今日午後、函館水産高校2年生35名を乗せた北海道教育委員会実習船 「若竹丸」 (692㌧)
が、47日間の長期乗船実習のため函館港を出航...。今年も、新型コロナウイルス感染症の
影響で岸壁での出航式は中止となったが、出航時には実習生が甲板に並び、激しい吹雪模様の中
駆け付けた実習生の家族や関係者約80名の前で全員揃っての敬礼で力強く決意を誓う。「若竹
丸」が岸壁を離れると激しい雪も止み、雲間からの陽射しの激励を受け大海原へと向かった..
今回の実習では、船舶運航に関する実技や生物資源調査、海洋観測、マグロ延縄漁の体験などを
学ぶ..。35名の若者が大海原に向かったが、恐らく船酔いに悩まされ、集団生活に戸惑い、
厳しい訓練に根を上げる日々が続くが、それを乗り越え超えなければ一人前の船乗りとして認め
られない。この47日間は“自分との闘い”になると思うが、帰港する3月12日には心身ともに
逞しい姿になっているはず。そんな成長した彼らを出迎えに行こうかな。ご安航を祈る!!...
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( 01/25 撮影 )
函館港に海上自衛隊護衛艦“はまぎり”が入港...。最近、函館港に自衛艦が頻繁に入港してい
るので珍しくもないのだが、過去のブログを紐解くと3年ほど前にロシア太平洋艦隊のミサイル
巡洋艦のお目付役ではないだろうが、同時に寄港し一般公開の記事がありちょっぴり気になり
函館港に向かう。“はまぎり”は、基準排水量3,550㌧、全長137mで平成4年に就役、現在は
護衛艦隊第15護衛隊に所属し、母港は大湊港。今回の寄港は、ドックでの検査かな?...
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( 01/22撮影 )
冬期間シベリアから越冬のため大沼に飛来する“オオハクチョウ”...。年々数が少なくな
っているような気がするが、今年は来ているのかな?取り立てて気にすることもないのだ
が、大沼公園月見橋付近の「白鳥台セバット」に立ち寄ってみた。セバットには20羽ほど
の“オオハクチョウ”が優雅な姿を見せ、水面下の餌を探しゆったりと泳ぎ回っている...
ほどなく10羽ほどが上空を滑空しながら、薄い氷の張った水面に降りてくる...。大沼
に越冬する“オオハクチョウ”、以前は100羽を超えていた時期もあり、餌やりの時間にな
ると静かな湖面がカモなどの水鳥の他にカラスも加わり、餌の争奪戦で湖面の賑わいは半端
ないものであったが、鳥インフルエンザの発生もあって餌やりも中止されたと記憶している。
“オオハクチョウ”、3月下旬には北に旅立つが、それまで優雅な姿を楽しませてくれる...
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( 01/22撮影 )
恵山・日浦海岸で日の出見物後、折角だからと南茅部から鹿部経由で大沼公園に
向けて車を走らせた...。噴火湾を眺めながらの海岸コース、四季折々海の色
が変わり結構楽しめるのだが、陽は輝いているとはいえ、残念ながら海の色は鉛
色、ノンビリ海を眺めながらのドライブにはちょっと早いのかも知れない...
南茅部・岩戸の集落から鹿部町との境界を過ぎてほどなく国道脇に、落差15mほどで水
流が岩肌を撫でるように流れる綺麗な“三味線滝”が目につく...。岩場を流れ落ちる清
流が三味線の音に聞こえることから“三味線滝”と名が付いてたとあるが、さすがに真冬の
この季節、滝を覆う氷から流れる水の冷たさが伝わり、とても音色を楽しむ余裕はない..
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「水平線から昇る“朝日”を見たい...」 と新年から何度か大森浜や住吉漁港に早朝車を
走らせるのだが、上空は青空にもかかわらず なぜか“朝日”の昇る水平線には黒い雲が横た
わり邪魔をする...。昨夜、テレビでの天気予報は「晴れマーク」、今度こそ確実にと、
以前水平線から捉えたことのある恵山の日浦海岸に遠征を企てる。今朝の日の出は午前6時
56分、日浦海岸まで車でゆっくり走って50分ほど、少し早起きして車を走らせた...
