( 08/28 撮影 )
新函館北斗駅からの帰りは、旧大野町経由で車を走らせる...。途中、神社の祭り幟が目に入
り、木立の中から笛や太鼓の音が聞こえ釣られるように車を止め鳥居を潜る。神社の名前は“意
冨比神社(おおひじんじゃ)”で秋祭りの本祭だという。この神社の漢字名は見たことはあった
が、正直読めなかったし、この木立の中の神社が“意冨比神社”だということも初めて知った..
ちょうど神殿では「松前神楽奉奏」が行われていたが、社務所にいた氏子さんは「神輿渡御は担
ぎたかったが、このコロナ禍の中ではとトラックで廻ったさ」と話ながらテントの中にある神輿
を見て残念そう...。それでも、露店の集まった大勢の子ども達を笑顔で眺めていた。案内板
によると、箱館戦争の際、新政府軍と旧幕府軍がこの神社の近くで遭遇し、境内が戦闘の場とな
つたという。境内にある樹齢400年の北海道指定の保護樹木「イチイ」がその歴史を物語る..
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「“East i(イーストアイ)”が入るぞ!! 暇だったら、ブログのネタにどうぞ」とメールをもら
う...。暇だけど「“East i”は春に見てるからなあ」と思いつつも、相変わらずの野次馬根
性が疼き新函館北斗駅に車を走らせる。6両編成で白地に赤のラインの入った車体で通称“East
i”、正式には「新幹線電気・軌道総合検測車」といい、JR東日本が所有する検査車両....
“East i”は、最高速度270kmのスピードで走行しながら、レールの歪みや架線の摩耗など
を瞬時にチェックする優れもので、これが新幹線の安全運行を支えている...。新函館北
斗駅にも月に何度か来ているらしいが、時刻表にも載っていないためマニアの間では珍電車
として、あちこち探し回っているとか。確かに、ホームに降りて列車案内を聞いていると「
11番線から回送電車が出発します」との放送で、そっと駅のホームをを離れていった..
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新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2年間定期運行を取りやめ、今年度は7月から3年ぶり
のに週末と祝日に限るが定期運行を再開した...。再開を待ちわびた市民や観光客を乗せた
“箱館ハイカラ號”は、赤を基調にしたレトロな車体を揺らしながら函館の街を走っていた...
しかし、残念ながら再び新型コロナ感染者の拡大傾向もあって、10月末まで予定していた定
期運行を明日28日で終了するという...。大変だ!! 今年の見納めをと末広町で待機してい
ると、横浜から朝一番の飛行機で来たという若者は4,5ヵ所でトコトコ走るチンチン電車の
姿をカメラに収め、新幹線で戻るという。来年は、春から雪の降るまで走れればいいね...
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( 08/21 撮影 )
遠くに噴火湾が一望できる高台の畑一面に、上旬八雲町を襲った大雨にも耐え抜き満開に
咲き誇る“ひまわり畑”に圧倒される...。去年訪れた時は曇り空でイマイチ満足できず
に帰ったものだが、今日は青い空に青い海、空に浮かぶ白い雲と「ひまわり」の大輪の花
は夏らしい光景を織りなしている。やはり「ひまわり」の花は青空がお似合いだ....
この“ひまわり畑”は、八雲町山越地区の有志の方達が山越小学校裏の高台にある遊休地
を活用して、八雲町の花「ひまわり」を観賞用として植えている...。開花の時期を
ずらすため大きく3つ区画され、35万本の「ひまわり」が順番に咲く。また、“ひま
わり畑”の1画には展望台代わり置かれている高さ2mほどの脚立から、「ひまわり」
を上から見下ろすことも出来る。この“ひまわり畑”、今月一杯は楽しめそうだ....
