２０１９年もあと数時間を残すのみ．．．。５月、新しい年号が「令和」に変わった。それは随分前の
ような気もするが、遂この前のような気もする。結局、この１年何事もなく平穏に送れたからなのか
も知れない。午後、吹雪模様の中１年お世話になった神棚のお札を返すべく亀田八幡宮へ車を走
らせた。神社では御神籤、お札授与所の建物も置かれて、“初詣” 準備は整っている。除雪に余
念のない氏子の方も「この程度で雪がやんでくれれば良いんだけど」 と雪空を見上げている．．．
ここ暫く“夕陽”に会ってない．．．。１日の終わりを告げる“夕陽”、赤からオレンジへと次第
に色を変え、周囲を染めながら沈んでいく“夕陽”に癒され、見入ってしまうことも多い。久
し振りに“夕陽”撮影をと湯川漁港へ．．．。函館の日の入りは午後４時１５分、立待岬の鞍
掛山を目指しゆっくりと沈んでいく“夕陽”にうっとり．．．。天気予報を見ると明日からは“夕
陽”が期待できないようだ。ということは、これが令和元年最後の“夕陽”かも知れない．．．
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今年も残すところ３日．．．。令和最初の正月を迎える準備なのか、車の走りや街中を歩く人の
動きも忙しさが感じられる。我が家もこれといったことはしていないが、取りあえず「正月飾り」の
購入、“歳神様”を迎える準備をする。以前は五稜郭や大門に正月飾りなどの縁起物を販売す
る「歳の市」が数多くたったものだが、最近はスーパーやホームセンターが主流となっている。並
べられた中から手頃な大きさのものを選び、飾り付けは一夜飾りを嫌い３０日が良いらしい．．．
今年は全国的に少雪で、札幌も雪祭りでの雪像づくりを心配している．．．。函館も「１２月は雪か
きをしたかなあ」と思い出せないほどで老体は助かっているが、今朝は久し振りの雪景色．．．。
我が家の前で３cmほどの積雪、雪かきの後“香雪園”に車を走らせたが、静寂な園内の枯れ木に
花の雪化粧、この“香雪園”ならではの雰囲気を醸し出す光景にうっとりしながら散策を楽しむ．．．
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仕事納めを前に「区切りだから“忘年会でも．．．」と大門にある寿司屋へ．．．。いつもは満席
の寿司屋だが、さすがに年末の慌ただしい時期とあってかカウンターに２，３組と少し閑散とし
ている。２階の個室に案内してもらい、早速メニューを眺め「お勧めは？」と声を掛けると「Ｂセ
ットで如何ですか」とのこと。すかさず「いや、Ｃセットで」とオーダー。しかし、メニューをよく見
るとランチセットはＡ～Ｄの４種類で、Ａが最上級かと思いきやＡセットから順に豪華になる。
オーダーしてしまい後の祭り．．．。運ばれてきた桶に入ったきたシャリに乗せられたネタの大
きな寿司９貫、カニ汁にサラダ、茶碗蒸しが添えられ、最後にアイスクリームも．．．。慌ただし
く過ぎていく１年を振り返りながら口に運び、揃って「さすがにＣセット、良い“忘年会”になった
ね」と満足していると、先輩が「ここは俺が支払っていく」との話、「えっ!!だったらＢセットで良
かったのに」と言ってはみたが、折角の好意に甘えることした。先輩!!、ごちそうさまでした．．．
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太陽の一部が月に隠れる“部分日食”が、今日函館で観測．．．。令和最初の“部分日食”は雲に
邪魔されるとの予報だったが、幸い、日食の始まって間もなくの午後３時過ぎには雲も切れ、太陽
が隠れる最大の午後３時半頃にカメラに収めることができた。欠けた割合（食分）は１７％、その後
間もなく雲に覆われた。次回は、来年６月２１日で函館の最大食分は１７時頃で約３０％とか．．．
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北斗市当別にあるトラピスト修道院へ続く並木道．．．。地域住民は修道院を聖地に見立て、
