三原村のポストアンドビームも、だいぶ進んで来ました。甲斐君が写真を撮ってきてくれたので、乗せました。基礎板金が終わり、掃き出し窓が付くと、いよいよ、外部の壁の、下塗りが始ります。そうなると一安心、雨風を気にしなくて、良くなります。そろそろ仕上げの感じの最終打ち合わせをして、仕上げ作業に入ります。今週中には、一度三原村に行き、左官さんや、内部の仕上げの詰めを、施主さんと、会って決めたいと思います。kさんよろしくお願いします。三原村へ行くのは、時間的に言うと、大山に行くほど時間が掛かります。高知県内だと言うのに、でもそのおかげで、他の町にはない、やさしさと言うか、言葉では説明し難い良さがあり、楽しみです。
久しぶりに、フルログを刻んでいます。雨の合間に仕事をする感じで、中々進まないのが悩みですが、晴れれば晴れたで暑いので、少し雨が降るくらいが、丁度良いと、強がりを言いながら刻んでいます。フルログの良い所は、出来上がるのが、目に見えるので、達成感があるところ。毎日丸太を積んで、壁が段々高く形になるのは、やはりフルログの醍醐味、単純に嬉しい物です。写真は、窓開口の下場まで積んだ所。天気が落ち着けば基礎をしに、現場に行こうと思います。後4段ほどですが、小さいながら、迫力満点です。ログを始めた時の頃の感動を思い出しました。
雨が続きます。梅雨だからしょうがないとは思うものの、先日始まったログ組みは、中々進みません。たまには晴れてくれと、思うこの頃、写真は先日、ツリーハウスで、屋根や、壁に使おうと、梼原町のFSCの森から、高知大学の学生達が取って来た、杉の皮。幅60~80センチ、長さ2メートルもある、立派な物。材料を見て下さい。と言われ、大学の屋上に並べているのを、見ている所。厚さもあり、屋根材として、申し分ない物。秋まで保存するにはどうしたら良いか、分からないので、森林組合に聞いても、あまり明確な答えは出てこず、太陽に当てて、乾燥させ、使う長さに切って、日陰で保存しようと言う事になりました。後で山仕事をしている友人に聞くと、そのまま置くと、虫が付き使い物にならなくなると言われ、保存法を聞くと、2週間~3週間水に浸けて虫をいなくさすか、殺虫剤をかけるか、どっちかしないといけないと言われ、どうしようか考えている所です。昔の人の知恵がなくなり始めています。知恵を次の世代に繋げるのは、若い人の役目だと思うのですが、戦後生まれの世代で、途切れそうになって来ています。経験から生まれた知恵を、伝えて行きましょう。的確な保存方法をご存知の方、連絡下さい。
家の紫陽花が、今丁度見頃です。今年も、ピンク色の花が咲きましたが、去年より一回り大きな花が咲いています。紫陽花は、土地の成分によって、色が決まると聞きました。家の紫陽花のピンクも、我が家のオンリーワンだと思えば、少し見方も変わってきます。アイビーログ工房で使う素材も、同じ物は一つもない、自然素材で仕上げます。だから、自分の建てた家は、同じ設計をしても、世界中に一つしかない、自分だけの、スペシャルな物に成るのです、自然素材は割れるし、動くので、それを嫌い、クロスやサイディングが、開発されました。均一な、クレームの来にくい素材、早く施工出来る素材を、施主も、建てる側も望んだのです。職人の要らない建造物も、必要だとおもいますが、やはり良い職人の建てた、自然素材の家は、住み心地も良いのです。坪単価を言えば、高いように聞こえるかもしれませんが、出来上がった物を見てもらえば、納得出来ます。長く愛され、家族構成にあわせた、リフォームをしながら、暮らせる家が良いと、私は思います。
桃栗3年、柿8年と言いますが、我が家の庭に植えている、スモモは、6年目ですが、今年は1つだけ、収穫がありました。これまでの収穫は、おと年1個あったので、まだ2個だけ、おと年のは、熟すのを待っていたら、知らぬ間に落ちて、我がカヌー犬が咥えて食べてしまいました。それだけに貴重で、赤いルビーのように感じますが、スーパーで見たら、一盛150円で売っていて、少々がっかり、値段ではないのです。と言い聞かせ、貴重なスモモは、かみさんの口に。感想を聞くと、「おいしかったよ。普通のスモモみたいに」と。まーそれはそうなのだが、言い方もあると思うのですが。嬉しくて写真を撮ったのですが、赤い宝石のようではないですか。家も同じで、自分が係われば係わるほど、愛着の持てる素敵な家に成っていきます。他人には分からなくても、自分だけのこだわりは、あった方が、良いと思います。