今日、5月30日は語呂合わせで「ごみゼロの日」、この日に合わせ函館市ではごみの削減などを
呼びかけるキャンペーンが行われた..。このキャンペーンに合わせ、午後には函館市電の現役車
両の最も古いレトロ市電“530号”が語呂に合わせて「ごみゼロ号」と名付けられ、キャンペーン
無料電車が湯の川-函館どつく前を1往復走った。レトロ市電“530号”の車両表面「ごみゼロ」
を、また、側面には「ポイ捨て禁止」の看板が掲げて「ポイ捨て防止」を呼びかけていた...
レトロ市電“530号”は、函館市交通部の所有する500形電車で、昭和20年代に30両が製造さ
れたが、現在は501号と503号が在籍...。その503号は、函館市電では最古参の車両、レ
トロな雰囲気が函館の街に映え、現在37両ある函館市電のなかで、箱館ハイカラ號と並んで人気の
車両。運用は、多客期の増車が中心だが、貸切やテレビ、映画のロケにも活躍している。(交通部の
資料から)。そんなこともあってか、市電沿線には電車ファンがカメラを手に追いかけていた...
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( 05/28 撮影 )
フランスの船会社ポナン社が運航するクルーズ客船 “ル・ソレアル” が、今朝早く函館港に姿を見せ
る..。“ル・ソレアル”は、総㌧数10,992㌧、全長142m、乗客定員260名と今年函館港に寄港する
クルーズ客船の予定を含め58隻の中で最も小型なクルーズ客船。確かに、若松ふ頭に着岸し隣の旧
青函連絡船「摩周丸」と並んでもどっちが兄貴か分からない。しかし、ヨットタイプの小型船の特長
と、耐氷船の機能を生かして秘境や南極、北極の極地探検クルーズ船として人気が高いという...
今回の “ル・ソレアル” は、「船で巡る日本ならではの美しき文化・自然の旅8日間」のクルーズ...。
舞鶴港を出港し韓国・釜山港に寄港した後、日本海を北上し金沢、酒井、佐渡島等に寄港、最終寄港地が
函館となる珍しい船旅。客室は全室海側のバルコニー付きで、本格的なフランス料理のフルコースを楽し
んだ乗客の皆さんは、若松ふ頭で下船後、函館空港や新幹線で函館を離れクルーズの旅を締めくった..
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( 05/25 撮影 )
「青柳町でハイカラ號と530号が並ぶイベント知っている?」とのメールをもらう.。知るよしもな
く、とにかく間に合うから青柳町へ走れ!!との指示。現地に到着すると、鎌倉や奈良など各地から集ま
った大勢の電車ファンが、三脚を立て待機している。聞いてみると、「箱館ハイカラ號」の運行に合わ
せて市電カレンダー制作委員会など3つの団体が共同で「530号」を貸し切り実現したとのこと..
狙いは、青柳町電停下の坂の途中でのレトロな2両の“ツーショット”..。ところが、「箱館ハイカラ
號」が「530号」を待たずに坂を上り始めたため、電車ファンもカメラを手に一斉に駈け登る。息を
切らしながら青柳町電停付近で“ツーショット”を狙う。その瞬間、「撮れた!!」との安堵の声も聞こえ
る。確かに「今だ!!」と、狙い通りのシャッターチャンスを掴み撮ったときの高揚感は、ファンにとっ
ては堪らないのかも知れない。そんな気持ちを味合わせてもらった。次のイベントにも走ろうかな..
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( 05/26 撮影 )
函館港にお馴染みのクルーズ客船“MSC ベリッシマ”...。しかし、今年は初寄港のはずの5月8
日は強風に邪魔され港口まで来ていたのに着岸できずに抜港、2回目の5月17日は着岸はできたも
のの雨の中、「今年は運がないのかなあ」と思っていた今日の3回目寄港は風は少し冷たいものの“M
SC ベリッシマ”を歓迎するかのような青空が広がる。入港時間は相変わらず早朝で午前6時前...
