の今…

2025年02月27日 03時03分47秒 | 社会のことなど
【仕事が無い】若者や女性が次々とホームレス化・・・“コロナ貧困”の今…


今回、休業要請が出されたようなお店をアルバイトとして支えてきたごく普通の女性や若者が、いま、命に関わるほどの貧困に陥っているといいます。きょうからお伝えするシリーズ「第4波 命を守る現場の今」。「コロナ貧困」と闘う男性に密着しました。

 反貧困ネットワークの事務局長、瀬戸大作さん(58)。緊急事態宣言が発出された25日。東京・新宿区の路上に止めた車で待ち合わせをしていました。

 現れたのは31歳の男性。瀬戸さんは、車に乗せると真っ先に尋ねました。

 「所持金いまいくらだっけ?」(瀬戸大作さん)
 「300円でした」(男性)
 「やばいな来てるな」(瀬戸大作さん)


4・27・2021

 男性は「派遣社員」として飲食関係などの仕事をしてきました。しかし2か月ほど前から仕事自体が全く見つからなくなったといいます。

 「きょう朝10時ごろ(仕事の募集が)あったんですけど、倍率が高かったのか、すぐになくなっちゃって。ずっとこう探しても、やっぱり・・・」(男性)

 ネットカフェで暮らしていましたが支払う金がなくなり、助けを求めたのです。

 「僕らが一緒に行くから、それで生活保護を利用するとか。アパート暮らしをしっかりしたほうがいいと思うわけ」(瀬戸大作さん)

 新型コロナの感染拡大とともに追い詰められる人たち。団体では去年4月から、コロナで生活が困難になった人に生活費の支援や生活保護申請の手助けなどをしてきました。

 「(支援した人の)全部一覧表作っている。これで何人いるんだみたいな」(瀬戸大作さん)

 この1年で支援した人は実に600人。特に今、増えているのが若い女性からの相談です。

 「若くなってますね、全体的に。飲食とか“非正規”の比率が女性が高いじゃないですか、そういう人たちが一番直撃しますよね」(瀬戸大作さん)

 派遣労働やアルバイトで働く若い世代の“受け皿”となっていた外食業界や夜の街。相次ぐ営業自粛や休業の要請は“ごく普通の若者が貧困に陥る”、そんな現実を生んでいるのです。

 瀬戸さんが今、支援しているのは30代の女性。先週、SOSのメールが届きました。

 「このときはどうした?」(記者)
 「夜中の0時半に会いに行った。(返信の)メールが来なければ、死のうと思っていたと」(瀬戸大作さん)

  女性は公園で野宿をしていました。所持金は60円でした。


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ヒトラーは、なぜ、ユダヤ人を殺したのか?

2025年02月27日 01時03分37秒 | 歴史的なできごと

ユダヤ人が約600万人も殺害 ホロコーストとその影にある理由・歴史に迫る



ユダヤ人が約600万人も殺害 ホロコーストとその影にある理由・歴史に迫る
太陽と丘
Photo by NEOM on Unsplash




ホロコーストとは、第二次世界大戦中にナチスドイツによって起きたユダヤ人大虐殺のこと。ヒトラーは、当時ドイツが見舞われた不況などの原因はユダヤ人にあるとし、人々の間にユダヤ人への憎しみを増大させていったのだ。では、ホロコーストはなぜ起きたのか、ユダヤ人の迫害の歴史について紹介する。




ELEMINIST Editor


エレミニスト編集部


日本をはじめ、世界中から厳選された最新のサステナブルな情報をエレミニスト独自の目線からお届けします。エシカル&ミニマルな暮らしと消費、サステナブルな生き方をガイドします。


2023.11.08




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ホロコーストとは
「ホロコースト(holocaust)」とは、1930年から40年にかけて起きた、ナチスによるユダヤ人の大虐殺のことを言う。英語で「holocaust」は、ユダヤ人の大虐殺の意味のほかに、「大災害・大惨事・破滅」などの意味もある。


