最近は札幌ネタが続いておりますが、今回は「ミステリー調査局」ではなく、久々の「穴場スポット」シリーズです。
どっちだって殆ど変わらないじゃないか・・・というツッコミは無しでお願いします(笑)。
では、どうぞ。
~不思議!もみじ台~
(厚別区 もみじ台)
厚別区の一大住宅街エリア「もみじ台」地区。2013年秋、ここに初めて迷い込んだ時の衝撃は相当なものであった。
これほどの団地密集地帯は少なくとも僕は見たことがない。ホント、この付近一帯は数え切れないほどの同じ形・同じ色の団地棟がどこまでも永遠に続いており、いったん迷い込んでしまうと自分の居場所が分からなくなる。壮観だ。
「もみじ台」という場所は以前から気になっていた場所であった。興味のある方は札幌市厚別区の地図をご覧になって頂きたいのだが、この地区は非常に特徴的な形をしている。四方がキレイに緑地で囲まれており、他の地区と見事に区切られている。その中に砂時計のような不思議な形で道路が形成されており、ちょうど砂時計の細くなっているあたり、つまり地区の中心に大型ショッピングセンターが鎮座。地図を見るたびに、この地区は一種の「コロニー」を形成しているのではないか・・・なんていう妄想を常に抱いていたのである。
自宅からは場所的に遠いため、なかなか潜入する機会が無かったのだが、訪れるきっかけとなったのは「白石サイクリングロード」から遠目に見えたその光景。丘の上に巨大な団地棟がいくつも、数え切れないほどにビッチリ並んでいるのが見え、まるで城壁。
「どっ、どうなってるんだもみじ台!?」と気になって仕方がなくなり、ついに潜入ということになったのである。そしてその光景に驚いた。
もちろん、団地以外にもごく普通の一軒家が並ぶエリアもあるのだが、今回は「もみじ台団地」の特徴的な光景に限って紹介したい。
高台にある「熊の沢公園」より団地群を眺める。この公園は広大な斜面が広がっており見晴らしがよく、反対側を眺めて見ると「新さっぽろ」地区や、僕が勝手に「魔天楼」と呼んでいる「シェラトンホテル札幌」がそびえ立っているのを遠くに見ることができる。
道路に一本入ってしまうと、どこまでもこんな光景。
果たして、このエリアに住んでいる人たちは自分の棟に迷わず帰る事ができるのだろうか?なんて余計な心配をしてしまう。
↓だってこんなに棟があるんだもん。
紫の四角い表示がすべて団地棟です!
もうほとんど「もみじ台」は団地王国といっても過言ではない。一体いくつあるのだろう?
僕は「団地マニア」ではないが、この場所は全国の愛好家にオススメしておきます。
僕のヘタクソな写真では、圧巻の光景を満足にお伝えできないのが残念だ・・・。
地区の中心にある「ホクノースーパー」。
内部へ入ってみるとスーパーはもちろん、衣類、飲食店、本屋、薬局、ゲーセン、銀行、クリーニング、歯医者、さらにパチンコまで入っており、まさにもみじ台住民の生活必須エリア。周辺にはまちづくりセンター、ガソリンスタンド、交番、児童会館などなど・・・もあり、ここで殆どの生活が成立してしまうのだ。ちょっと離れた新さっぽろ地区にわざわざ買い物に行かなくても大丈夫。
・・・まさに「コロニー」が成立しているとも言えなくはない。
夕暮れが迫る・・・。
僕は城壁の外から来た部外者である。「コロニー」内の住人に追放されそうで何となくビクビクしながら散策していたのだが、日が落ちるにつれて人の姿も消えてきた。
みんなそれぞれの棟の中に帰ってしまったのだろう。
これ以上ウロウロしながら写真撮っていたら変質者として通報されかねないので、帰ります。
(厚別区もみじ台・・・2014年6月取材)
どっちだって殆ど変わらないじゃないか・・・というツッコミは無しでお願いします(笑)。
では、どうぞ。
~不思議!もみじ台~
(厚別区 もみじ台)
厚別区の一大住宅街エリア「もみじ台」地区。2013年秋、ここに初めて迷い込んだ時の衝撃は相当なものであった。
これほどの団地密集地帯は少なくとも僕は見たことがない。ホント、この付近一帯は数え切れないほどの同じ形・同じ色の団地棟がどこまでも永遠に続いており、いったん迷い込んでしまうと自分の居場所が分からなくなる。壮観だ。
「もみじ台」という場所は以前から気になっていた場所であった。興味のある方は札幌市厚別区の地図をご覧になって頂きたいのだが、この地区は非常に特徴的な形をしている。四方がキレイに緑地で囲まれており、他の地区と見事に区切られている。その中に砂時計のような不思議な形で道路が形成されており、ちょうど砂時計の細くなっているあたり、つまり地区の中心に大型ショッピングセンターが鎮座。地図を見るたびに、この地区は一種の「コロニー」を形成しているのではないか・・・なんていう妄想を常に抱いていたのである。
自宅からは場所的に遠いため、なかなか潜入する機会が無かったのだが、訪れるきっかけとなったのは「白石サイクリングロード」から遠目に見えたその光景。丘の上に巨大な団地棟がいくつも、数え切れないほどにビッチリ並んでいるのが見え、まるで城壁。
「どっ、どうなってるんだもみじ台!?」と気になって仕方がなくなり、ついに潜入ということになったのである。そしてその光景に驚いた。
もちろん、団地以外にもごく普通の一軒家が並ぶエリアもあるのだが、今回は「もみじ台団地」の特徴的な光景に限って紹介したい。
高台にある「熊の沢公園」より団地群を眺める。この公園は広大な斜面が広がっており見晴らしがよく、反対側を眺めて見ると「新さっぽろ」地区や、僕が勝手に「魔天楼」と呼んでいる「シェラトンホテル札幌」がそびえ立っているのを遠くに見ることができる。
道路に一本入ってしまうと、どこまでもこんな光景。
果たして、このエリアに住んでいる人たちは自分の棟に迷わず帰る事ができるのだろうか?なんて余計な心配をしてしまう。
↓だってこんなに棟があるんだもん。
紫の四角い表示がすべて団地棟です!
もうほとんど「もみじ台」は団地王国といっても過言ではない。一体いくつあるのだろう?
僕は「団地マニア」ではないが、この場所は全国の愛好家にオススメしておきます。
僕のヘタクソな写真では、圧巻の光景を満足にお伝えできないのが残念だ・・・。
地区の中心にある「ホクノースーパー」。
内部へ入ってみるとスーパーはもちろん、衣類、飲食店、本屋、薬局、ゲーセン、銀行、クリーニング、歯医者、さらにパチンコまで入っており、まさにもみじ台住民の生活必須エリア。周辺にはまちづくりセンター、ガソリンスタンド、交番、児童会館などなど・・・もあり、ここで殆どの生活が成立してしまうのだ。ちょっと離れた新さっぽろ地区にわざわざ買い物に行かなくても大丈夫。
・・・まさに「コロニー」が成立しているとも言えなくはない。
夕暮れが迫る・・・。
僕は城壁の外から来た部外者である。「コロニー」内の住人に追放されそうで何となくビクビクしながら散策していたのだが、日が落ちるにつれて人の姿も消えてきた。
みんなそれぞれの棟の中に帰ってしまったのだろう。
これ以上ウロウロしながら写真撮っていたら変質者として通報されかねないので、帰ります。
(厚別区もみじ台・・・2014年6月取材)