今日の函館は、日中ミゾレ交じりの雨が降り最高気温は3℃まで上がり、とても寒の最中とは思
えない天気...。夕方、車で帰宅途中日中、空を覆ったいた厚い雲が切れ、青空が大きく広が
るのを見て“夕陽”が期待できそうと函館港に寄り道をする。日没は午後4時43分、何と日没が
近づくと“夕陽”が沈む西の空に黒い雲が湧き上がり太陽を隠し、何とも中途半端な“夕陽”...
ところで、船溜まりに北海道教育委員会の実習船 「若竹丸」(692㌧)が係留され
ている。確か、函館水産校校の学生を乗せ長期乗船実習に行くはず。釣り人に聞く
と「今日出港の予定だったが、延期になったらしい」とのこと。どうしたんだろう.
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( 12/21 撮影 )
冬の函館を盛り上げるイベント“はこだてクリスマスファンタジー”...。ついこの前始まった
とばかりと思っていたが残すところあと4日、その内にがなかなか足を運べずに「もう、終わっ
ちゃうよ」の声に促され、会場の金森赤レンガ倉庫前の会場に車を走らせる。週末土曜日とあっ
て、会場には大勢の市民の他に海外を含めた観光客が押し寄せ、毎年恒例のスープバーから好み
のスープで身体を温めながら、午後6時の点灯式に合わせての花火の打ち上げを待っている..
海上に浮かぶ高さ20mの巨大クリスマスツリー...。平成10年(1998)に始まり今年で
27回目を数え、主役のツリーは、毎年函館の姉妹都市カナダ・ハリファックス市から友好の
証として贈られてきていたが、コロナ禍以降もみの木は輸送困難となり、今年も道内産のトド
マツがその代役を務めている。午後6時、巨大ツリーに吊された白や赤、緑など約15万個の
LEDライトが点灯すると同時に、打ち上げられる花火に会場内から「おう!!」と歓声があがり、
周辺はクリスマスムードに包まれ、イルミネーションのまばゆい光は、港町函館の夜を彩る.
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函館の冬を彩る「クリスマスファンタジー」..。いよいよ今週末から金森赤レンガ倉庫前を
会場に開催されるが、そのシンボルとなる“巨大ツリー”が函館港北ふ頭で飾り付けが行われて
おり、昨日「足場が取れたぞ!!」との情報をもらい夕陽見物を兼ね立ち寄ってきた。高さ20
mの道南産のトドマツに約15万球の電飾が取り付けられ、「何時でも移動できるぞ!!」とい
わんばかりの状態に、明日かな?いや2日前の28日?と見物に訪れた方を話してきた...
ところが、今日の午後所用で十字街に車を走らせると金森赤レンガ倉庫前の海の上に“巨大
ツリー”が浮かんでいる..。今朝早く、北ふ頭からタグボードに引かれ搬送され、無事会
場前に到着、点灯に向けて点検作業が行われており、修学旅行中の高校生は「海の上に浮か
ぶツリーは初めて見た」とスマホを向け大喜び。30日の点灯式に向けて、準備完了...
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( 11/12 撮影 )
函館どつくで新造船の“進水式”行われた..。一般公開は1年振り、張り切って車を走らせた
が何時も開放してくれる構内は進入禁止、遠く離れた岸壁に置きウォーキングを兼ねる見学会
となった。久しぶりとあって平日にもかかわらず大勢の市民が駆けつけ、船台に横たわる新造
船を見上げ驚きの声を上げている。それもそのはず、新造船は全長183m、総トン数24,500㌧.
“進水式”では、船名を「ベルコンフィンデンス」と命名された後、支綱を切断...。船首に
取り付けられたシャンパンとくす玉が割れ、くす玉から五色の紙テープや風船が舞う中、巨大
船体はサイレントと軍艦マーチが鳴り響く中を轟音とともに海に滑り落ちていく。“進水式”は
何度も見ているはずだが、目の前を巨大な船体が勢いよく滑り落ちていく迫力には感動する。
新造船は、内装・設備工事などが行われたあと、来年2月には船主に引き渡される予定...
(新造船は、積載重量4万㌧のばら積み貨物船・エコシップ「ハイバルク40E」の13隻目)
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( 09/01 撮影 )
巡視船「つがる」の体験航海を終え中央ふ頭に着岸するとちょうど正午のお昼時..。体験航
海の乗船手続きをお願いした友人に「情報交換を兼ねて、ランチでも一緒に」と、駐車場に心
配のない港町にあるのフェリーターミナルのレストラン・海峡日和に集合。このレストランの
日替わりランチは、600円でボリューム満点、しかもご飯を希望すれば大盛りが無料なのだ
が、残念!! 土・日曜日はランチは休み。「さて、何んにする」と券売機の前に立ち品定め..
