神社の行事で年二度行われ大祓、6月の晦日は「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」と呼
び、今日湯の川温泉の鎮守「湯倉神社」で行われた...。以前は氏子など関係者で行わ
れていたようだが、2,3年前から市民も参加できるようになったと聞き車を走らせる。境内
の御神木イチイの前に作られた祭壇で宮司が大祓詞を唱えたあと、人形(ひとがた-人の
形に切った白紙)を渡され、参拝者それぞれの身についた半年間の穢れを祓い落とす...
その後、神殿の前に立てられた茅や藁を束ねた“茅の輪”を宮司を先頭に、作法に従い3回
くぐり無病息災と家内安全、合わせて新型コロナウイルスの収束を祈願する...。初めての
参拝だったが緑に輝く木の葉のささやきを聞きながらの神事に、半年間の汚れが落ち清々し
い気持ちにさせてもらった。ちなみに、12月の大祓は「年越しの祓い」と呼ばれ、新たな年を
迎えるために心身を清める祓い。大祓は、穢れを祓い自らを振り返る機会として必要かも...
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