ドイツは、第一次世界大戦によって多額の負債を追うことになった。これに追い打ちをかけたのが、1929年に始まった世界恐慌。ドイツでは失業者が続出し、人々のあいだに不安感がうずまいていた。そんななか、1933年1月にドイツの首相に就任したのが、アドルフ・ヒトラーだった。ヒトラーは、「これらの問題はユダヤ人が原因」と考え、ユダヤ人であるという理由だけで、ユダヤ人を大虐殺したのだ。


ホロコーストで殺されたユダヤ人は約600万人
ヒトラーが率いるナチス党(正式名称は国民社会主義ドイツ労働者党)が1933年、選挙によって政権につき、ナチスドイツが生まれた。そしてナチスドイツは、ユダヤ人からドイツの市民権をはく奪するなど、ユダヤ人を徹底的に排除する政策を次々と打ち出したのだ。


ナチスドイツは強制収容所を各地に設け、連行したユダヤ人に過酷な労働を強制。また、強制収容所にはガス室が設けられ、毒ガスによってユダヤ人を大量殺害したことでも知られる。このようにして、ホロコーストで殺されたユダヤ人は600万人にものぼると言われている。


「ダビデの星」でユダヤ人を識別
ナチスドイツは、ユダヤ人を識別できるように、ユダヤ人には「黄色のダビデの星」をつけることを強要した。ダビデの星は、正三角形に逆向きの正三角形を組み合わせた星形で、ユダヤ教やユダヤ民族を象徴するマークだ。ユダヤ人が建国したイスラエルの国旗にも、このダビデの星が中央に描かれている。


『アンネの日記』のアンネ・フランクも
世界的に知られる書籍『アンネの日記』は、ホロコーストで犠牲となったユダヤ人の少女、アンネ・フランクがつづっていた日記だ。


ユダヤ人迫害から逃れるため、ドイツからオランダに移り住んだアンネ一家。だがユダヤ人はナチスドイツによって次々と連行され強制労働させられていったことから、一家は事務所の裏を隠れ家にした潜伏生活をはじめたのだ。2年にもおよんだ隠れ家生活での恐怖や不安、そして自由に平和に生きたいという切なる想いが、少女アンネの日記から伝わるはずだ。


だが、アンネ一家は何者かの密告により見つかり、アウシュビッツ強制収容所に送られることとなった。


場所は?
ナチスドイツによるユダヤ人迫害は、ドイツで始まったが、それだけではない。1939年にはドイツがポーランドに侵攻。これをきっかけに、第二次世界大戦がはじまり、ドイツはイタリア、ハンガリーなどと同盟を結び、ナチスドイツの支配を広げていった。


これにあわせて、ドイツ以外でもヨーロッパ各地にいたユダヤ人が迫害を受けることとなった。ホロコーストは、ヨーロッパ全土に暮らすユダヤ人に大きな影響をもたらすこととなったのだ。


なぜホロコーストが起きたのか?
なぜこれほどに大勢のユダヤ人が迫害され、殺害されるまでに至ったのか?その理由のひとつは、ナチスドイツが誕生したときのドイツの情勢にある。



第一次世界大戦で敗戦国となったドイツは、街が荒廃し、経済も不安定な状態にあった。それに加えて、連合国とドイツはヴェルサイユ条約を締結。ドイツが支払うべき1320億マルクもの賠償金が決まり、その負債がドイツに重くのしかかったのだ。


これに追い打ちをかけたのが、1929年から始まった世界恐慌だ。失業者がさらに増え、人々の間では不満や不安が募っていったのだ。そのようななかで人々から支持を集めて誕生したのがナチスドイツであり、「この原因はユダヤ人だ」と、人々の憎しみをあおったのだ。


ヒトラーがなぜ、これほどまでにユダヤ人に憎しみを抱いていたのかは不明だが、若いころから反ユダヤ人思想に触れていたことがきっかけのひとつだったのではないかと指摘されている。


