※遊歩道への侵入はオススメできません。道が崩落寸前で下手すりゃ死にます。どうか訪問はなさらぬよう!!
小樽最後の秘境 オタモイ海岸
命がけの潜入レポ・その3です。
第1回目はコチラ、第2回目はコチラからどうぞ!
ボロボロの祠の内部へ。
しっかり手を合わせて内部を撮影させていただく。ちなみに生きて帰れるように本気でお願いしました(笑)。
過去の写真を見ると立派な朱塗りの祭壇があったようですが、2007年訪問時にはボロボロの木材の残骸が散乱しており、洞窟内は煤のようなもので真っ黒でした。
どうやら何かしらのトラブル(ろうそくの灯が移って燃えた?)で焼失してしまった可能性がある。
現在はキレイに片付いており、小さな祭壇が。掃除道具が立てかけてあったが、洞窟内のお手入れ用でしょうか?
・・・新しい花が供えられてあったので、現在でも人は来ているようです。
洞窟内には「御賜恵遊園地 開拓功労者」と彫られた石板が。前回訪問時には気づきませんでした。
これは恐ろしく貴重だ。もちろん、オタモイ遊園地を作り上げた加藤秋太郎の名前が初めに彫られてあります。
祠を出て、ついに展望台へ。
いや~、綺麗だ。
海に張り出した小さな展望台ですが、往時はここに3階建の旅館「竜宮閣」が建っていたというのだから信じられません。
崖からはみ出した建物は何本もの支柱に支えられて崖に固定され、あの「清水寺」を凌ぐ迫力があるとも言われていました。
昭和27年に、竜宮閣は漏電によるトラブルにより全焼。オタモイ遊園地が幕を閉じるきっかけとなってしまいました。
火災後に残った竜宮閣の基礎部分を転用して、現在は展望台になっているわけです。
今まで歩いてきた道と、これから歩いていく道が見えます。
どれだけ頼りない道なのかがお分かりいただけるでしょう。
2008年の様子と比べてみましょう!
(2008年)
↓
(2014年)
草木がボーボーになっているのは季節の関係で仕方ないですね(2008年のは4月撮影)。休憩用のベンチが朽ち果てて無くなっている以外はそれほど変化はないですね。
「竜宮閣」の痕跡を探してみます。
・・・土台部分が結構残っています♪
以前のレポートでは、竜宮閣の遺構を撮影した写真が全くないのが気がかりでした。崖崩れでなくなってしまう前に記録しておかなければ・・・とずっと考えていたわけです。
ちょっと怖いけど・・・身を乗り出して下も覗き込んでみます。
あまりの高さに手が震えています(;^_^)
なんと鉄骨の切れ端みたいなものや、支柱の基礎部分であったブロックがバッチリ見えました!木の板まで残っていますよ!!
どうして前に来た時はこんな貴重なものを撮影していなかったのでしょうか!?
目を凝らして見ると、草木の中に同じようなブロックがずら~っと並んでいるのが見えました。
季節によってはもっと見えそうですね。秋ごろにまた来る?(←もうヤダ。)
展望台からの眺めはスバラシイです!
まるで積丹。小樽運河から車で15分そこらの場所に、こんな秘境が隠されているんですよ。
まだ知らない人もたくさんいるんだろうな~。
現在は基本的に立ち入り禁止になってしまっているので、人が来られない本当の秘境になってしまっていますがね。
皆さん、危険なので訪問はオススメできません!
雄大な景色の向こうに見えるのは「オタモイ地蔵尊」です。
ありゃりゃ、なんかズゴイ崖崩れの跡が見えるんですけど・・・。
断崖絶壁の遊歩道はあの場所まで続いています。地蔵尊の管理者の方が住んでいるはずなんですが。
現在はどうなのでしょうか。
次回!
