「○○の日」といった記念日は毎日のようにあるが、その日は特別由来のある
ものの他以外に語呂合わせのようなものが多い。明日、10月1日は “展望の
日”...。東京タワーやさっぽろテレビ塔など全国20の観光タワーでは「展望」
の展をten(10)と、望を棒(1)に置きかえて “展望の日” に制定した。この日を祝
して、今夜五稜郭タワー展望台の角に設置してある灯りを 「赤色」に点灯...
道南の米どころ大野平野は、駒ヶ岳や函館山をバックに鮮やかな黄金色に染まっている。爽や
かな青空の下、“黄金の稲穂”の刈り取りを迎えた田んぼの中をエンジン音を響かせながらコン
バインが走り回っている...。ただ、今年は夏場の日照不足で作柄が思わしくないようで刈り取り
も遅れ気味、さらに台風24号が牙をむけていることもあって作業には猫の手も借りたいとか...
非常に強い台風24号が日本列島を狙っている...。進路が気になるが、この台風の名前は
ベトナムが名付けた「チャーミー」、女性っぽい名前だがとんでもない性格を持っているらしい。
沖縄では風速70mが想定され、九州を過ぎたあたりからは時速80kmの高速並の速度で北上
し、北海道でも影響がありそうだという。出来れば進路予想が外れてくれればいいのだが...
まもなく9月が終わろうとしている。今月は、5日に台風21号が大きな爪痕を残し、翌6日に
震度7という地震に襲われ、月末に台風24号と自然災害に悩まされている。昨年に続く災害
の当たり年となってしまったが、来年は穏やかであって欲しいと少し早いが願わずにいられな
い。今日「夕陽」には間に合わなかったが、石川の高台で 秋の“夕焼け”を楽しんできた...
今朝、クルーズ客船 “セレブリティ・ミレニアム” (90,963㌧)が、4月に続き今年2度目の入
港...。しかし、生憎の雨空で2,000人ほどの乗客の皆さんはガッカリしているかと思ってい
たが、遺愛女子高校の英語科の生徒がボランティア通訳で、観光案内してくれたとのことで街
中には雨用のコートを着て買い物や観光を楽しむを欧米人の姿が随分と見かけれられた...
“セレブリティ・ミレニアム”は、2000年に新しい千年紀を記念して建造されたクルーズ客船
で、上質のサービスを目指して造られ、船内にはフラワーショップがあることや清潔で明るい
全天候型のプールが人気とか...。今回は、バンクーバー発、横浜着の片道クルーズの途中
での寄港だが、“セレブリティ・ミレニアム”10月9日に再度函館港に入港を予定している...
先の台風21号で七飯町の果樹園では「リンゴ」の落下などの被害を被った...。毎年中標津
の友人に七飯名産の「プルーン」を送り喜ばれていることもあり、今年も早めに毎年お邪魔して
いる果樹園を訪れた。矢張り「去年ほどではないが、やられた!!」と肩を落としていたが、ハウス
の中の「ブドウ」はたわわに実り、「プルーン」も来週中届けられ “秋の味覚” をお裾分けできそ
うだ。しかし、今度は台風24号が進路を北に向けだした。収穫が終わるまで気が抜けない...
クルーズ客船 “シルバー・シャドー” (28,258㌧)が、5月に続き今年2度目の入港...。“シル
バー・シャドー”は、全客室が海側スイート仕様のラグジュアリー船で、質の高いサービスに定
評があるという。今回のクルーズは、アラスカのスワードを出発した後、太平洋を南下しながら
釧路港を経由して、今朝西ふ頭入港、深夜には函館を出港し青森を経由して東京に向かう...
現在青函連絡船記念館「摩周丸」の沖側に建設している若松地区の客船専用埠頭が10月から
暫定供用が決まったことから、西ふ頭へのクルーズ船の係留は “シルバー・シャドー” が最後。
函館港内をゆったりとクルーズ船が走る姿は見られないかもと、今回は函館山の中腹まで足を延
ばしてみたが、目線が少し違うだけなのに函館の町並みと真っ白な客船はよく似合っていた...