色々悩んだが、「人気のセットメニュー」の文字に誘われ、ボリュームありそうと思いつつ
も “塩唐揚げ&ジャンボ海老フライ定食”のボタンを押す..。ほどなくカウンターから番号
を呼ばれ、トレー乗せられたジャンボな海老フライ2本と、赤児の拳大ほどの唐揚げ3個に
野菜が添えられており、その上にタップリとソースをかけさせて貰う。「多いなあ」と思い
ながらも、カリッと揚げられた海老フライに柔らかな唐揚げには箸が止まらず、気がつくと
完食で十二分に腹を満たす。出港するフェリーを見送りながら、情報交換で話は弾む...
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( 09/01 撮影 )
函館海上保安部所属の“巡視船 つがる”による体験航海..。「一度は乗ってみたい」とお願いし
たものの、海には余り強くなく「荒れたら大丈夫かなあ」と心配したが、青空に恵まれ絶好の航
海日和。午前10時、約300人の市民を乗せ函館港中央ふ頭を出航し函館山南端の立待岬付近
までの1時間30分、船上から雄大な景色を眺めたり、船内見学など楽しませてもらった...
航海の途中、函館山沖合の穴間付近で巡視艇「すずらん」とヘリコプター「くまたか」による救
助者吊り上げ訓練が行われる..。要救助者を乗せた巡視艇に上空でホバリングするヘリコプタ
ーから機動救難士がロープを使って船に降下、船上から救難者を吊り上げあげる素早い行動には
“巡視船 つがる”の甲板で見学する乗船者から拍手と歓声が湧く。保安部の職員の方も「こんな天
気ばかりならいいけど」とつい本音も聞かせてくれたが、荒れた海での業務は苦労が多い...
“巡視船 つがる”は、総トン数3,100トン、全長約105mで昭和54年(1975)4月就役、就役当
時から函館海上保安部に配属され、現在乗組員40名でうち女性乗組員は5名..。建造50
年近くになるが、延命・機能向上工事を行っておりまだ4,5年は現役を続けるとのこと。ま
た、“巡視船 つがる”は6月に東南アジア周辺海域で出没が相次ぐ海賊に対応する任務にあたり
また、日本・フィリピン・インドネシア三国合同油防除訓練に参加して7月に帰港した...
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今朝、函館の街に1時間35mmという猛烈な雨が降った...。その雨の影響で市内各所
で道路の冠水騒ぎが起きたという。台風から遠く離れた地域でも大雨の恐れがとの気象情報
を聞いていたが、この函館の街でも?と驚いている。その雨も午前中には上がり、夕方には
青空が広がって、雨上がりの夕陽でもと海岸町船溜まりに車を走らせる。残念ながら、西の
空に横たわる黒い雲に邪魔され夕陽は眺めることは出来なかったが、空に浮かぶ雲が“夕焼
け”を演出してくれ、刻々と変わる“夕焼け”雲が、函館山から吹き出す噴煙にも見える...
( 函館港に係留されている練習帆船「みらいへ」は、明日出港のようだ )
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( 08/28 撮影 )
26日朝、函館港中央ふ頭に3本マストの帆船が入港した..。入港したのは、NPO法人が
所有する練習帆船“みらいへ”で、神戸港を母港に一般市民を乗せ体験航海事業を行っている。
全長約52m、362総㌧と先月入港した練習帆船「日本丸」に比べると同じ帆船とはいえ大人と
赤児ほどの違い。練習帆船“みらいへ”は、来年開催の「大阪・関西万博」のスペシャルサポー
ターに就任し、様々なプロモーション活動を通じ、万博の機運情勢の使命も担っている...
函館港への寄港はその一環?...。甲板で作業をしていた乗組員の方に訪ねると「新潟港での
イベントを終え、横浜港に向かう予定だったが台風10号を避けるため寄港」とのことで、週末
日本海経由で神戸港から横浜港に向かうそうだ。夕食後、夕陽見物を兼ね再び訪れ、ともえ大橋
の上から“みらいへ”と一緒に夕陽を眺め、日没後は夕焼けにの空に浮かぶ帆船をカメラに収める
ことが出来た。練習帆船“みらいへ”の函館港への寄港は、平成30年8月以来で6年ぶり...
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今朝の函館は青空が広がり、“秋”思わせる雲も浮かぶ.。いよいよ8月のお盆も過ぎ、
“秋”の気配が漂い始めるのかなと思いきや、水銀柱は昇り始めると昼過ぎには28℃を
超え、この後も「夏」は居座り続けるようだ。この夏、多くのクルーズ客船を出迎え、
見送りと大忙しだって旧青函連絡船「摩周丸」、この“秋”思わせる雲を眺めひと息つい
ているかも知れない。しかし、「夏」は暫く続くようだ、もう少しの辛抱、頑張れ!!..