今日も気温は31.9℃と、今月7回目の「真夏日」...。連日の暑さには些か参っているが、
夕涼みは港にでもと車に乗ったが、「ちょっと待てよ!! 風鈴の音で涼むのも」と“夏詣”開催中の
亀田八幡宮にハンドルを切り替えた。人気の少ない、広い境内にほどよい風に吹かれて短冊
が風鈴をならす。涼しさと共に何か心を癒してくれる音に、日中の暑さを忘れさせてくれる...
ところで、“夏詣”...。亀田八幡宮の境内掲げられた看板には「初詣から半年が過ぎ、半年の
罪穢れを祓い清める夏越の大祓(なごしのおおはらえ)。大祓を受けて清々しい気持ちに返り、
7月には過ぎし半年の無事を感謝すると共に、来る半年の更なる祈りを込めて神社にお詣りをす
る。初詣から半年、この新しい風習を“夏詣”と称する」とあった。改めて神殿に手を合わす...
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江戸時代の活気を伝えるテーマパーク、松前藩屋敷...。松前藩屋敷の開館30周年記念イベ
ントへとドライブを兼ねながら午後松前町に向かう。イベントは午前中から行われていたようだが、
目指すは藩屋敷の水路に浮かぶ“浮き紫陽花”。長さ6,7mほどの水路に約2千本の紫陽花の
切り花が浮かべられ、色とりどりの花が真夏の太陽の下で清涼感と癒しを与えてくれている...
夜間は水路の底から“浮き紫陽花”をライトアップ...。水面に浮かぶ紫陽花の花が一層強
調され幻想的な光景に、ライトアップの瞬間見学者から一斉に「おう!!...」という感嘆の声
が聞こえる。松前公園はサクラが終わると紫陽花が公園の主役となり、紫陽花の青や紫色
の花を毎年楽しませてくれている。函館から片道100kmとちょっと遠い松前町だったが、屋
台でホタテとイカを食し、折戸浜海岸で夕陽を眺めたりと4連休の一日を楽しんできた...
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松前公園内にある「松前藩屋敷」での「浮き紫陽花」見学で、久し振り松前町に向けて午後車を
走らせる...。「浮き紫陽花」のライトアップされるまで“夕陽”見物にでもと折戸浜海岸で待機。
日没は午後7時6分、太陽は輝いているものの西の空には雲が横たわり、何となく雰囲気は良く
なく、キャンプを楽しんでいる子ども達も「綺麗な“夕陽”が見られるかなあ」と心配してくれる...
西に傾く“夕陽”は空と海をオレンジ色に染めてくれたが、心配したとおり水平線に近づくと雲
が邪魔をする...。ところが、何としたことか“夕陽”が落ちていくと雲が露払いのように通り
道を作っている。雲の中にある大きな“夕陽”はまんまるでとても綺麗で、先ほどの子ども達も
「凄いね!!初めて見た」興奮気味。以前、松前の方に「松前の夏の“夕陽”は、日本一だと思う
よ!!」といっていたことを思いだしたが、確かに水平線に落ちる今日の“夕陽”には感動した...
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新型コロナウイルスの感染拡大で1年延期、しかし、未だ感染が止まずに「非常事態宣言」
下、ほぼ無観客での開催という異例づくしの“東京オリンピック”が今夜開幕した...。「平
和の祭典」といわれるオリンピックだが、「誰のために、何のためのオリンピック」その意義を
問われており、また、これほど歓迎されないオリンピックはこれまでなかったと思う。しかし、
“東京オリンピック”は今夜始まった、ここまで来ると何事もなく無事に終わることを願う...
“東京オリンピック”の無事終わるのを願うかのように、旧青函連絡船「摩周丸」のマストに
航海の安全を祈る「UW旗」が掲揚されている...。いや、この「UW旗」、船舶の航行中
に相手の船舶に「ご安航を祈る」という船舶通信に使われるもので、昨日の祝日「海の日」
に合わせて市内の市民団体が呼びかけての市内13ヶ所に掲揚されている。かってに、
“東京オリンピック”無事開催の願いが込められていいるのではと感じながら眺めてきた...
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「真夏日」から開放されるかと思いきや、今日も最高気温は30.7℃と4日連続の「真夏日」
を観測...。海に面している函館での「真夏日」は年平均4回程度いわれており、30℃を超
えるのは珍しいはずなのだが、去年は6回、一昨年は8回とここ数年温暖化のせいか「真夏
日」の出現が多い。予報では明日は27℃、当たればちょっぴり涼しさを感じられるかも...
午後6時で車の車外温度計は26℃、“夕陽”見物を兼ねて夕涼みにと函館港へ車を走らせ
る...。目指した先は「摩周丸」の係留されている若松ふ頭、釣り人の他に夕涼みの市民も
「今日の“夕陽”は綺麗!! 」といいながらスマホを向ける。少し霞んでいるものの、今日も海と空
を赤く染めながら港を挟んで北斗市の山並みに落ちていく“夕陽”、十分楽しませてくれた...
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友人らと港町ふ頭で海上自衛艦の見学の後「ランチをしながら情報交換でも...」と誘わ
れる...。それじゃ、駐車場の心配ないところへと港町にある「津軽海峡フェリーターミナ
ル」のレストラン・海峡日和に集合。ちょうど青森行きのフェリーが出発した後とあってか、
レストランにはいつもの賑わいがない。「さて、何にする」と券売機の前に立ち品定め...
お勧め・こだわりメニューは、券売機の1番“道南産天然岩のり定食”...。食材の海苔はも
ちろんのこと、米、塩、醤油、味噌に天ぷらのマイタケも道南産との「こだわり」に惹かれて1
番を押す。ほどなくカウンターから呼ばれ、トレーに乗せられた真っ黒な海苔が敷かれた大
きな丼。「少し多いなあ」と思いながらも、口の中に残る磯の香りを楽しみながら箸を運び、
気がつくと完食で十二分に腹を満たす。フェリーを見送りながら、情報交換で話は弾む...
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今朝、函館港・港町ふ頭に海上自衛隊の艦船2隻が入港...。海上自衛隊の艦船は、点検や
修理などの目的で時折函館港に入港しているようだが、今回は広島県・呉基地を母港としている
海上自衛隊練習艦“しまかぜ”と 訓練支援艦“てんりゅう”の2隻で、訓練航海の途中乗組員の
休養と燃料・食糧の補給のための寄港で、特に一般公開などもなく9日朝出港の予定とか...
練習鑑“しまかぜ”(4,650㌧)は海上自衛隊幹部候補生が乗り組む実習船...。“しまかぜ”は、
以前護衛艦として就役していたが、この春に訓練艦に種別変更され、女性用の居住スペース
や実習スペースを新たに設け隊員の教育支援を担っている。一方、訓練支援艦“てんりゅう”
(2,450㌧)は、対空射撃訓練支援用に建造された艦船で、現在2隻就航しているとのこと...
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