函館の冬のイベント「はこだてクリスマスファンタジー」が始まる...。そのシンボルとなる “巨
大クリスマスツリー” が今朝、会場となる赤れんが倉庫群前に2隻のタグボートに曳航されて到
着。例年だと函館の姉妹都市カナダ・ハリファックス市から海を越えて運ばれてくる幸せのモミ
の木なのだが、今年も新型コロナウイルス禍の影響で断念、道南産のトドマツが役目を担う...
北埠頭でイルミネーションの飾り付けを終えた“巨大クリスマスツリー”は、赤れんが倉庫
群前の海上に浮かぶ台船に乗せられ準備完了...。早速、通りかかった観光客が「でっ
かいなあ~」と言いながらスマホを向けていたが、いよいよ12月1日からLED電球15万
個に彩られた高さ20mの“巨大クリスマスツリー”が函館の夜を華やかな光で包む...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
今朝、6時前に目が覚め、窓を開けると上空には雲ひとつ見えない...。ちょっとして、水平
線からの“日の出”を見られるかもと、急ぎ津軽海峡を臨む大森浜に車を走らせる。しかし、
何と今朝も水平線に黒い横たわり“日の出”を邪魔しそうだ。それにしても不思議だ、上空に
は雲がないのに何故太陽が昇る東の水平線に雲が横たわるんだろうか?嫌がらせ?...
スマホに「何故だ!!」と問いかけながらも、“日の出”の時間から遅れること10分、黒い雲の
上から朝日は「遅くれたなあ~」とゆっくりと昇ってくる...。以前、スマホを向けていた方か
ら「岬の上から昇ってきたと思えば」といってくれた方がいたが、そうじゃないんだよなあ。
しかし、天気予報を見ると当分水平線から昇る“日の出”を見るチャンスはなさそうだ...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
確か今週は渡島地方に高温注意情報が発表されていたはずだが、それを嘲笑うかのように
ここ4,5日冷え込みの厳しい日が続く...。今朝も最低気温が氷点下1℃まで下がり、この
冬初めての「冬日」を観測、さらに追い打ちをかけるように昨夜からの積雪が10cmほど積も
り、今シーズン初の雪かき出動。雪かきもそこそこに五稜郭公園に足を運んでみると、昨日ま
での晩秋の佇まいから一気に“雪景色”に変わり、広場の箱館奉行所も寒さに震えている...
五稜郭公園は、観光客はもとよりこの寒さのせいか散策する市民もまばら...。この秋、素晴
らしい紅葉を見せてくれたサクラの葉もほとんど散り裸になってしまったが、そんな中で箱館奉
行所横の紅葉したモミジの葉は白い雪を背負い、紅葉と雪のコラボをファイだー越しに楽しま
せてもらった。いよいよ冬本番、葉の落ちた五稜郭公園のサクラの木は春への準備に入る...
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先日、「北洋漁業と函館」を演題とした講演会に参加した際、“函館市北洋資料館”の入場観
覧券を頂戴した...。折角の機会だし、講演で聴いたことを復習する意味でもと何年か振りに
“函館市北洋資料館”の入り口を潜った。北洋資料館は、昭和57年(1982)に開館、来年40
周年を迎える。この間、何度か見学した記憶はあるが、函館港の繁栄に貢献してきた北洋漁
業を知る上で貴重な資料が並び「こんなに展示物があったっけ」とその多さに驚かされる...
“函館市北洋資料館”では、北洋漁業について「昔の北方漁業」「北洋漁業の歩み」「200海里時
代とこれからの漁業」の3つの内容に分けて展示されている...。入り口には、北洋漁業に貢
献された堤清六氏や平塚常次郎氏などの胸像が並び、また、現存する大型剥製として日本で
一番古いといわれる全長3mの「セイウチ」には驚かされる。改めて、先人が厳しい北洋の自然
と戦いながら開拓した漁場の基地として、函館がその役割を果たしてきたことを学んできた...
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( 11/20撮影 )
大沼公園で湖畔から日の出を見物した後、越冬のため南下する途中羽を休める“オオハクチョウ”
を探す...。“オオハクチョウ”は前日大沼に入り、翌朝大沼から飛び立つ筈だが、湖畔を車で走っ
てもその姿がない。「今日は休みかなあ~」と付近の田んぼも捜し回り再び大沼に戻ると、東大沼
の湖面に湖面には2,30羽ほどの群れをつくりあちこちに“オオハクチョウ”が姿を見せている...
湖面に散らばっていた“オオハクチョウ”の群れが大きな集団になると、リーダーなのか「コォー、
コォー」と甲高い鳴き声を発すると100羽、いや、150羽を超える“オオハクチョウ”が湖面を蹴っ
て次々に飛び立ち、頭上で羽音を響かせながら駒ヶ岳を背に南の方向に姿を消していく。これま
で何度も“オオハクチョウ”の飛び立つ姿を見てきたが、これほどの群れが一斉に飛び立つ姿
は久し振りでちょっぴり興奮させてもらう。「北に戻るときも立ち寄れよ~」と声を掛け見送る...