今朝も“MSC ベリッシマ”(171,598㌧)が着岸する港町ふ頭の隣り、北ふ頭で待機..。全長
315mの真っ白な船体がのっしのっしとふ頭を目指してくるが、さすがにデカい。それもその
はずで“MSC ベリッシマ”を立てると函館山と並ぶ大きさで、まるで約3500人の住民が住む
巨大マンションだ。今回は、ジャパネットチャーターで「新緑の美 優雅に巡る日本一周クルーズ
10日間の旅」、24日横浜港を出港して函館が最初の寄港地。乗客の皆さんは貸切バスやタクシ
ーで市内観光を楽しんだ後、午後6時、次の寄港地、秋田港向かった(七重浜海岸で見送る)..
( 港町ふ頭を離れ、秋田港に向かう“MSC ベリッシマ” )
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5月は函館港に“クルーズ客船”が相次いで寄港している...。しかも、今日は港町ふ頭に「ノルウ
ェージャン・スピリット」(75,904㌧)、若松ふ頭に「セレプリティ・ミレニアム」(90,963㌧)の
2隻の“クルーズ客船”が入港した。久しぶりの2隻同時入港をカメラにと期待していたのだが、朝か
ら雨で出足を挫かれ出迎えは出来ず。天気予報では午後は雨も上がり青空が覗くとの予報に、じゃ
午後3時半の「ノルウェージャン・スピリット」出航を見送ろうと七重浜海岸に車を走らせた...
( 雨に煙る函館港を後に、次港の仙台港に向かう「ノルウェージャン・スピリット」 )
しかし、どうしたことか出港時間を前に雨が降り出す始末...。七重浜なら“クルーズ客船”のツ
ーショットが見られるはずなのに、靄がかかり残念ながら絵にもならず。それでも函館初寄港の
「ノルウェージャン・スピリット」の出航風景と、夕方、雨の上がった若松ふ頭で「セレプリティ・
ミレニアム」を何とかカメラに収めることが出来た。今年は、函館港に“クルーズ客船”が2隻同時
入港はあと2回予定されているので、晴天の函館山からのツーショットを期待しているのだが..
( 雨の中のツーショットと若松ふ頭で出航を待つ「セレプリティ・ミレニアム」 )
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( 05/19 撮影 )
「名探偵コナン」バスを撮影しようと陣川町の函館バス旋回所で待機、3台撮り押さえてちょうどラ
ンチタイム..。近くに?と車を走らせるとそば処が目に入り、暖簾を潜る。店内はテーブル席にカ
ウンター席、小上がりもあり小ぎれいでどこか落ち着いた感じがする。早速,メニューを眺めると蕎
麦はもちろん、丼物から定食、セットまで幅広く、夜は居酒屋として営業しているとのこと。そんな
中から“ミニかつ丼セット”をオーダー、かつ丼はハーフだがかつに厚みもあり香ばしさと甘みがなん
ともいえず美味い。蕎麦は細めの更科で喉越し良く,かつに負けておらず,大満足のランチでした.
( 入店は昼少し前でお客さんは少なかったのだが、あっという間にテーブル席や小上がりは満席に )
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( 05/18,19 撮影 )
函館の初夏の風物詩「箱館五稜郭祭」...。旧幕府軍が新政府軍に降伏して五稜郭を明け渡したこ
とに因んで毎年行われており、今年は節目の第55回目。午後、祭りのメーンとなる「維新行列」
が、軍艦開陽丸を先頭に約650人が会津遊撃隊や伝習歩兵隊、松前正儀隊、全国の土方歳三ファン
で構成された新撰組など各隊が当時の衣装をまとって行進、五稜郭公園を目指した。その五稜郭公園
では、箱館奉行所脇の広場で榎本武揚率いる旧幕府軍と新政府軍との戦い「箱館戦争」の激戦の模様
や五稜郭を明け渡したときのシーンを再現、集まった大勢の観衆から大きな拍手がおくられる...
前日、五稜郭公園に作られた特設舞台で、「土方歳三コンテスト」が行われた..。コンテストの
参加者は11名、函館市内はもとより愛知県や土方ゆかりの地東京都日野市など全国各地から集ま
り、箱館戦争で新政府軍による総攻撃で土方歳三の戦闘シーンや銃弾に倒れる場面を熱演,会場を盛
り上げる。55年という半世紀以上にわたって行われてきた「箱館五稜郭祭」は、祭りあり方を検
討されており、現在行われてきた「維新行列」や「土方歳三コンテスト」は今年が最後となるよう
だ。これで終わりでないとのことなので,来年どんな形で行われるか、これも楽しみに待ちたい..
