ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

世界一「醜い」車!?

2014-07-10 08:55:16 | 車、プラモ、ミニカー
更新頻度が順調に低下中ですね~(汗)。
Gooブログ内のランキングも、ちょっと前は4ケタ台を維持していたのに、最近では5ケタ台に落ち込んでおります…。
夢の3ケタ台ランクインはまだまだ遠いな(←ムリだろうけど、一応狙っている。)

さて、本日のネタ。1年前に画像アップロードしたまま公開していなかったものです。


皆さんは、かつて世界一醜い車の称号を与えられてしまったこの車を知っていますか?
見た目の衝撃度がハンパないっす。


フィアット・ムルティプラ(2代目・前期型)


どうですか!?このデザイン!!
1998年~2004年まで販売されていたイタリア車です。
視認性、開放感向上のためにウィンドウが巨大化され、このような段差のある異様な見た目にしたとか。段差部分にはハイビーム用ライトが装備。
全幅1875ミリというセルシオより幅広な車内は前席、後部席ともに3列シートで、かなり広そうです。

使い勝手は結構良さそうですが、やはり問題はその見た目。評価は散々なもので、フィアットのディーラーですら「まず外観を見てから買ってください!!」な~んて自虐していたらしいです(笑)。

しかし!この個性にヤラれてしまった熱狂的なファンも少なからず居るというのも事実。
僕もそうです。
数年前に街中を走っているのを偶然見て、「なんだこの車は!ステキすぎる!」なんて具合に衝撃を受け、家に帰って画像検索。そのまま惚れてしまったという感じです。
個人的に「好きな車ベスト5」に入る車種です(笑)。

日本にもファンの方はいるようで、実車はごくたま~に見る事が出来ますよ。
ウチの場合は運がいいことに、近所にコレの金色に乗っている方がいるので、駐車場にドッシリ鎮座しているのをよく見ます。


さて、「フィアット ムルティプラ」君、あまりにも好きなのでミニカーを持ってます♪
「マジョレット」製の輸入品をネットで買いました。値段1000円とお手頃価格にもかかわらず、よく雰囲気が出ています。



この表情、シロイルカを思い出すのは僕だけでしょうか。
そして窓がやはりデカイです!着座位置がかなり高いようで、街中で見た時は運転手の腰部分まで丸見えでした。
このミニカーでは簡単な再現となっていますが、画像検索してみると内装もかなり個性的のようです。気になる方はぜひ検索を。



ボンネット上のハイビームライトがクリア部品ではなくプリント再現というのが少々残念。
あと、タイヤも安っぽいプラスチックで、裏から見るとスカスカなのもマイナスポイント。
調べたところ、どうやら他社が出しているディスプレイ用ミニカーの廉価版のようです。



イギリスの過激自動車番組『Top Gear』では「老人の補聴器色」に塗装されて「年配の人にやさしい車」にメチャクチャ改造されていました(ラストにはバラバラに崩壊ww)。

なお、このムルティプラ、評価があまりにも散々だったため2004年にマイナーチェンジが施され、ボンネット上の段差が無くなって平凡なミニバンになってしまいました。
しかし、このマイナーチェンジのおかげで売り上げが逆に落ちてしまったという噂があります。
やはり少々過激でも個性は大事だったという事でしょうかね。
コメント (2)
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