修道院へと続く道を“ローマへの道”と名付け、今年も正門へと続くスギやポプラの並木道
約４００ｍをライトが並び、丘の上にある聖堂に導くように並木が闇夜に浮かび上がる．．．
修道院正門前の階段約１２０ｍには地域の子ども達など住民手作りのワックスキャンドルが並べ
られ、厳かに雰囲気に包まれている．．．。今年は“ローマへの道”が車両通行禁止になったことも
あり、訪れた大勢の見物客もゆったりと静寂の中で幻想的な風景の中を散策を楽しんでいた．．．
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冬の函館を盛り上げるイベント“はこだてクリスマスファンタジー”．．．。ついこの前始まっ
たとばかりと思っていたが残すところあと４日、「雪の降る日にロマンチックなツリー」をと
期待をかけていたが、どうも雪は降りそうになく、いたたまれずに車を走らせる。日曜日と
あって大勢の市民や観光客が押し寄せ、スープバーの屋台には行列もできている．．．
“クリスマスファンタジー”のメーンとなる、海上に浮かぶ高さ２０ｍの巨大ツリー．．．。例年函館
の姉妹都市カナダ・ハリファックス市から友好の証として贈られるのだが、今年はハリケーンの
影響で調達できず、道内産のトドマツが主役を務める。午後６時点灯と同時に打ち上げられた花
火に歓声が響き、ツリーに吊される約１５万個の電球のまばゆい光は、港町函館の夜を彩る．．．
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年の瀬を感じさせる「年末ジャンボ宝くじ」．．．。テレビのＣＭで鶴瓶が “買わないという選択肢
は、ないやろ!!” と派手に呼びかけている。確かに、１等賞金７億円、前後賞も手にすると１０億
円が懐に．．．、夢かも知れないが「買わなきゃ当たらない」とチャンスセンターに立ち寄る．．．
今日が発売最終日、そんな夢を追い求めてかチャンスセンターの前には２０人ほどが列を作っ
ており、その最後尾に並び連番３０枚を購入した．．．。去年の年末ジャンボ、１０億円は外れ
たが３，０００円が当たり運が近寄ってきているような気がしている。ＣＭでは「令和元年最後は
良いことがあると信じようじゃありませんか!!」とも、年明け億万長者になっていたらどうする．．．
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市内の大学で業務打合せがあり、少し早めに立ち寄り学生食堂で昼食．．．。カウンター越
しにマスターが「今日は５０食限定の“唐揚げ定食”がお勧めだよ!! 」と声を張り上げている。
それじゃ!! とメニューカードを取り上げたが、カウンターから出てきたトレーの上には、大皿
の上に乗せられた“唐揚げ”はビックリするような大きさでしかも５個、これにサラダと味噌
汁、コーヒーが付く。老体には、ガツンと腹に堪えるボリュームだが、学生たちはペロリと．．．
大学は今日が終業式で、年明けまでの短い休みに入るという．．．。そのせいか食堂の中は
あちこちから元気な学生達の声が響き渡る。また、今夜は学生達が主体となって参加費無
料の「クリスマスパーティ」が行われ、、軽音楽部のライブやケーキ作りコンテスト、プレゼン
ト交換などのイベントも用意されているらしい。今頃盛り上がっているかも知れないなあ．．．
（大学の入り口に飾られているツリー）
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今年の競馬を締めくくるお祭りレース “有馬記念” が今度の日曜日行われる．．．。今日、出
走馬の枠順も発表されたが、グランプリレースに相応しい競走馬が出そろった。さて、勝ち馬
は？と競馬新聞に目を走らせているファンも多いと思うが、今夕、函館競馬場前を車で走ると、
正面ロータリー前の建屋の上に６頭の馬がイルミネーションの中を走っている姿を目にした．．．
函館競馬場で数年前から「はこだてクリスマスファンタジー」とのコラボレーションイベントとし