ところで、若松地区の客船専用埠頭...。先月見学に行ったときには間に合うんだろうかと心
配したが、ふ頭の上は綺麗に舗装されほぼ完成。10月2日のクルーズ客船「にっぽん丸」の
入港を待つばかりのようだ。函館駅前、朝市と乗客の皆さんにとって利便性は高くなるが、少し
狭いような気がする。入出港時の出迎え、見送りはともえ大橋の上からになりそうだなあ...
昨夜、ブログを見てくれている知人から「明日暇?、大阪便 “しまじろうジェット ”だよ。行ってみ
たら...」とメールをもらう。多分、先日の「わかぱんジェット」と同じ特別塗装機だな、と思いつつ
函館空港を見渡せる高松展望台へ...。すでに10人程のカメラマンが超望遠レンズを付けたカ
メラを手に待機している。定刻の午後1時過ぎ、飛行機が西の空から滑走路を目指して進入...
“しまじろうジェット” は、ベネッセの幼児教育・生活支援ブランド 「こどもちゃれんじ」 が30周年
を迎えたことを記念して、同ブランドのキャラクターを機体にあしらった JAL特別塗装機で9月
15日に就航、勿論函館初飛来...。機体には 「しまじろう」 のほか、「みみりん」「とりっぴい」
「にゃっきい」「ガオガオさん」「はなちゃん」が描かれており、機内もキャラクターが一杯とか...
ところで、陸上自衛隊函館駐屯地記念行事の一環で F15戦闘機 2機が函館市内上空を飛行し
た。ところが今にも雨がふり出しそうな生憎の曇り空、しかも相当上空でブルーインパルスのように
スモークを出してくれないと、黒い点でカラスのようだ...。函館市内を2周、約5分間の飛行...
今日23日は秋分の日...。秋分の日の意味や由来は色々あるようだが、昼夜の長さがほぼ
同じで、明日から日が一日一日短くなっていく。今日の函館の日の入りは午後5時34分...。
午後6時前に五稜郭公園にウォーキングに出掛けたが、公園入口前では観光客がカメラを向け
て記念撮影に余念がないが、公園の中に入ると観光客どころか人気もなくいたって静かだ...
箱館戦争で旧幕府軍の本拠地となった箱館奉行所...。ライトアップされた箱館奉行所の上に
は “十三夜月” が輝き、静寂の中に幻想的な雰囲気を醸しだしている。この “十三夜月” は古
くから満月に次いで美しい月といわれ、月見の宴などが行われていたようだが、月の美しさには
個人の好みの問題のような気がする。ただ、明日は「十五夜」だが「満月」は明後日だって...
今朝、ブログを見てくれている知人から「今日暇?JAL大阪便は “わかぱんジェット” だよ。時間
があるなら行ってみたら」 とメールをもらう...。事情をあまり飲み込んでいないが、取りあえず函
館空港で待機することにした。午後1時過ぎ、大阪伊丹空港からの飛行機が函館空港に着陸...
なるほど、南紀白浜空港(和歌山県)の開港50周年と羽田便就航50周年を記念した特別塗装機
“わかぱんジェット” が運航しており、今回函館空港に飛来したということ。“わかぱんジェット” は、
和歌山県のマスコットキャラクター「わかばん」と特産の梅の花をデザインしたイラストが機体の後
方に描かれていた。待機中に発着する飛行機をファインダーから眺めたが、結構楽しいもんだ...
本州各地は雨に悩まされているようだが、北海道はここ暫く高気圧に覆われ秋晴れが続いてい
る...。今朝も澄み切った青空が広がっていたが、昼過ぎ薄い雲がかかると太陽の周りにボン
ヤリと光の輪が現れた。 “日暈(ひがさ)” という現象で、この太陽を囲む虹の現象は現れると天
気は下り坂、秋晴れに終止符か?...。夕方の天気予報を見ると、確かに明日は一日「雨」...