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今朝早く若松ふ頭にクルーズ客船“にっぽん丸”(22,472トン)が入港した...。今年5度目
の寄港で、天気予報は朝から「雨」だったのだが、“にっぽん丸”の寄港を歓迎するかのよう
に青空も覗く天気に、通過する海岸町船溜まりの岸壁にはカメラを手にした市民も“にっぽ
ん丸”を待っている。“にっぽん丸”は、函館港に入港するクルーズ船の中でもそれほど大型で
はないのだが、それでも港内を横切り目の前を通るときはさすがに大きく感じられる...
“にっぽん丸”は「夏の絶景~三陸海岸と北海道~」クルーズで、茨城県大洗港を出港、大船渡港
経由での寄港...。乗客の皆さんは下船後、市内での買い物やバスで大沼観光、夜景見物など
を楽しまれ、午後9時出港、最終目的地小樽港に向かうという。心配した天気も午後少し雨が落
ちたが夕方には止み、夜景見物をされた方は雨上がりの素晴らしい函館夜景を満喫できたはず..
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( 08/21 撮影 )
大野平野から大沼を駈け回り“ひまわり畑”を探し歩いたが、近くでは無理と諦め高速道に乗り八
雲町に向かう...。狙いはパノラマパーク、ドライブの途中によく利用しているが正式名称は
「噴火湾パノラマパーク」、平成18年に開業した道立公園で、高速道のパーキングエリアと直
結する噴火湾を一望でき観光スポットでもある。園内の一角にある2万本の“ひまわり畑”...
(“ひまわり畑”の番人?、案山子) (“ひまわり畑”に咲く、コヒマワリ )
見回りを兼ねて園内を車で走っていた担当の方が、「2,3日前の大雨と風で、少し頭を垂れ
ちゃって...」と申し訳なさそう...。しかし、丘を見上げるように鮮やかな黄色の大輪
を咲かせ、青空とのコントラストが夏を感じさせている。八雲町では、平成17年に熊石町と
の合併の際に「美しい町づくり」のシンボルとして“ひまわり”を町の花に選定している...
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( 08/20 撮影 )
湯の川温泉の守り神「湯倉神社」...。この湯倉神社の「夏詣」のイベントで“怪談話と松前神
楽”が楽しめる聞き、早速車を走らせた。開催は午後6時、境内はライトアップされて怪談話を聞
くに相応しい雰囲気を感じられる。10分ほど前に到着したのだが、本殿の前には大勢の方が並
び開場を待っている。神前の前が観客席、本殿の灯りが消されいよいよ怪談話が始まる....
「松前紫陽花物語」の演目で、函館を中心に活動する講談師・荒到夢形さんが松前藩での紫陽花
にまつわる怪談話を披露...。続いて、若手神職の集まりである渡島神道青年会の皆さんで演
ずる伝統芸能・松前神楽の「二羽散米舞」「獅子舞」など3座が奉奏された。神社で神楽はよく見
られるが、神社で怪談話となるとそんなに聞けるものでないだけに、夏の夜の思い出となった..
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( 08/19 撮影 )
北海道教育庁が所有する漁業実習船“北鳳(ほくほうまる)”...。これまで何度も地元の
水産高校生徒の航海実習などで使用されているが、航海時以外は函館港の海岸町船溜まりに
係留されている。ところが、今日船溜まりに足を運ぶと何と同じ船名の“北鳳丸”が2隻並ん
で係留されている。作業をしている方に訪ねると「新しい“北鳳丸”が大船渡の造船所で建造
されて回航されて来たので、古い“北鳳丸”の設備や機械などを引っ越している」とのこと..
これまでの“北鳳丸”は5代目で平成13年に竣工、総トン数664㌧、全長64m...。
6代目の“北鳳丸”は、大きさはこれまでと同程度のようだが、最新の機器類を備え、はマグ
ロ延縄漁の漁業実習、航海や機関の実習や海洋観測や資源調査にも携わるとのこと。ところ
で5代目はどうなるの?と訪ねたが、売却が予定されているようだ。新しい“北鳳丸”は、8
月中に船内整備を終えて、初航海を9月上旬を予定している。是非、見送らなくっちゃ..
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