土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

見学会は、賑わいました。有難うございました。

2013年02月28日 21時44分34秒 | Weblog

先日行われた、黒漆喰のログハウス見学会は、告知はほとんどしなかったにもかかわらず、多くの方が訪れて賑わいました。多くは近所の方でしたが、高知市内からも訪れてくれた方もいて驚きました。インターネットの威力を感じると共に、ログハウスへの関心の高さを肌で感じ取れました。

倉庫の屋根も完成しました。ログハウスと二つ並ぶと、家がより大きく、豪華に見えます。

施主さんの持っていた板を棚にして、庭に咲いていた、梅の花を飾りました。いい感じになりました。見学会をして、多くの方にアイビーログ工房の建てる家を体感して貰い、家の価値を再考してもらい、木と土と石で建てる事の良さを、体全体で理解していただきたいと考えています。これからも地産の素材を使い、良い家を建てて行きます。


見学会近し。焼き杉張りの倉庫も完成しました。

2013年02月18日 22時04分39秒 | Weblog

いよいよ愛南町のポストアンドビーム完成間近となりました。今日、薪ストーブが無事入りました。ダッジウエストのランドルフ。小型で可愛らしいストーブですが、機能は2次燃焼の機能を持ち、小さいながら本格的です。少しピンボケですが、煙突は150ミリで40センチの薪も投入出来ます。

養生のシートをはぎ、掃除機をかけました。後は建具と電気器具を取り付け、畳をいれ、水道をつなげば完成です。一杯残っているみたいですが、後3日もあれば終わります。其のあと最終の大掃除をして、24日の見学会となる予定です。杉の床は柔らかく、暖かいのを実感しに来て下さい。本当にリラックス出来ます。そうそう、黒漆喰の現代民家の横に、さらに黒い小さな建物が建ちました。10平方メートルの、焼き杉仕上げの農機具倉庫です。自然な黒の共演。楽しく仕事をさせて戴きました。どちらも4、1寸勾配。良い勾配です。二つの屋根が並ぶと楽しい雰囲気。焼き杉の色は大好きなのですが、施工する時に体中真っ黒になるのには、閉口しました。しかし自然のものなので、ストレスは感じませんでした。エコと言う言葉は使い古され、あまり好きではありませんが、胸を張って言えます。この建築は現代建てられている建築の中では、一番自然な建て方で建てられ、持続可能性の高い工法の建築です。是非見学に来て体感してください。待っております。


未来を創る授業。

2013年02月10日 22時36分25秒 | Weblog

カフェアイビーから見た夕焼け。天気の良い日は、桜の木越しに空が赤く染まります。寒いのですが、確実に春は近づいているのを感じます。デッキで過ごす人も多くなりました。ダム湖の水にさえ春を感じているからだと思います。今日は農業高校の先生が来てくれました。今年も授業の相談でしたが、今回はログハウスではなく、小物。木の椅子や、テーブル等の小物の作り方をして欲しいと言う事でした。今回の授業は、生徒達のインスピレーションが、どんな物を想像するか、楽しみなので、あまり写真や現物は見せずにやりたいなと感じました。教えて伝えられる事より、自分で想像し形にする事の方が、将来の力になると信じます。私は教える事が得意ではありません。ログハウスを建てる時も、ビルダーに素材を渡し、イメージを言う事だけで、こうしなさいとは言う事はほとんどありません。任せたら、出来た物が格好悪くとも、受け入れます。ログハウスと言う建築は、大工さんが建てる建築と違い、きちんと出来たら良いのではなく、その人の感性、センスも大事な建築。施主さんのイメージを形にできる事は中々難しい事ですが、施主さんの想いを超えることが大事です。イメージが違っても、出来上がった物が良ければ施主さんは満足するし、不満なら厳しい事になります。アイビーログ工房も今年20周年。ここまで来れたのは、少しづつでも、施主さんの想いを超えた建築が出来てきたからだと考えております。創造する力を生徒さんに伝えられたら良いなと想い、授業をすることをお受けしました。私は、未来は人に創って貰う物ではなく、自分で創り切り開いていく物だと考えています。


黒い壁の現代民家。

2013年02月04日 21時55分26秒 | Weblog

愛南町のM邸。外部漆喰は、伝統の色黒漆喰で仕上げました。白い外壁は美しいのですが、黒も良いなと、前から思っていました。今回施主さんが賛同してくれ、初めて外壁を、黒く仕上げる事が出来ました。左官の沖野さん。かなり手こずったようです。磨くと色が薄くなるので、よく磨いた場所は乾燥が早いのか、少し白くなっています。職人の手跡が感じられる壁です。黒色の元は硝煙です。漆喰との配合は、何度かサンプルを作って決めました。もっと黒くと言う希望もあったのでっすが、左官さんの感と経験から、このぐらいの方が、強度的に心配がないという事で決まりました。

南側の車庫から見るとこんな感じ。黒い色は年月を重ねながら、少しづつ変化して行きます。自然素材の美しい変化が楽しめるでしょう。

煙突に貼った石を、壁にアクセントに入れました。施主さんも満足そう。

デッキを張って塗装し、中を左官さんが塗り、掃除したら出来上がりです。デッキの階段と棚を作る事と、薪ストーブもセットしなければ。ログハウスと言うより、現代民家作りと言う方が合う感じのシンプルな平屋の家となりました。順調に行けば、2月24日には、見学会を開けそうです。今回は告知はインターネットだけです。入居日が決まっていますので、24日以降は見学出来ません。見学したい方は24日までに来ていただければ、完成していなくても見学出来ます。場所は、携帯090-8797ー8722に問い合わせ下さい。場所は愛媛県の愛南町広見です。