( 01/26 撮影 )
今日、函館水産高校2年生36人を乗せた北海道教育委員会実習船 「若竹丸」(692㌧) が、
44日間の“長期乗船実習”のため函館港を出航...。出航式には新型コロナウイルス感染症が
5類に移行したことで、4年ぶりに在校生や実習生の家族など大勢の見送りを受け行われた。
黒島校長先生から 「戻ってきた時には大きく成長した姿を見せられるように」と激励の言葉が
贈られ、実習生代表が「実習生一同、力を合わせ頑張ってきます!!」と力強く決意を表明...
実習は、船舶運航に関する実技や生物資源調査、海洋観測、マグロ延縄漁の体験の他、台湾北部
の基隆港に寄港し国際理解教育などを学ぶ...。出航式を終え、36人の若者が大海原に向か
っていく。恐らく船酔いに悩まされ、集団生活に戸惑い、厳しい訓練に根を上げる日々が続くと
思うが、それを乗り越え超えなければ一人前の船乗りとして認められない。この44日間は「自
分と闘い」、帰港する3月9日には心身ともに成長姿を見せて欲しい。頑張れ、実習生!!...
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昨日から降り出した雪が今朝まで続き、降雪量は28cmにもなった..。早速、朝から近所
の雪かきおじさんと除雪に励むが、湿った重い雪には歯が立たず途中休憩を挟みながらの作
業。ところが、雪かきが一段落する頃、今度は空から落ちるのは「雨」で、それも半端ない
降り方に変わる。この3日、土曜日は「快晴」、日曜日は「雪」、月曜日は「雨」と“日替わ
り天気”が続き、「日替わり定食」ではないが「明日の天気は?」と気に掛かる。今夜、飲み
み会の後2次会で五稜郭に立ち寄る。雨とあってか人影も少なく、ちょっぴり寂しそう...
( 01/15 撮影 )
木古内町・佐女川(さめがわ)神社の伝統神事「寒中みそぎ祭り」...。御神体を清める
「海中沐浴」が行われるみそぎ浜では、地元の子供たちが演奏する「みそぎ太鼓」が鳴り響
き行修者を勇壮に盛り立てる。気温が氷点下7℃、海水温は少し高いが+6度、時折雪が激
しく舞う中、正午前に下帯姿の行修者4人が「別当」、「稲荷」、「山の神」、「弁財天」
の御神体を胸に抱き“厳寒の海”に「ウォー!!」と叫びながら“厳寒の海”へ飛び込んでいく..
高い波に押し戻されたり、厳しい潮に流されたりしながらも4人の行修者は向かい合って御
神体を浮かべると、勢いよく海水をかけみそぎを行い豊漁や豊作を祈願した..。海岸では
氏子の皆さんや町民、観光客などが固唾をのんでこの様子を見守る。海中沐浴を終えた後、
行修者は浜に作られた水ごり台で最後の水ごり。大勢の人が見守る中、勢いよく水を浴びた
後、見学者に向かって行修者から健康祈願の水しぶきかけ祭りは終わる。ファインダーを覘
きながらも、その激しさが伝わりどこか別な世界での出来事のような感動を覚える光景..
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( 01/14 撮影 )
今年で194回を数える木古内町・佐女川(さめがわ)神社の伝統神事「寒中みそぎ」 ...。
今夜、その“寒中みそぎ祭り”の開会式が行われ、集まった町民約200人が提灯を手に季節外れ
の強い雨が降りしきる中、太鼓の音色に先導されみそぎ行列がキャンドルやかがり火の灯る商店
街から北海道新幹線駅舎を通るみそぎロードを約20分ほどかけて佐女川神社まで練り歩く..
境内では、昨年11月に指定された北海道の無形民俗文化財の指定書が神社の野村宮司に渡され
た後、郷土芸能「みそぎ囃子」の舞が披露され、富まき、餅まきのほか、温かいそばが来場者に
振る舞われる..。その後、神社に籠もり鍛錬を続ける4人の行修者が「エイ、エイ!!」と声を
掛けながらひたすら背中に冷水を浴びせる水ごりを繰り返す。歯を食いしばって冷水を浴びる姿
に見物客は身を縮めながらも大きな拍手を送る。最後は祭りを盛り上げる「冬花火の舞」に歓声
と拍手が鳴り響く。いよいよ明日は、津軽海峡で御神体を清める「海中沐浴」が行われる...
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