途中、上空には黒い雲が覆っているが、汐首岬を過ぎると雲は薄れて“朝日”の昇る東の空は
雲も切れて明るさが増してくる...。今日こそ誰にも邪魔されずに“朝日”は水平線から昇
りそうな期待が持てる。ところが、現地に着くとやっぱり水平線には黒い雲が..。結局、
“朝日”は10分遅れで雲の上から顔を出す。今年は、水平線からの“朝日”は無理かなあ...
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今朝の函館は氷点下9.3℃と久々に冷え込み、厳しい朝となった...。大寒から立春に
かけては寒さの厳しいときだけに、今日も通勤や通学の皆さんはガッチリと着込み寒さを凌
いでいる。五稜郭公園近くの冬囲いをしたオンコの木には、3、40羽近くのスズメの集団
は膨らました羽毛に空気の層を閉じ込め、自らの体温で暖めじっと寒さを凌いでいる...
まんまるに膨らんだその姿に可愛さが感じられ、笑顔を誘われる...。スズメの寒さを凌ぐ知
恵なんだろうが、この姿から「ふくら雀」と呼ぶらしい。また、寒の時期にかけては“寒スズメ”と
呼ぶのが一般的のようで、大寒の頃の季語にもなっている。スズメにとっては餌の少ないこの時
期は、我が家の近くにも餌を求めて近づいてくるが、カラスと違って愛らしく親しみを感じる...
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今日は二十四節気の一つ “大寒” ...。いわずとがなの、一年で最も寒さの厳しいころであ
る。しかし、今日の函館は最低気温が-4.3℃と厳しい寒さにはほど遠く、「寒」に入っ
てからも氷点下10℃を下回る「真冬日」もなく穏やかな日が続いている。ただ、今朝は明
け方から降り出した雪が10cmほど積もり、近所の皆さんと共に久しぶりの雪かき出動...
この雪なら「香雪園」は綺麗かも、と雪かきもほどほどに車を走らせた...。30分ほど新
雪を踏みしめながら園内を歩いたが、白い雪が園内の木々を覆いモノクロの世界を創り出し、
それが「風景式庭園」を形成する香雪園の雰囲気を醸し出してしくれる。香雪園は「雪の中に
梅香る園」という意味で名付けられたというが、確かにこの雪景色は格別な味わいがある..
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北海道の観光振興の活性化を目的にと、「北海道だいすき発見隊」に任命されたきつねポケモ
ンの「アローラロコン」と「ロコン」が機体に描かれた、AIR DO特別塗装機“ロコンジェット
北海道”...。昨年12月に就航以来、何度も函館空港に飛来しているのだが夕方便が多く、
陽が落ちて暗くなってからの着陸とあってなかなかカメラに収めることが出来ずにいた...
今日の特別塗装機“ロコンジェット北海道”、函館空港着陸は午後4時...。日没は午後
4時35分だが曇り空、そんな中を定刻で「アローラロコン」「ロコン」が機体の先から
尾翼まで大きく描かれた“ロコンジェット北海道”が滑走路に滑り込んでくる。機体にはブ
ルーを基調に「アローラロコン」、反対側にイエローを基調に「ロコン」が非対称でデザ
インされている。やはり天気の良いときに、飛び立つ「ロコン」たちも撮りたいなあ...
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各地で大雪に悩まされているが、函館の今年は雪の少ない穏やかな天気が続いている...。と
はいうものの、さすがに吹き付けてくる北風は冷たい。そんな中、五稜郭公園では春を呼ぶ“サ
クラの剪定”作業が始まり、伸びすぎた枝や病気になった枝を丁寧に払っている。えっ!! と思うよ
うな太い枝も切り落としているが、サクラの木を活性化させるためで、春満開のサクラを咲かせ
る秘訣とか。公園内のサクラの木を1日2,30本ずつ剪定を行い、2月一杯作業は続く...
ところで、これからが寒さの本番なのに、先日民間気象会社から今シーズンの「サクラの開花
予想」が発表された...。列島に強い寒気が押し寄せ、2月以降も寒気が流れ込むことから、
寒さでサクラの芽が目覚める「休眠打破」が順調に進み、3月以降は暖かい日が多いとみて、
サクラの開花は例年より早いと予想している。最も早い広島、東京は3月15日、気になる
函館の開花は4月21日を予想。それにしてもこの時期の予想じゃ当てに出来ないなあ...
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