この時期、薪ストーブ用の薪を用意する事が、毎年の慣例行事になっています。友人から炭焼き用のクヌギの木が、大きすぎて釜に入らず、いるんだったら、取りに来ればもらえるとの情報をもらい、もらってきたものが、まだ半分割らずに残っていたのを、まだ学生の息子が、気分転換になるので、割っている所です。何かぎこちないのですが、もう10年やっているので、気持ちよく割っていました。もっとてこずると思っていたのですが、キノコが生えるほど、濡れていたせいか、気持ちよく割れます。この薪材は、まだ4トン車一杯以上は残っています。でも重すぎて手では積めません。トラックを乗って行くと、ユンボで積んでくれます。積み代として、お礼をすればくれます。欲しい方は連絡下さい。
三好市のログハウスの手摺です。曲がり木が階段に沿って3本取り付けられ、個性的に、仕上げられています。曲がり木は、あまり使いすぎると、くどくなるので、中々難しい素材ですが、うまく使うと、楽しい家になるので、ログハウスの、人気アイテムです。今、古民家を再生する事が、静かな人気です。それは、昔、山に木がたくさんあり、製材機も無かったので、仕方なく、丸太を、チョウナで削り大きく使ったので、何世代もの間、住居として使っても、骨組みは新しい家に使えるので出来る事なのです。これは、アイビーログ工房の建てている家と同じです。今のハウスメーカーの家や、輸入住宅では、こうは行きません。ゴミになるだけ、今、戦後植林された、50年前後の杉桧が、山に一杯あり、使われずにあるのです。製材して、製品にするにはまだ若いのですが、芯持ちの丸太のまま使うと、強度も十分にあり、梁としても柱としても使える素材なのです。こんな時代は戦後ずーっと無かったのですが、現在は、安価に山に、それこそ掃いて捨てるほどあるのです。だから今は、木をたくさん、大きいままに使い、骨組みのしっかりした家を建てると、たくさんの木材が将来にわたり、備蓄される事となり、環境問題にも寄与出来、将来の子供達のために、材料が残せる可能性があります。古くなっても、愛着の持てる家を建てて行きましょう。そうする事で、次の世代は、家を、リホームするだけで良いので、豊かにもなり、環境破壊も減る事になります。
三原村のポストアンドビームの刻みが、始りました。写真は母屋の繫ぎで、十字架のようになって、がっちり組み合うようになっています。場所場所によって仕口は、その場所に合ったものに変えています。これから良い天気がしばらく続くので、仕事がはかどりそうですが、ゴールデンウイークが間に入ります。良い気候で少し暑くなりそうですが、仕事に遊びに、本当に良い季節です。三好市のログハウスも最終段階、大工工事は、ほぼ終わりました。後左官工事と、設備取り付け、建具、照明器具を取り付ければ、完成です。施主さんが、自分で薪ストーブの回りのレンガを、連休中に積みたいと言っていました。どんなになるのか、楽しみのような、不安なような、でも頑張ってください。
蔵のある風景が好きです。柿の若葉が美しく、土佐漆喰の壁に映えていました。手前のビニールハウス。ハウス園芸の盛んな土佐には、とても多いのですが、少し私は、抵抗があります。季節はずれの野菜や、果物を作る為に、大量の燃料を使う事と、ビニールの張替えで出る、大量の廃棄ビニール。どちらも環境に良くありません。どちらも、中東の産油国より運んで来た、原油を使っているからです。ハウスを造るなら、もっと長く使える、しっかりとした物にすれば良いと思うのだが、政府も、補助を出すのであれば、しっかりした設備を作れば、良いのではと思うし、燃料だって、もう少し効率の良い、バイオマスボイラーを開発して、自分で燃料を作れば、ドル相場や、景気に左右されない、地に足の着いた農業が出来ると、確信しています。森の活性化ににもなります。ビニールハウス。外国では、見た事が無いのですが、日本だけと言う事は無いと思いますが、外国で見た事あります?
梼原からの帰り、凄い物を見つけました。日本版の岩の家。住居ではありませんが、大きな岩を、屋根に利用した、農業用倉庫でした。少し安普請でしたが、壁や屋根に自然素材を使って仕上たら、有名なポルトガルの石の家にも、匹敵するのでは、と思いました。景色も良く、違和感無く、周りになじんでいました。凄く得した気分になりましたが、川の向こうで、そばに行けなかったので、今度来た時は、必ず行って見ようと、決め手います。四国にも、石の家があった。この発見で、楽しい気分の一日でした。夢ですが、自然の大石を取り込んだログハウスを作って見たいと思っています。建築基準法が邪魔をしなければ、可能なのですが。