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函館が舞台となった劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」が4月12日
公開となり、函館の街はこれを記念して映画とコラボしたイベントが開催されている...。“名
探偵コナン”といわれても,残念ながら「アニメでしょう」程度の感覚でよりないが、聞くとアニ
メでも “名探偵コナン” は国内のみならず世界レベルのアニメだという。そんなアニメの舞台が函
館の街となり、ふんだんに函館の街が映像で聖地化されて多くのファンが訪れるとなると、その
効果はレベルが違うという。早速、連休中から聖地巡りを楽しむファンが押し寄せている...
( 江戸川コナン ラッピングバス ) ( 服部平次 ラッピングバス )
函館バスでは、劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」ラッピングバス3台を函館市内で運
行している..。電車と違ってバスはコースが多くなかなか遭遇する機会が少ないが、先日、四稜郭
へ花見に訪れた際目の前に現れた。聖地の北海道東照宮に向かうシャトル便で、1時間ほど待てば3
台が順次姿を見せるとの話。バスの旋回所に1時間余り待機して3台を撮り押さえた。どう知ったの
かその旋回所にも次々と車で乗り付けるファンがスマホを向け、満足そうに戻っていく。函館市内に
10箇所ある聖地を巡るスタンプラリーが行われているが、映画の後、聖地巡礼ブームが起きるか.
( 怪盗キッド ラッピングバス ) (聖地の一つ「北海道東照宮」 )
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55回目を数える“恵山つつじまつり”が,今日から始まった...。今年もまつりに合わせて訪ね
てみようと計画していたが「見頃だよ!! 急げ!!」との情報をもらい、まつりのメーンであるステー
ジイベントは来週のようだが、一足お先にと少し早起きをして蛾眉野町の峠を経由し1時間ほどで
恵山つつじ公園に到着。駐車場には既に札幌ナンバーなど7,8台の車が並び、公園内を彩る深紅
のエゾヤマツツジが幾重にも重なりあって咲く散策路を、花を愛でながら楽しまれている様子..
ツツジの咲くこの時期、何度か訪れているのだが,なかなか満開見頃に会うことは難しい..。今回
は、もらった情報通り恵山の山麓を埋める約60万本のツツジはほぼ満開でちょうど見頃と、散策し
ている方と出会う度に「綺麗ですね!!」と挨拶代わりに声を掛けてくれる。カメラを手に満開に咲く
ツツジの色や形を見比べながら散策を楽しみ、特に、風鈴のような小さい花を枝一杯に咲かすサラサ
ドウダンは愛らしくつい見とれてしまう。“恵山つつじまつり”の本番は来週、花は持つかなあ...
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今朝早く,雨の降る函館港港町ふ頭にクルーズ客船“MSC ベリッシマ” が入港した..。全長
315m、総トン数171,598トン、デッキ数19と函館港に入港したクルーズ客船としては最も
大きく、国内を発着するクルーズ客船としても最大級。前回の初寄港は強風に邪魔され港口まで
来ていたが、着岸できずに抜港となったこともあり、何としても出迎えたい。ところが,予定の
入港時間が午前7時30分が2時間も早まり午前5時30分との情報、う~ん!!と悩んだが、通
常の1時間早着を見越して4時過ぎに起床、雨の降る中を港町ふ頭の隣り北ふ頭に向かう...
“MSC ベリッシマ” は、ジャパネットチャーターで「新緑の美 優雅に巡る日本一周クルーズ10
日間の旅」..。約3500人の乗客を乗せ15日に横浜港を出発、夕方、函館出港後は秋田、
金沢、韓国・釜山、鹿児島、高知をめぐり横浜港に戻るという。2時間早めて函館に入港したも
のの生憎の雨だったが、それでも昼前には雨も上がり、乗客の皆さんは貸切バスやタクシーで市
内観光を楽しんだようだ。“MSC ベリッシマ”は午後6時、次港の秋田港を目指し舵を切る..
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