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バレンタインで修羅場に…もらったチョコが高級メーカーとは露知らず

2025年02月14日 00時03分05秒 | 女と男のこと
バレンタインで修羅場に…もらったチョコが高級メーカーとは露知らず


 義理チョコを禁止する会社も増えつつある昨今だが、カップルや片思い中の人にとって、「バレンタイン」はいまだにビッグイベントのひとつと言える。日頃の感謝や愛情を伝え、より仲が深まれば何よりだが、相手との間で温度差に開きがあることも。実際、良い思い出ばかりでもないようで……。 
もらったチョコが高級メーカーとは露知らず…

2・14・2020

※画像はイメージです(以下同)


 会社員の智也さん(29歳・仮名)は、去年のバレンタインで彼女を怒らせてしまったという。 「彼女とは2回目のバレンタイン。1回目は手作りチョコで、去年は買ったチョコだったんです。僕はあんまり甘党でもないし、チョコはくれなくてもいいぐらいなんですが……。一応、恋人同士にとっては“お決まりの行事”ですよね、バレンタインって」  

いったい、何があったのか。仕事終わりのデートでチョコをもらい、智也さんはその場で箱をあけて、すぐに食べきったという。しかし、その行動が彼女の逆鱗に触れてしまう。 「すごい小さな箱で5個しか入ってなかったんで、『ありがと!』って伝えてからパクパクと食べきってしまったんですよ。そんな小分けに食べる量でもないかなぁと思って。そしたら彼女が『ちょっとーーーー!』って、いきなり声を荒げたんです。何にも悪いことしてないのにどうしたんだろう? って不思議に思っていたら、『何で食べちゃうの!?』って睨みつけてきたんです」  

なんと5個しか入っていなかったチョコは、“本命チョコ”と名高い某高級チョコでお値段は5000円だったそうだ。 「彼女としては、もっと味わって食べて欲しかったらしく、1個くらいは自分で食べたかったみたいなんですよね。僕もそんなお高いチョコって知っていれば、あんな食べ方はしなかったです。“誰でも知ってる”って思ったみたいですが、男はそんなにチョコ詳しくないですよね。『1時間も並んだのに~!』って怒られても、正直知らなかったから……でも、申し訳ないことしました」 

 確かに甘党でなければ、チョコのメーカーまではわからないだろう。チョコの価値がわからなかったゆえに、しくじってしまったのは智也さんだけではない。 


「バレンタイン制度を廃止して欲しい」


 大河さん(37歳・仮名)も彼女から有名メーカーのバレンタインチョコをもらったことがあるという。 「箱が2段になっていて、引き出し(?)みたいなのまでついている、いかにも“本命チョコ”。すごくうれしくてテンションあがりました」  2段なだけありチョコも沢山入っていたが、1個1個大事に食べて、入れ物も大切にしていたという。そして1か月後、ホワイトデーになり、いざお返しを渡すと……。 

「ぬいぐるみ付きのキャンディーセットみたいなのをあげました。会社の子に相談したら『これ、間違いないよ!』って言われたんで」  彼女の喜ぶ顔を期待していたが、お返しを渡した後の第一声は『え、コレ?』だった。 「全然笑わないし、不満そうで何が何だかわからなかったんですが、どうやら彼女のくれたチョコと僕のお返しの額に結構な差があったみたいなんです(苦笑)。僕のあげたやつも7000円ぐらいしたんで、決して安くはないはずなんですが。でも、彼女的には期待以下だったらしく平謝りしました。

  それで後日、会社の子に事の顛末を話したら『彼女にもらったチョコ見せて』って言うんで見せたんです。そしたら、『これ多分、お返しに3万~4万円のアクセが正解だわ、ゴメン』って。どちらにせよ、さすがにホワイトデーでそこまでのものを買うつもりはなかったけど、面倒くさいから、いっそバレンタイン制度を廃止して欲しいです……」

てっきり“本命”だと思っていたのに…

 彼女以外からもらった、いわゆる“義理チョコ”でもトラブルはある。誠さん(27歳・仮名)は同じ部署の後輩に気に入っている子がいた。バレンタインは期待していなかったというが……。 

「その後輩のことは可愛いなぁ〜とは思っていて、何回かサシで飲んだりしたんですが、なかなか進展はなかったんで、チョコをもらえるなんて1ミリも考えていませんでした」  バレンタイン当日、昼休憩が終わる頃、後輩に『ちょっとこっち来てください!』と給湯室に呼ばれる。 「後輩がコソコソ『これ、いつも先輩にお世話になってるんで! 他の人にはあげてないんで内緒にしてくださいね!』って、手作りチョコをくれたんです。これ完全に脈アリじゃんって、マジで嬉しくて。ホワイトデーに絶対告白しなきゃって思ったんです」 

 ホワイトデー間近になり、デートの店の予約もお返しの準備もバッチリした誠さんは後輩を誘う。だが、返ってきた答えは拍子抜けするものだった。 「3月14日の予定を聞いたら、『え? 残業とかですか? え~、彼氏とデートなのになぁ』って言うんです。もう意味がわからなくて。勝手に両思いかと思っていたから、彼氏がいるのも想定外すぎたんですが、カッコつけて『あ、お前彼氏いたんだ? どうせ1人で寂しくしてるのかと思って、お返しに飯でもって思ったんだけど、またな!』って強がったんです。てか、それしか思いつかなかった……」  結局、残業ではないことで彼女には喜ばれたそうだ。しかも手作りチョコは確かに社内では誠さんにしか渡さなかったそうだが、彼氏用に作ったものの余りだったのだ……。 


「浮かれて告白する前で良かったけど、今思い出してもこっ恥ずかしい。義理なら義理って最初に言ってくれ!」  筆者はもうプライベートでバレンタインチョコをあげたのが何年前なのか正直覚えていない。エピソードがあるだけ羨ましいなぁ~と思いつつ、もらう側のメンズにとっても気苦労がたえないイベントなんだなぁとしみじみ感じたのであった



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