ユダヤ人の迫害の歴史
ユダヤ人に対する差別や迫害は、ナチスドイツによるホロコーストから始まったわけではない。それよりも前から存在している。


中世ヨーロッパ
ユダヤ教を信仰する人やその子孫はユダヤ人と呼ばれるが、ユダヤ教は唯一の神「ヤハウェ」を信じている(※1)。ユダヤ教は世界でもっとも古い宗教のひとつだが、ユダヤ教をルーツとしたキリスト教が世界に広まっていくと、宗教の考え方が違うことから、ユダヤ人は差別されたり、嫌われたりすることがあったと言われている。ユダヤ人はヨーロッパ各地に広く住んでいるが、ユダヤ人を差別する思想は古くから存在していたのだ。


ホロコースト(1933~1945年)
ユダヤ人が大虐殺され、迫害がピークになったのは、ナチスドイツによるホロコーストだろう。だが、1945年に、アメリカ、イギリス、ソ連の連合国側が勝利をおさめたことで、ナチスドイツの時代は終焉を迎えた。連合国軍は、ヨーロッパ各地にあった強制収容所に閉じ込められていたユダヤ人を開放。こうして、ホロコーストは終わったのだ。


反ユダヤ運動(1946年)
10年以上にわたり続いたホロコーストが終わったものの、生き残ったユダヤ人にとってはその後の人生も過酷なものだったと想像できる。家族や仲間を失い、家や故郷を失った人もいただろう。また、大虐殺が起きたことで、反ユダヤ思想への恐怖感や不安感が続いたことは想像に難くない。実際、ポーランドのキェルツェでは1946年、ユダヤ人42人が殺害されるポグロム(虐殺)が起きている。


イスラエル建国(1948年)
ホロコーストを生き延びたユダヤ人は、自分たちの国を作ろうという気運が高まっていった。こうして、1948年に生まれたのがイスラエルだ。これまで迫害を受け続けてきたユダヤ人にとって、自分たちの国を守りぬきたいという気持ちが強いのは、そのような歴史的な背景があるからだ。


だが、イスラエル建国にともなって、もともとその地域に暮らしていたパレスチナ人は土地を追われていった。こうして生まれたのが、ヨルダン川西岸地区とガザ地区なのだ。


2023年、イスラエルとガザ地区での大規模な武力闘争が始まったのも、長きにわたる歴史的な事情が複雑に絡んでいる。




SOCIETY
学び
パレスチナ・ガザ地区とは 「どこ?なぜ問題?」をわかりやすく解説


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ホロコーストもジェノサイドもない世界へ
ホロコーストはユダヤ人であることだけを理由に大虐殺を行った凄惨なできごとだ。そして、同様に民族や人種などの特定の集団を殺害することを「ジェノサイド」という。1948年には、国連によって「ジェノサイド罪の防止と処罰に関する条約」が採択され、このような大量殺害を防ごうと世界は動いてきた。


だが、イスラエルとパレスチナの問題は、ユダヤ人がホロコーストなど迫害を受けてきた長い歴史的な背景が絡んでいる。簡単には解決できないと言われている国際問題のひとつである。だがそれでも、憎しみあい、殺しあいをするのではなく、だれもが平和に幸せな暮らしをおくれる世界を目指したいものだ。


※1 ユダヤ教|国土交通省


※掲載している情報は、2023年11月8日時点のものです。



ELEMINIST Editor


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2023.11.08





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アイドルがグループを脱退する本当の理由。当人たちが告白

2025年02月27日 00時03分18秒 | 文化と芸能
アイドルが所属していたユニットやグループを電撃脱退したというニュースが増えている。なかには、事務所自体を辞めて“フリーランス”で活動することを選ぶ人もいる。  

脱退や退所の経緯として「方向性の違い」と説明されることも多いが、じつはそれだけではないのである。その裏には、いったいどんな理由が隠されているのか。 




アイドルグループ脱退の理由「方向性の違い」の真相

7・4・2020

写真はイメージです(以下同)

 かつて地下アイドルグループに在籍していた経験のあるよっちさん(29歳・仮名)は、自身の脱退理由を「新規メンバーと相性が合わなくて」と話す。 「地下アイドルのユニットって、かなりメンバーの入れ替わりが激しいんですよ。ものすごいやる気満々で入ってきても1か月もしないで辞めちゃったり。あとは既存メンバーだけでは新鮮味がなくなってきたらオーディションをして新しい子を加えることも多いんです」  

