ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

オタモイ海岸 6年ぶり潜入レポ・その1

2014-07-21 22:39:12 | ホルマリン漬け北海道 秘境編
レポート課題がとりあえず終わりそうなので、祝日はちょっと探検してきました。

7月21日。


・・・えぇと、とりあえず今の状況を説明しますね。
現在、札幌市南部の自宅からはるか遠くの小樽市郊外、コンビニ前にいます。
で、時間は午前5時45分(笑)。人はほとんどいません。(^_^;)

いったいどうしてこんな事になったのか。


今週は『海の日』かぁ~。どうせなら海に行きたいなー。」とふと思い立った3連休前。
海と言えば小樽市。
実はウチの父さん、現在は仕事で小樽市に車で通っています。海の日も出勤のご様子。


・・・そうだよ!父さんの車にちゃっかり乗っけてもらって小樽で降ろしてもらえばいいじゃん!
帰りは好きな時間にJR乗って帰ればいいんだから片道の交通費がタダで済む!!という天才的なプラン(←笑)を思いついたわけです。
父さんに相談したところ2つ返事でOKをもらい、早朝5時の出勤時に車に同乗し、人のほとんどいない札幌市内を快走、ここまで来たわけです(早朝4時に起きたのでちょっとツライ)。


いったいこれからどこへ向かうかというと・・・
小樽の知られざる穴場、オタモイ海岸
海が見られる小樽の絶景スポットと言えば、個人的に真っ先に思い浮かぶ場所です。
かつて一大リゾート施設があった跡地に遊歩道があり、かなりのお気に入りスポットなのですが、2008年の訪問以来崖崩れが怖くて訪問していません。
今はどうなってるんだろう?話によると完全に立ち入り禁止というわけでもないらしいし・・・ということで6年ぶりの再訪をしようかと思います♪

※ちなみにオタモイ海岸の詳しい歴史と詳細はコチラの記事を参照していただきたいと思います。
2008年の訪問時に僕が作ったページです。まず一読をオススメします!(←地味に宣伝。)



・・・読みましたか?では、いきましょう。
オタモイ海岸 6年ぶり潜入レポート

いよいよスタート♪


ということでオタモイ海岸への入り口にある「ローソンオタモイ店」まで車で送ってもらい、父さんにお礼を言って分かれる。道の向こうへ消えていく車の後ろ姿を見送ってからいよいよ散策開始だ。
海岸まで徒歩で目指しますよ!



まず、オタモイ地区の住宅街をひたすら奥へ。朝の空気が気持ちいいです。
どことなくのどかな雰囲気で、去年の夏休みに栃木県・新藤原集落を歩いた時が思い出される。

しばらく歩いたところで小~さな案内看板があり、左折。ここから1.5キロもあるのか…(汗)。


早朝のオタモイ地区



道なりに進むとひたすら山へ向かう登り坂で、この先に海があるとは到底思えません。
そして「この道でいいのか?」とうっすら心配したところで現れるのが、竜宮城の門みたいなデザインの立派な唐門。木々の間からその姿が見えてくるさまは鳥肌モノです。

そうです。オタモイ海岸の不思議ワールドはここから始まるのです!



唐門へと近づいてみましょう。




昭和7年、当時のオタモイ海岸の入り口ゲートとして建てられたものです。
昭和53年に現在の場所へ移築、保存されて現在へと至っております。オタモイ遊園地の数少ない遺構のひとつ。

まだ早朝なので、不思議な雰囲気が漂っています・・・。それにしてもクモの巣がヒドイ。
ちなみに、付近には散歩がてら訪れたような方が2人ほどいらっしゃいました。


唐門を過ぎると、木々の間からようやく海が見えてきました。本日はやけに穏やかです。
そしてここから始まるのが、「七曲がり」と呼ばれる細道。写真のようなヘアピンカーブを7回も伴いながら下の海岸まで伸びています。


鳥の声だけが響く急坂をひたすら降りていく。誰も居ないし、車も全く来る気配無し。
遊園地が一日数千人の人出で賑わっていた当時は、この狭い急坂を大型観光バスが行き来していたというのだから感慨深い。
ちなみに僕がオタモイ海岸を初めて訪問した2007年頃はまだ結構な車の往来があり、中型のマイクロバスとかも通っていた記憶があるんですが、現在はどうなんでしょうか。


道路を這う巨大ケムシにゾワゾワしながら、ヘアピンの数を数えて坂を下って行き、
午前6時40分、崖下の広場に到着。なんだかんだ言って1時間かかってます(汗)。

やはり誰も居ない。

実はこの場所、かつては遊園地の遊具や拝殿があった場所で、広場に設置された説明板に当時の写真が載っていました。ワクワクしますね♪

(↑案内板の写真を拝借)


次回!!
今回の潜入レポート・・・下手すりゃ死ぬ!!!



続く。
(それなりの長編企画になりそうな予感。)


コメント (2)
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