函館空港の一角にある海上保安部航空基地の一般公開の見学に出掛けてきた。正式名称は「
第一管区海上保安本部函館航空基地」、北海道内の他、青森、秋田、八戸の各海上保安部をエ
リアに海難救助や密漁などの犯罪取締、救急患者搬送など業務内容は幅広い。到着してまもな
く、機動救難士によるヘリコプター「くまたか」にロープでの “吊り上げ救助訓練” が始まった...
上空20mほどの高さでホバリングするヘリコプター「くまたか」から救難士が地上に降り、救
助者を吊り上げる。訓練を見ていると隊員のキビキビした動きに無駄もなく、さすがだなあと
感心したり、いつ起こるかわからない事故や災害に準備は怠りないとの話を聞き頼もしさも
感じる。訓練終了後、救難士が「くまたか」の前に整列すると、見学者から大きな拍手が...
航空基地には「くまたか1号」と「くまたか2号」の同型ヘリコプター2機を保有、機種は「シコル
スキー式S-76D型機」で、全長16m、全高4.4m、重さ3.6㌧、14名まで搭乗可能で、最大時
速287kmと新幹線並みのスピードがあり丘珠空港まで1時間で到着できるという優れもの...
( ※ 小さな写真4枚は左クリックで拡大する。)