安芸市に、フルログのセルフビルドの物件を見に行きました。雨の日に、屋根の作り方を教えてと、工房に来てくれた方がいたから、気になっていたので、雨上がりの夕方、現場に行きました。すぐに場所は分かり、見てみると、豪快なVグルーブのカットが目に入りました。丸太の中心部まで届きそうな、豪快なもので、近頃は、見る事が無かったので、逆に新鮮なパワフルさを感じました。セルフビルドの楽しさと、苦しさを、現場を見ると感じられます。プロだと絶対しないような事、してはいけない事を、あっさりとしてしまっている事に、アマチュアの自由さ、楽しさを感じます。建てているのは、60歳を過ぎていると思われる男性で、何人かでやっているそうで、クレーンまで準備しているのには、驚かされましたが、仕事が、車屋さんだと言う事で納得。今の60歳前後の方達は、今時の、草食系男子より、パワフルで実行力があります。私としては、若い人に、パワフルな未来を感じたい思いが、強いのですが。何か、自分達の世界だけで小さくまとまっているようで、不満です。今年も、高知大学の林業塾の生徒と、ツリーハウスを作るのですが、彼らに、がむしゃらな、パワーを期待します。
先日の雨の日曜日、香南市、M邸の、地鎮祭が行われました。タープの下で行ったのですが、小さなお子さんも集中して、真剣に聞いていました。神主さんが、雨も作物に必要な物で、大切な環境を守っている事を、説明していたのが、印象的でした。タープの下は快適で少し南風もあり、雨で濡れても寒くもなく、こんな雨の地鎮祭も良いなと思いました。儀式は子供さんも行い、良い思い出になったと思います。終わった後、お供え物のお菓子や果物を、子供達が争奪戦を始めた事が、子供らしくて良かった。いらないと言われたら、神様も残念がった事でしょうが、喜んだ事と思います。元気な子供達の為にも、丈夫で快適な、土佐の現代民家を建てたいと思いました。
アイビーログのオフィスの前に、木レンガのアプローチが出来ています。良く見ると、角材の、ほぞ、を作った時の廃材の再利用でした。環境にも、足にも優しく中々好評ですが、大雨が降ると、浮き上がり少し移動するものもあり、もう少し改良が必要ですが、それ以外は特に問題はありません。ちょっとした心使いが、楽しい気分にさせてくれます。人との付き合いも、そんな、ちょっとした思いやりが、大切ですが、余裕のない世界になってきていると、感じています。アイビーログ工房の建てる家は、住む人に、ちょっとした思いやりのある家でありたいと考えています。丸太の家は、楽しい家、早く帰りたくなる家でありたいと考えて、仕事をしています。
JIOの中間検査を受けました。金物や構造の中間検査が通らなければ、工事はストップします。あと最後に、完了検査があって終了。引き渡しとなります。おかげ様で、F邸は無事検査終了。検査員の方も構造と、床、天井の仕上げには驚いていました。杉の厚板を含め三重張りになるので、木を大量に使っています。丈夫で長持ちし、快適な家になります。壊す時も、ゴミになりにくい素材で家を作る事は、重要になって来ています。創る時も、エネルギーはあまり使わず、これからの、家作りの指標になる家だと思って、建てています。ただ、検査の書類仕事が、どんどん増えるのは、中小企業いじめのようで、だんだん仕事以外の仕事を、しなくてはいけないのは、おかしいと感じています。
アイビーログ工房の公式HPは こちらから
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四国旅マガジン、ガジャの記事の打ち合わせに、松山に行って来ました。ガジャのTさんに、美味しいと聞いていたレストランに、連れて行ってもらい、特性ソーセージのランチを戴きました。フジ本店の北側にある、感じの良い店ですが、路地を少し入るので、連れて行ってもらわないと、とても分からない店でした。思ったよりリーズナブルな、値段設定なのも、人気の秘訣だと思います。知らない町で美味しい店を探すのは難しく、やはり地元の人に聞くのが一番。松山は、高知と比べると街の規模は一回り大きく、やはり活気があります。でも四国の町は、大都市と比べると、自然が近く、住みやすい大きさなのかもと、改めて思いました。四国は、不況、不況と言われていますが、考えようによっては、四国は豊かなのかも知れません。Gaja8月号には私も職人として、インタビューされた記事も出ます。良かったら買って見て下さい。