愛媛県の愛南町広見に、建築中のポスト&ビームの平屋のログハウス。雄大な畑の中に、緩い屋根に、軒の広いシルエット。
近くで見ると、低いプロポーションが良い感じです。まさに現代民家。100年住宅の素質はかなり高い家だと、確信出来ます。この家の周りにデッキがつくので、相当色々な楽しみが演出できそうです。軒が広いので、杉板のデッキの寿命も、かなり期待出来ます。
東から見ると、駐車場があり、22坪の家だけど50坪程の家の風格を感じます。
南から見ると、折れ屋根の上に、薪ストーブの煙突と天窓が付いているのが見えます。今のアイビーログのスタンダードの、30ミリの厚板を下地に張り、垂木を流し通気層を取り、その上に杉の板を張った仕様。その上に一文字張りの、継ぎ目無しの板金屋根が乗ります。この仕様は、cafe IVYで断熱材無くても快適なのは実証済みです。この家には断熱材も入れてあるので、断熱性能はそれ以上でしょう。エネルギーを使わなくても、夏涼しく冬暖かい家になります。この家の環境性能は、現代作られている建築の中では、トップクラスの性能です。地産の素材をふんだんに使い、快適な家を建てる事が、今からの建築家には求められるでしょう。地方の風景は、地方の素材で家を建てる事で創られます。昔からの知恵に現代の知恵をプラスした土佐の現代民家が、土佐の風景を創って行けたらと考えています。話は変わりますが、明日から3日間、11月29、30、1日の木、金、土、高知じばさんセンターで、「ものづくり総合技術展」が開催されます。アイビーログ工房も、「これからの木の建築」と言うテーマで出店します。高知県の、物づくり業者が集結します。ものづくりゾーン、防災ゾーン、食品ゾーン、新エネルギー環境ゾーン、産業教育ゾーン、屋外展示ゾーン、とあらゆる業者が参加します。アイビーログ工房は防災ゾーンで行こうかとしましたが、ものづくりゾーンから出店します。B1グルメも多数出店する模様です。楽しいイベントになりそうです。是非家族、友人、で揃ってお出で下さい。金曜日11時30分頃から、アイビーログのプレゼンもあります。テーマはもちろん、これからの土佐の木の建築です。