崩落寸前の道を歩き、激狭の手掘りトンネルをくぐり抜けて…。
オタモイ地蔵尊を目指します。
続く。
(学校のテストがあるので遅くなるかもです・・・)
小樽最後の秘境 オタモイ海岸
命がけの潜入レポ・その3です。
第1回目はコチラ、第2回目はコチラからどうぞ!
ボロボロの祠の内部へ。
しっかり手を合わせて内部を撮影させていただく。ちなみに生きて帰れるように本気でお願いしました(笑)。
過去の写真を見ると立派な朱塗りの祭壇があったようですが、2007年訪問時にはボロボロの木材の残骸が散乱しており、洞窟内は煤のようなもので真っ黒でした。
どうやら何かしらのトラブル(ろうそくの灯が移って燃えた?)で焼失してしまった可能性がある。
現在はキレイに片付いており、小さな祭壇が。掃除道具が立てかけてあったが、洞窟内のお手入れ用でしょうか?
・・・新しい花が供えられてあったので、現在でも人は来ているようです。
洞窟内には「御賜恵遊園地 開拓功労者」と彫られた石板が。前回訪問時には気づきませんでした。
これは恐ろしく貴重だ。もちろん、オタモイ遊園地を作り上げた加藤秋太郎の名前が初めに彫られてあります。
祠を出て、ついに展望台へ。
いや~、綺麗だ。
海に張り出した小さな展望台ですが、往時はここに3階建の旅館「竜宮閣」が建っていたというのだから信じられません。
崖からはみ出した建物は何本もの支柱に支えられて崖に固定され、あの「清水寺」を凌ぐ迫力があるとも言われていました。
昭和27年に、竜宮閣は漏電によるトラブルにより全焼。オタモイ遊園地が幕を閉じるきっかけとなってしまいました。
火災後に残った竜宮閣の基礎部分を転用して、現在は展望台になっているわけです。
今まで歩いてきた道と、これから歩いていく道が見えます。
どれだけ頼りない道なのかがお分かりいただけるでしょう。
2008年の様子と比べてみましょう!
(2008年)
↓
(2014年)
草木がボーボーになっているのは季節の関係で仕方ないですね(2008年のは4月撮影)。休憩用のベンチが朽ち果てて無くなっている以外はそれほど変化はないですね。
「竜宮閣」の痕跡を探してみます。
・・・土台部分が結構残っています♪
以前のレポートでは、竜宮閣の遺構を撮影した写真が全くないのが気がかりでした。崖崩れでなくなってしまう前に記録しておかなければ・・・とずっと考えていたわけです。
ちょっと怖いけど・・・身を乗り出して下も覗き込んでみます。
あまりの高さに手が震えています(;^_^)
なんと鉄骨の切れ端みたいなものや、支柱の基礎部分であったブロックがバッチリ見えました!木の板まで残っていますよ!!
どうして前に来た時はこんな貴重なものを撮影していなかったのでしょうか!?
目を凝らして見ると、草木の中に同じようなブロックがずら~っと並んでいるのが見えました。
季節によってはもっと見えそうですね。秋ごろにまた来る?(←もうヤダ。)
展望台からの眺めはスバラシイです!
まるで積丹。小樽運河から車で15分そこらの場所に、こんな秘境が隠されているんですよ。
まだ知らない人もたくさんいるんだろうな~。
現在は基本的に立ち入り禁止になってしまっているので、人が来られない本当の秘境になってしまっていますがね。
皆さん、危険なので訪問はオススメできません!
雄大な景色の向こうに見えるのは「オタモイ地蔵尊」です。
ありゃりゃ、なんかズゴイ崖崩れの跡が見えるんですけど・・・。
断崖絶壁の遊歩道はあの場所まで続いています。地蔵尊の管理者の方が住んでいるはずなんですが。
現在はどうなのでしょうか。
次回!
崩落寸前の道を歩き、激狭の手掘りトンネルをくぐり抜けて…。
オタモイ地蔵尊を目指します。
続く。
(学校のテストがあるので遅くなるかもです・・・)