(大森浜の「啄木小公園) (赤く熟れた「ハマナス」の実)
この1週間予報に反し好天が続き、しかも気温も平年より2,3℃高く農家の方は収穫作業
にも力が入っているようだ...。石川の高台でも大型のトラクターが畑の中を縦横無尽に走
り回っている。この高台から眺める函館の街にも “秋” が感じられ、いよいよ“秋”本番...
高校時代の新聞作りの仲間8人で、春夏秋冬年4回の定例会と称しての飲み会...。毎回幹事
持ち回りで会場を設定しているが、今回の幹事は「いつもただ飲んでばかりいないで勉強も...」と
午後4時まで十字街へ集合の案内...。8人揃ったところで幹事から、「北海道坂本龍馬記念館」
と 「函館市文学館」でじっくりと見学して、元町にあるそば屋さんに向かうとの案内から始まる...
確かに函館にいてもなかなか足を運ぶ機会がなく、ほとんどが初めてとあってこの企画は意外
に好評...。「北海道坂本龍馬記念館」では、三輪館長自ら案内していただき直筆の手紙やゆか
りの品から坂本龍馬と北海道開拓の関わりを知り、また、「函館市文学館」では、函館出身の作家、
宇江佐真理さんの没後3年展では直筆のノートや作家としての愛用品に振れることが出来た...
少し時間はオーバーしたが、大三坂に面し、古民家を改造したそば屋さんの席に着く...。用
意してあるのは店主こだわりの “鴨鍋コース”、しかし、料理を口に運ぶより相変わらず評論家
気取りで口数が多く、折角の店主こだわりの料理を楽しむ状況でない。それでも、最後に出され
たそばセイロは飲んだ後とあってさっぱり感もあり、一同顔を見合わせ「美味いなあ」だって...
秋の空に変わった函館港に、クルーズ客船 「ダイヤモンド・プリンセス」 (115,906㌧) が入港し
た...。9月上旬に2回の寄港を予定していたが、いずれも台風の影響を受けて函館港をスル
ー(抜港)して行っただけに久し振りの入港となった。赤堤を交わし函館港内にはいると、「ダイヤ
モンド・プリンセス」は巨大船体を2隻のタグボートの力を借りて、ゆったりと港町ふ頭に接岸...
岸壁では、乗客の皆さんに歓迎のウェルカムボードを掲げると、 「ダイヤモンド・プリンセス」 の
デッキに“北海道の復興を応援しています”の横断幕が掲げられている。しかも横断幕には、皆
さんのメッセージもみられ、その気持ちがジンジンと伝わり胸が熱くなる。勿論函館は元気だが、
まだ避難生活を余儀なくされている被災者の皆さんに、乗客の皆さんの気持ちを伝えたい...
今回のクルーズは、約2千人の乗客を乗せ、横浜港発着で石巻、函館、秋田、釜山、鹿児島を
巡る「初秋めぐり東北・北海道、九州と韓国」とほぼ日本一周の旅...。「ダイヤモンド・プリンセ
ス」は、この後10月1日に函館港に今年最後の寄港が予定されている。これも出迎えないと...
大野平野を車で走っていると、北斗市中野に“ひまわり”畑を見つけた...。背丈こそ4,50
cmとそれほど高くはなく、また、先日の台風21号の影響か少し横に倒れた状態だがほぼ満
開...。 “ひまわり” は、燦々と輝く太陽に向かって明るく大きな黄色い花で夏をイメージさせ
られるが、秋風にたなびく “ひまわり” を見ていると夏の花と決めつけるのはもったいない...
好天に恵まれた3連休、連休最終日も澄み渡る青空...。その青空に誘われて近郊をドライブで
楽しんできた。大野平野に広がる水田は、先日強風をもたらした台風の影響はそれほど見られず、
頭を垂れた黄金色の稲穂が今や遅しと刈り取りを待っている...。ただ、作柄は先日の報道だが、
8月の低温と日照不足で芳しくないようだ。 「この天気で取り戻せ!!」 と声は掛けてきたのだが...