て行っているようで、１頭の馬の大きさは体高１ｍ８０ｃｍとほぼ実物大、ＬＥＤ電球を使用し
ゼッケンは赤や緑、黄色などがあり、足の運びもそれぞれ違う。星が輝く銀河を疾走する様
子を感じさせるが、ちょっとして“有馬記念”の勝ち馬のサインが隠れているかも知れない．．．
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午後、所用で旭岡町にある老人福祉施設に立ち寄ると、２階ロビーの一角が仄暗く、クリスマ
スツリーの前に置かれたテーブルには洋酒が並ぶ．．．。年に何度か入居者の皆さんへのサ
ービスで“ＢＡＲ キャロル”が店開き、今日がその日だという。メニューは、カクテル５種類、ハ
イボール、ジンジャエール、ノンアルコールビールもある。バーテンダーのシェイカーパフォー
マンスもあって盛り上がり、「大門を飲み歩いたもんだ」と昔を懐かしむ姿も見られるという．．．
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久し振りに所用で美原にある渡島総合振興局に立ち寄ると、１階ロビーに “北前船” の模型
が置かれていた．．．。日本遺産 “北前船” 展示会とのことで、遡ると平成２９年４月に福井県
から北海道にかけての日本海に位置する、函館市を含む１１市町が申請した荒波を越えた男
たちの夢が紡いだ異空間 ～北前船寄港地・船主集落～」が日本遺産にの認定を受けた．．．
また、函館の子ども達に北前船交易を通じて財を築き、箱館のまちづくりに積極的に投資をした
高田屋嘉兵衛の功績を広く知ってもらおうと小学生に副読本を作成しているが、それらを地域へ
の普及啓発を目的のための展示会．．．。ロビーには、北前船模型の他副読本のパネルも展示
されている。さすがにパネルは小学生対象の副読本とあってわかりやすく、勉強させられた．．．
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東京オリンピックに出場するハンドボール男子日本代表（“彗星ＪＡＰＡＮ”）の強化合宿が「函館
アリーナ」で始まった．．．。ハンドボール男子日本代表は1988年の韓国・ソウル大会以来３２年
ぶりの東京オリンピックへの出場が決まっているが、今日から始まった強化合宿では来月クウ
ェートで開催されるアジア選手権の代表選考も兼ねているとのことで、選手も真剣そのもの．．．
合宿には２０人が参加しており、公開練習は実践形式で２チームの分かれ、早いパス回しから
迫力あるシュートを次から次に打ち込み、観客席で見学している高校生からは「スゲェ!!．．．」
と言った声も聞こえてくる。代表の中には函館出身の選手も含まれており、つい応援したくな
る。滅多に見ことが出来ない日本代表選手のプレーを見ながら、「東京オリンピックが近いん
だなあ．．．」と感じてきた。日本代表の函館合宿は２０日まで、がんばれ!!“彗星ＪＡＰＡＮ”．．．
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五稜郭公園で、願い事をしたためた “スカイランタン” を大空に打ち上げるイベント「クリスマス
星空ランタン」．．．。三夜連続で行われ今日が最終日、天気も良さそうとカメラ片手に再び見学
させてもらう。ＬＥＤライトが付いたヘリウムガス入りの風船を和紙で包んで作られた“スカイラン
タン”に願い事を書いたシールを貼り、午後５時、一斉に参加者の手からランタンが離れる．．．
星のように輝きながらゆっくりと浮かび上がる “スカイランタン” を見上げる参加者からは歓
声があがる。「五稜郭タワーより高く上がると願い事が叶うらしい．．．」と糸を延ばし、その五
稜郭タワーから放されるレーザービームの光が “スカイランタン” の灯りと相まって幻想的な
光景を生み出している。史跡・五稜郭にピッタリのこのイベント、ぜひ来年も続けて欲しい．．．
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