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アイドルがグループを脱退する本当の理由。当人たちが告白

2025年02月27日 00時03分18秒 | 文化と芸能
アイドルが所属していたユニットやグループを電撃脱退したというニュースが増えている。なかには、事務所自体を辞めて“フリーランス”で活動することを選ぶ人もいる。  

脱退や退所の経緯として「方向性の違い」と説明されることも多いが、じつはそれだけではないのである。その裏には、いったいどんな理由が隠されているのか。 




アイドルグループ脱退の理由「方向性の違い」の真相

7・4・2020

写真はイメージです(以下同)

 かつて地下アイドルグループに在籍していた経験のあるよっちさん(29歳・仮名)は、自身の脱退理由を「新規メンバーと相性が合わなくて」と話す。 「地下アイドルのユニットって、かなりメンバーの入れ替わりが激しいんですよ。ものすごいやる気満々で入ってきても1か月もしないで辞めちゃったり。あとは既存メンバーだけでは新鮮味がなくなってきたらオーディションをして新しい子を加えることも多いんです」  

よっちさんは何回もメンバーの入れ替えを経験し、最終的には新規メンバーオーディションの選考にも携わっていたそうだ。 「同期がドタバタと辞めてしまい、新規メンバーを数人入れたんです。みんな見た目は可愛らしかったのに全員ものすごく気が強くて。そんな新規メンバーたちが、こっちがびっくりするぐらいに仲良く結束してしまったんです。 

 普通、先輩には多少気を使うと思うのですが、まったくそんな素振りもなく。むしろ旧メンバーが彼女たちに気を使うという変な空気でした」  次第に旧メンバーより新規メンバーの人数が多くなり、楽屋やステージでもだんだん立場が弱くなってしまったよっちさん。  

何よりキツかったのはチェキの売れ行きだった。 「新規メンバーはガツガツしていて。スタッフにはバレないようにSNSのDMで直接オタクへ営業したり、チェキを撮る際に恋人みたいに腕組みしたり、キスする寸前みたいなことをしたり……。

  一方、旧メンバーは私を含めおっとりした性格でした。『○○さんはよっちのファンだからねぇ』って、“推し変”(※推しているメンバーを変更すること)させないようにファンを牽制していましたが、いつの間にかチェキは新規メンバーたちの方が売れ始めて。だんだん惨めになっていきました。自分の力不足はもちろん認めます。でも、いくら真面目に頑張っても事務所に内緒でがっついているアイドルの方が需要があるっていう事実も虚しかったです」  その結果、よっちさんはグループを去る決意をしたという。



マネージャーとの恋愛がきっかけで事務所を退所

 数年前にグラビアアイドルとして活動していたちぐささん(30歳・仮名)は、自身の色恋沙汰が原因で事務所を退所した経験がある。 「じつは担当マネージャーと付き合っていたんです。最初は全く興味なかったけど、現場で一緒になることが多くなるにつれて、だんだん惹かれていって……」 

 そして、マネージャーからの猛プッシュで交際がスタート。しかし、順風満帆とはいかなかった。 「彼氏って思うと、女が出ちゃうんですよね(笑)。DVDで小さい水着を着ると『私がこんなの着てもヤキモチ焼かないの?』って、私がキレて喧嘩になったり。  


バラエティの仕事でもヨゴレ役をやらなきゃいけないのに、彼氏に見られたくないからって理由ではっちゃけきれない。若かったのもあるけど、グラドルとして力が出せなくなっていきました」 

 彼はちぐささん以外にも担当するアイドルがいたが、それに対する嫉妬もすごかったそうだ。 「私と同期くらいの子が私よりいい番組に出ていたり、良いメーカーでDVDを出すのが許せなかった。とにかくワガママでした。彼女なんだから仕事もプライベートも私が最優先されるべきだって思ってましたね」  そんな彼女に手を焼いた彼からの提案は“事務所の移籍”だった。 「彼は『このままだと、うちらの関係も仕事もおかしくなっちゃうから』って、仲のいいマネージャーがいるという別の事務所を紹介してきたんです。明らかに格下だったけど、今より仕事は流せるし、事務所が違えば堂々と付き合えるからって」  


だが結局、仕事は激減。彼とも自然消滅してしまう。 「私はまだ若くて業界のことがよくわかっていなかったんですが、まぁ捨てられただけですよね(笑)。いわゆるメンヘラ状態の私をあのまま事務所にいさせても何をバラされるかわからないし、面倒だから他の事務所に売っちゃったということだと思います。もっとうまくやっていればなぁって今でもたまに思いますよ」 

 筆者も昔、アイドルユニットに一瞬だけ在籍していたが、男関係で揉めてクビになった経験がある。話せば長くなるので割愛するが、警察や弁護士にも相談に行くはめになるほど揉めに揉めた。その経験から、女同士が集まれば必ず面倒なことが起きると肝に銘じている。  


今はフリーランスで自由に働いているからストレスはないが、事務所に所属していた時は多かれ少なかれストレスは感じていた。最近、事務所を退所したりフリーランスで活動する人が多いのはそういった理由なんだろうか――。


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