土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

これからの土佐の木の建築。

2012年11月28日 20時04分36秒 | Weblog

愛媛県の愛南町広見に、建築中のポスト&ビームの平屋のログハウス。雄大な畑の中に、緩い屋根に、軒の広いシルエット。

近くで見ると、低いプロポーションが良い感じです。まさに現代民家。100年住宅の素質はかなり高い家だと、確信出来ます。この家の周りにデッキがつくので、相当色々な楽しみが演出できそうです。軒が広いので、杉板のデッキの寿命も、かなり期待出来ます。

東から見ると、駐車場があり、22坪の家だけど50坪程の家の風格を感じます。

南から見ると、折れ屋根の上に、薪ストーブの煙突と天窓が付いているのが見えます。今のアイビーログのスタンダードの、30ミリの厚板を下地に張り、垂木を流し通気層を取り、その上に杉の板を張った仕様。その上に一文字張りの、継ぎ目無しの板金屋根が乗ります。この仕様は、cafe IVYで断熱材無くても快適なのは実証済みです。この家には断熱材も入れてあるので、断熱性能はそれ以上でしょう。エネルギーを使わなくても、夏涼しく冬暖かい家になります。この家の環境性能は、現代作られている建築の中では、トップクラスの性能です。地産の素材をふんだんに使い、快適な家を建てる事が、今からの建築家には求められるでしょう。地方の風景は、地方の素材で家を建てる事で創られます。昔からの知恵に現代の知恵をプラスした土佐の現代民家が、土佐の風景を創って行けたらと考えています。話は変わりますが、明日から3日間、11月29、30、1日の木、金、土、高知じばさんセンターで、「ものづくり総合技術展」が開催されます。アイビーログ工房も、「これからの木の建築」と言うテーマで出店します。高知県の、物づくり業者が集結します。ものづくりゾーン、防災ゾーン、食品ゾーン、新エネルギー環境ゾーン、産業教育ゾーン、屋外展示ゾーン、とあらゆる業者が参加します。アイビーログ工房は防災ゾーンで行こうかとしましたが、ものづくりゾーンから出店します。B1グルメも多数出店する模様です。楽しいイベントになりそうです。是非家族、友人、で揃ってお出で下さい。金曜日11時30分頃から、アイビーログのプレゼンもあります。テーマはもちろん、これからの土佐の木の建築です。

 


café IVYのデッキに小屋根が付きました。

2012年11月20日 09時02分59秒 | Weblog

kafe IVYのデッキに小屋根が付きました。これで少しの雨ならデッキでコーヒータイムが可能となりました。しかし、徐々に寒さも深まって来て、薪ストーブを炊き出してから、外でお茶をする人は、ほとんど無くなりました。ヨーロッパ等では、寒い日でも暖かい服で、おしゃれに、テラスでコーヒーを飲む人が結構いるのですが、日本の田舎では、そういう習慣は無いようです。でも、良く来る人の中で3人程、風が少しあってもデッキに座る人がいます。少しカッコ良いなと思って見ています。

カフェのメニューに、あつあつのビーフシチューが仲間入りしました。寒いデッキで食べると、一段と美味しいのではないかと思います。是非ご試食をして見て下さい。少しづつ料理も増えて、大変です。カフェ アイビーの料理はレトルトは使っていません。全て手作りの料理です。大変なのですが、家作りと同じで、こだわりを持ってやって行きたいと考えています。そうそう薪ストーブを炊き出したのですが、本当に心地よい暖かさです。こちらも体感して下さい。

 


50年後の高知。

2012年11月19日 11時13分05秒 | Weblog

 

グラフティへ行って来ました。友人の足利君が設計の二人、中さんと、長島君と3人で、50年後の高知を考えた、提案型のイベントです。高知パリ計画や、インフラから独立すれば、建築場所は何処でもOK、人口減を読み、繋がりを作れるモデル等、面白い提案がありました。

建築家の考える未来や、どうしたら高知を変えられるか提案もありますが、見た方からの提案も出来るユニークな形でした。

久しぶりに長島夫妻とも会い、これからもお金にならない事をしましょうと、言う事になりました。

手作り楽器の演奏もあったりして、楽しい時間を過ごせました。このイベントは、11月26日まで、グラフティで行っています。あなたも50年後の高知を想像し、また、提案して来て下さい。

 


削ろう会、宇和島大会へ行って来ました。

2012年11月18日 14時37分08秒 | Weblog

削ろう会が、宇和島でありました。息子がお世話になった阿保さんが来ると言うので、挨拶がてら見学に行って来ました。

尺鉋のデモンストレーションの場で阿保さん発見。見事に削れていたのはさすがです。挨拶をして会場をぶらりと一週しました。全国の大工道具屋さんが出店しており、お金があると、思わず買ってしまいそう。

薬師寺の再建のおり、千年の釘を作った愛媛の松山の鍛冶屋さんも来ており、興味深く見ました。

実際デモンストレーションもしており、柔らかい釘がどうして良いのかも説明してくれ、もし抜ければ釘は持って帰ってもOKと言う事でしたが、最後に、チェーンソーの出番になってしまいました。次回来る事があれば、きっと手道具を買ってしまうと思うほど、魅力的な道具が揃っており、大工の、手道具マニアには危険な場所です。


田舎の絶景に住むには、覚悟がいる。こだわりと、楽しむ知性も必要。

2012年11月14日 09時06分45秒 | Weblog

仕事の打ち合わせに、いの町越裏門まで行って来ました。しらさ峠の入り口。ちょうど途中の長沢ダムのあたりは紅葉真っ盛りで楽しめました。

道路工事が多く、迂回しながらの道のりでしたが、久しぶりに気晴らしになりました。

ここに来なければない素晴らしいロケーションで、是非とも建てたい物ですが、又予算との戦いの始まりです。早めに結論を出して、丸太の切り旬に材を切りたいので少しでも急がねば。

ここに住んでるご夫婦の話を聞きながら、桃源郷に住む楽しさ、それを凌駕する厳しさ、それを笑い飛ばす知性。是非とも、夢を実現させてあげたいと思いながら帰って来ました。