土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

薪の火力。

2008年10月30日 23時24分27秒 | Weblog
今日は、三原村へ薪ストーブの使用説明と、営業を兼ねて行って来ました。その帰り愛媛の愛南町の実家へ行って来ました。丁度、こんにゃくを作って要る所で、ドラム缶を半分に切った上に大きな鍋を置き、薪でがんがん焚いていました。後ろで見ている、おバーちゃんが言うには、薪で焚くと、火力が強く出来が良いと言っていました。若い者が良く働くから、もう何にもしなくて良いから助かる。と言われた若い人は、62歳の長男の兄で、思わず笑ってしまいました。年寄りが明るいと思わずこちらも、笑いが出て、幸せな気分になります。明るい年寄りが多い、高齢化社会ならなっても良いと思いました。普段は、若い人から、元気を貰うのですが、今日は,明るいお年寄りに元気を貰い、なんだか嬉しくなりました。帰り際に新米と、出来立ての、こんにゃくを貰って帰って来ました。故郷が元気だと、嬉しいものです。

薪ストーブが作りだす循環型の暮らし。

2008年10月29日 09時33分52秒 | Weblog
工房の薪ストーブにも、今年初めての、火入れ式をしました。やはり暖かく、何故か火を眺めるのは楽しいのです。家を建てるには、大量の木、建材を使います。メーカーハウス等は、ゴミを出さずリサイクルしています等と、言っていますが、その建材を創るにもリサイクルするにも、大量のエネルギーを使います。その土地の素材で作れば、最小限のエネルギーで、美しい町並みを創る事が出来るのです。そして残った材料は土に返したり、木は薪ストーブで燃やせば、燃料になり、灰は畑にまけば、良い肥料になり、作物を育ててくれます。昔から続いてきた、循環型の暮らしを、現代の技術と知恵で確立すれば、良いのでは。昔からの知恵は合理的で環境を破壊する事がない物が多く、世界中には、そんな昔の人の知恵が一杯あります。見直して見る時期だと思います。

秋の風情?

2008年10月28日 23時20分59秒 | Weblog
アイビーログ工房の周りの田んぼに、コスモス、ひまわりが咲き誇っています。まだ稲も黄金色に輝いているし、柿もたわわに実っています。ひまわりも秋咲くように植えたものらしく、いま咲くのが正常ですが、夏が終わり、秋が来て冬が近いと感じる風情になりにくい取り合わせですが、秋本番です。花を見る時、その時の心のありようで、違った思いで見ることになります。夢があれば、夢をかなえる為に、一生懸命目標に向かい努力している時は、どんなに仕事が忙しくても、お金が無くても、きっと輝き、風も気持ち良く感じられると思います。幸い私は、前向きに何でも考える人間なのでしょう。夢は必ず叶う。これが脳天気な私の身上です。良い木の家、良いログハウスを建てたい。この一つの事を思い、続けて行けば、バカになって続ければ、誰にも負けない家が建てられると信じている私は、少し変かも?でも木が好きなのは確かです。丸太も。でも集成材は、どうしても好きになれません。人間が古いのかもしれません。強度もあってエコだと言うのだけれど。やはり馬鹿なのでしょう。
    

薪ストーブの着火式。

2008年10月27日 09時23分46秒 | Weblog
昨日は朝から雨で、少し寒さも感じられる季節となりました。前から言われていた、薪ストーブの使い方を教えに、香南市の土佐の民家風ログハウスへ行って来ました。ダッチウエスト の、新型薪ストーブはがっちりと創られていて、機能的で、形もすっきりしていて、個人的に好きな機種です。重さは180kgと存在感はピカイチです。家の中で火を使う事で、危ないのではと、心配される方が多いのですが、ガスコンロ等よりも危険度は低く、空気が汚れないので、とても快適です。薪も樫とかの、広葉樹が良いのは良いのですが、我が家ではログハウスの製作時に出る、杉を燃やしています。着火しやすく、立ち上がりもはやいので、スタート時は、杉の方が良いし、樫等と比べて火持ちが悪く、燃焼温度も低くタール等が付きやすいいのですが、高知では十分です。年に一回の煙突掃除さえすれば、快適に過ごせるのです。遠赤外線の暖かさは、一度経験すれば、他の暖房は考えられなくなります。

閑谷学校

2008年10月25日 21時42分05秒 | Weblog
岡山の現場が、雨で仕事が出来ない日、以前から一度行って見たいと思っていた閑谷学校へ行って来ました。しず谷と読みますが、閑谷学校と言えば、学校の回りに廻らされてている石垣が有名です。雨に打たれた石垣は、とくに美しく、アールのある見事なできばえには、職人の意気込みをかんじます。石垣をめぐらした建築も風雪を感じられ、美しく見事に年をとっていました。もう一度晴れた日に紅葉をバックにした、閑谷学校を見に来たいと思います。自然素材は美しく寂び、自然に溶け込みます。皆から愛される建築を建て続けたいと思います。美しい仕事は、インスピレーションをくれます。そんな建築を建てたい。