( 02/25 撮影 )
函館の冬の夜空を彩る“はこだて冬花火”..。2月の毎週土曜日、緑の島から打ち上げられる冬
の特別イベント。4回撮れるな、と意気込んだものの気がつくと今日が最後の“はこだて冬花火”。
さて、今日は何処からと悩みながら先週の反省を踏まえてと末広緑地に三脚を立て待機する。日
中は日射しもあり暖かかったが、さすがにこの時間になると海の傍でもあり風は冷たい....
午後8時、打ち上がるはずの花火が始まらない..。隣で待っている子どもも「中止でないの」
と心配顔で暗い空を見上げている。待つこと20分、いきなり目の前に花火が打ち上がる。慌て
てファインダーを覗きながら、冬の澄み切った空に上がる花火の鮮やかさに見とれているうちに
打上は終わる。始まりが遅れた分、延長があるのではと期待していたが予定通りの10分だった。
この冬の花火は終わった、4回とも参加の皆勤賞だったが、撮れた写真は上達していない...
( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)
2月も残すところ4日、津軽海峡から昇る朝日は北に移動し、水平線から消え汐首岬に隠れて
しまう...。昨夜の天気予報を見ながら「いつもの大森浜は無理だな。早起きして “住吉漁
港”に行ってみよう」と準備を整える。少し早起きといっても、今朝の日の出は午前6時19分
とまだそれほど苦になる時間ではないが、それでも布団から起き上がるには気合いが必要だ..
確実に水平線から昇る朝日に期待をして“住吉漁港”まで足を伸ばしたが、日の出の場所は汐首
岬に被っている...。しかも水平線には靄のような薄い雲がかかり日の出を邪魔している。
それでも空をオレンジ色に染め、雲の間から覗き津軽海峡を照らしながら昇る朝日に向かって
カメラのシャッターを押し続けるも、期待していた水平線から顔を出す朝日だっただけに不満
も残る。これからは津軽海峡から昇る朝日は無理、じゃ水平線から昇る朝日は何処で狙う..
( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)
ともえ大橋を車で走り、函館港内に目をやると船舶整備のため函館どつくに入渠中の佐渡汽船フェ
リー“おけさ丸”(5,855㌧)が、タグボートの力を借り着岸作業をしている...。野次馬に変身
し、ともえ大橋を降り海岸町船溜まりから眺めると、どうも整備後の試運転を終えたようだ。確か
に、船体も綺麗に見えるので、何事もなければ来週には新潟港と両津港を結ぶ航路に復帰する..
( ※ 小さな写真は左クリックで拡大する。)
冬の函館を彩った主なイルミネーションイベントも、今月末まで...。まだ行ってないとこ
ろはないかな?少し遠いけど北海道新幹線終着駅新函館北斗駅前の“光の回廊”だ、と車を走ら
せる。函館新道を走ると20分そこそこと、それほど遠くはない。今年3年目のイルミネーシ
ョンイベントは、春の「桜回廊」、秋の「紅葉回廊」と並ぶ「北斗光回廊」と銘打ち、約4万
球のLEDで「光のトンネル」と街路樹には1万2千個の電飾を施し、駅前を光で包む...
メーンの“光の回廊”は、駅の南口から隣接する商業施設「ほっくる」まで約60mの電飾アー
チ...。アーチの脇には、ウサギやリスなどの動物のオブジェも置かれ、歩道には北斗の四
季を四季や観光名所をデザインした行灯型照明、ご当地キャラクター「ずーしーほっきー」の
光のモニュメントも、夕暮れ時になると雪の埋もれた駅前が光に包まれ雰囲気が一変する..
( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)
北海道新幹線札幌開業を視野に最高時速360km/hでの営業運転を実現するために開発され
た10両編成の試験車両E956形“ALFA-X(アルファ-エックス)”...。登場した
令和元年から東北新幹線で400km/h走行など様々な試験を行っており、北海道新幹線にも
度々乗り入れ試験を行っていたようだ。以前にも一度見たのだが、「新函館北斗に今日の午後
はいるぞ!!」とのメールを貰うと、折角の誘いだからと野次馬根性丸出しで車を走らせる...
メタリックをベースに、車両の側面上下に緑の帯を配置した“ALFA-X”..。何故知って
んだろう?カメラを手にした5,6人の撮り鉄らしき人から「格好いい!!」の声も聞こえたが
頷ける。先頭車はいずれもノーズを長くした流線型だが、新函館北斗寄りのノーズは22m
で、東京寄りは16mと長さが異なり、現在の新幹線車両と並べると未来車両にも見えてく
る。札幌延伸まで残り7年、もしかしてこの車両に乗れるかな? ちょっと微妙だなあ...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)