しかし、“オオハクチョウ”は繁殖地のシベリアから3千キロともいわれる道程を、毎年よくぞ
迷わずに渡るのか不思議でならない...。大沼からの帰り道付近の田んぼに5,60羽の
“オオハクチョウ”の群れが餌を啄んでいる。双眼鏡を持った探鳥家が“オオハクチョウ”を
眺めていたが、群れの中に「コハクチョウ」など珍しい鳥が紛れ込んでいないか探している
らしい。大沼を中継地とする冬の使者、本格的な冬を前に毎日のように見られるようだ...
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先日、“大沼公園”で越冬のため日本列島を南下する途中羽を休めていた「オオハクチョウ」の姿
を見て、日の出見物を兼ねながらもう一度と大沼に車を走らせた...。函館の日の出は午前6時
30分だが、“大沼公園”は横津連峰の山並みからとなると相当遅れるはずと踏んで、30分ほど
余裕を見て現地到着。案の定、日の出まではまだ時間が掛かりそうだが、湖岸近くで夜明け前か
ら「ワカサギ漁」が行われていた。気温は0℃、船の上は凍りつき滑って作業も大変なようだ...
午前7時10分過ぎに朝日が顔を出す...。日の出は、予想していた以上に南側でほぼ横津岳の
山頂付近、雲もなく朝焼けにはならなかったものの、山並みから顔を出す朝日はダイヤモンドの輝
きを見せて、感動を与えてくれる。ところで、陽が昇ると「オオハクチョウ」の鳴き声が聞こえるはず
なのだが、聞こえてこない。さて、何処かで寄り道をしているのかな、それとも今日は休みかな...
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水平線から顔を出す“朝日”を見たい...。津軽海峡を望む大森浜から昇る“朝日”は、夏場は
汐首岬の影になり水平線から“朝日”は顔を見せず、11月になって汐首岬を交わし水平線から
顔を出す。ところが、毎年この時期になると上空は青空でも、何故か“朝日”の昇る東の空には
黒い雲が邪魔をして水平線を隠し、なかなか思い通りの“朝日”を捉えることが出来ない...
昨夜の天気予報では函館は「晴れ」、日の出の時間は午前6時30分...。朝起きて窓を開
けると満月の月が輝き、上空には雲は見あたらない。今日は見られそうと、車で10分ほどの
大森浜・啄木小公園に向かうが、相変わらず水平線に黒い雲が横たわり“朝日”を邪魔して
いる。それでも、日の出の時間から遅れること7,8分、赤く染めた空にゆっくりと顔を出す“朝
日”に感動。しかし、この先の天気予報を見ると、当分水平線からの“朝日”は難しそう...
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北海道立函館美術館で特別展“北の抒情と幻想 国松 登 展”が開催中...。函館に生まれ、幼少期
に函館で過ごした画家 国松 登は20歳頃から絵画を始め札幌を拠点に活動続けた、北海道を代表す
る画家。北海道の自然や動物、風土などを題材にした幻想的でどこか情感漂うな作品74点が並ぶ。
また、ロビーには、先日、美術館で開催中の金子鷗亭作品展に合わせて、書道パフォーマンスを見
せてくれた松前高校書道部の作品が展示され、力強く筆を走らせた彼らの表情が思い起こされる...
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ひとつ事業を終えて、区切りの反省会でも...。本来なら、一杯飲みながら言いたいところだが、新
型コロナも落ち着いてきたとはいえ、まだ、飲んで大声を出すわけにはいかないだろうと、昼食を兼
ねながらと鮨処に向かう。午後1時を回っていたが、女性の皆さんが多く相変わらずの賑わいを見せ
ている。こ上がりのテーブル席に着き、セットメニューの中から“海鮮にぎり”ランチをオーダー...
ほどなくして、付け出しの小鉢、サラダ、蕎麦椀が運ばれ、最後に皿に盛られた“海鮮にぎり”9貫
が並ぶ...。鮨はそれほど大きくはないが、口の中でほぐれるような握りぐあいと新鮮なネタのバ
ランスが良く、ちょっと濃いめの蕎麦出汁との絡みも良い。並べられた9貫の鮨を好きなものから
食べる派と、好きなもの取っておき最後に食べる派に分かれ、ちょっとした激論に。最後に出てき
たデザートを口にしながら「あれ!!、今日は反省会だったけ?」「あら、すっかり忘れてた」だって...
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函館の最高気温、日中でも8.6℃と今シーズン初めて10℃を下回る冷え込みで、今朝の横
津岳は山頂付近にうっすらと雪が覆っていた...。そんな中で、我が家の近くを走る市道本
通富岡線(旧戸井線)の街路樹“エゾムラサキツツジ”が少し寒そうだが、紫色の花を満開に
咲かせている。毎年、春一番に花を咲かせ楽しませてくれるのだが、どうしたんだろう?...
ただ、1個1個の花は小ぶりで、春に咲くものより小さめだが、まだ多くの蕾が見られるのでも
う少し楽しめそうだ...。いろいろな草花の狂い咲きの話はよく聞くが、通常は2~3輪から数
輪でここまで咲くと狂い咲きとは言わないかも。ところが、その“エゾムラサキツツジ”にミツバ
チが花の中に入り込み蜜を集め飛び回っている。えっ!! どこから来たの?と二度ビックリ...
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