よっちさんは何回もメンバーの入れ替えを経験し、最終的には新規メンバーオーディションの選考にも携わっていたそうだ。 「同期がドタバタと辞めてしまい、新規メンバーを数人入れたんです。みんな見た目は可愛らしかったのに全員ものすごく気が強くて。そんな新規メンバーたちが、こっちがびっくりするぐらいに仲良く結束してしまったんです。 

 普通、先輩には多少気を使うと思うのですが、まったくそんな素振りもなく。むしろ旧メンバーが彼女たちに気を使うという変な空気でした」  次第に旧メンバーより新規メンバーの人数が多くなり、楽屋やステージでもだんだん立場が弱くなってしまったよっちさん。  

何よりキツかったのはチェキの売れ行きだった。 「新規メンバーはガツガツしていて。スタッフにはバレないようにSNSのDMで直接オタクへ営業したり、チェキを撮る際に恋人みたいに腕組みしたり、キスする寸前みたいなことをしたり……。

  一方、旧メンバーは私を含めおっとりした性格でした。『○○さんはよっちのファンだからねぇ』って、“推し変”(※推しているメンバーを変更すること)させないようにファンを牽制していましたが、いつの間にかチェキは新規メンバーたちの方が売れ始めて。だんだん惨めになっていきました。自分の力不足はもちろん認めます。でも、いくら真面目に頑張っても事務所に内緒でがっついているアイドルの方が需要があるっていう事実も虚しかったです」  その結果、よっちさんはグループを去る決意をしたという。



マネージャーとの恋愛がきっかけで事務所を退所

 数年前にグラビアアイドルとして活動していたちぐささん(30歳・仮名)は、自身の色恋沙汰が原因で事務所を退所した経験がある。 「じつは担当マネージャーと付き合っていたんです。最初は全く興味なかったけど、現場で一緒になることが多くなるにつれて、だんだん惹かれていって……」 

 そして、マネージャーからの猛プッシュで交際がスタート。しかし、順風満帆とはいかなかった。 「彼氏って思うと、女が出ちゃうんですよね(笑)。DVDで小さい水着を着ると『私がこんなの着てもヤキモチ焼かないの?』って、私がキレて喧嘩になったり。  


バラエティの仕事でもヨゴレ役をやらなきゃいけないのに、彼氏に見られたくないからって理由ではっちゃけきれない。若かったのもあるけど、グラドルとして力が出せなくなっていきました」 

 彼はちぐささん以外にも担当するアイドルがいたが、それに対する嫉妬もすごかったそうだ。 「私と同期くらいの子が私よりいい番組に出ていたり、良いメーカーでDVDを出すのが許せなかった。とにかくワガママでした。彼女なんだから仕事もプライベートも私が最優先されるべきだって思ってましたね」  そんな彼女に手を焼いた彼からの提案は“事務所の移籍”だった。 「彼は『このままだと、うちらの関係も仕事もおかしくなっちゃうから』って、仲のいいマネージャーがいるという別の事務所を紹介してきたんです。明らかに格下だったけど、今より仕事は流せるし、事務所が違えば堂々と付き合えるからって」  


だが結局、仕事は激減。彼とも自然消滅してしまう。 「私はまだ若くて業界のことがよくわかっていなかったんですが、まぁ捨てられただけですよね(笑)。いわゆるメンヘラ状態の私をあのまま事務所にいさせても何をバラされるかわからないし、面倒だから他の事務所に売っちゃったということだと思います。もっとうまくやっていればなぁって今でもたまに思いますよ」 

 筆者も昔、アイドルユニットに一瞬だけ在籍していたが、男関係で揉めてクビになった経験がある。話せば長くなるので割愛するが、警察や弁護士にも相談に行くはめになるほど揉めに揉めた。その経験から、女同士が集まれば必ず面倒なことが起きると肝に銘じている。  


今はフリーランスで自由に働いているからストレスはないが、事務所に所属していた時は多かれ少なかれストレスは感じていた。最近、事務所を退所したりフリーランスで活動する人が多いのはそういった理由なんだろうか――。


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