今朝、低気圧の通過に伴う西よりの強い風が吹くなか、函館港に宇和島水産高校実習船“えひ
め丸”が入港した...。“えひめ丸”は9月に28名の実習生を乗せ宇和島港を出航し、2カ月間
の長期航海実習で九州近海や太平洋の小笠原諸島付近の海域などで将来船員になるための
訓練を行いながら、函館への寄港。甲板にいた学生に声を掛けると「寒さにビックリした」と話
していたが、日に焼けた顔には逞しさが溢れていた。宇和島まであと一息、頑張れ実習生!!...
ところで、“えひめ丸”といえば、ハワイ州オアフ島沖での米海軍原子力潜水艦に衝突され沈没
し、実習生等が犠牲となった事故は忘れることが出来ない。今回の寄港の“えひめ丸”事故後の
平成14年に竣工した5代目で、総トン数499㌧、全長約56m、乗船定員60名と函館港を母港
とする実習船「若竹丸」より一回り小さい。実習生の話では「明後日、出航します!!」とのこと...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
今朝の最低気温は4℃とちょっと冷え込んだが、陽が高くなるに連れて気温も上がり、気持
ちの良い一日を過ごさせて貰った...。朝、出勤途中空を見上げると青い空をキャンバスに
白いペンキを刷毛でサッと撫でたような白い雲が浮かんでいる。既に晩秋にならんとするこ
の時期、高く澄んだ“秋の空”が函館の街を覆っていた。さて、どこから見るとこの“秋の空”の
雰囲気を伝えられるかな?と日吉町の丘の上に登って「今日の1枚」をカメラにゲット...
今日は“秋の夕陽”が見られるかもと、函館港に向かう...。我が家を出るときには西の空も
青空だったのだが、港までの10分ほどの時間で薄い雲が広がり、気がついたときには夕陽を
覆い隠す始末。それでも、西の空を赤く染め、港内にも夕焼けが映り込んでのまずまず納得の
“秋の夕陽”。釣り糸を垂らしていた老人も「陽が影ったら食いがなくなったさ」と家路につく...
八雲町にある“梅村庭園”...。以前訪れた時に管理人の方から「この庭園は、四季を通し
て景観が楽しめる...」と教えてもらったことを思いだし、紅葉の季節だし...、と立ち寄っ
た。曇り空で紅葉が青空に映えるという状況ではなかったが、モミジやツツジ、サクラなど
園内の木々の紅葉がちょうど見ごろで、庭園内にある梅雲亭からの眺めも素晴らしい...
この庭園は、愛知県から移住してきた梅村多十郎氏が明治45年(1912)に建てた屋敷の
庭として造園した「池泉回遊式庭園」で、中心にある池は湧水でコンコンと湧き出し1年中
枯れることはないそうだ。池の回りには自然景観を取り入れた築山や枯山水などを巧み
に配置され、当時としては珍しいコンクリート造りの灯籠もある。平成13年(2001)に梅村
家から八雲町が譲り受け、町民が四季を通じて集い楽しめる施設として整備された...
( 森町から高速道路に乗り、八雲町に下りると目の前に歓迎アーチのような虹が迎えてくれた )
( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)
所用で八雲町へ車を走らせたが、七飯町の峠下トンネルを越え、目の前の駒ヶ岳(1131m)
を眺めると頂上付近が白くなっている...。それほど寒かったわけでもないので噴煙かな?
と思いつつ車を進めると、間違いなく剣が峰にうっすらと雪が被っている。これは“初冠雪”
だな、と高速道路に乗る予定を赤井川から山裾を抜け、森町市街地へのコースで走る...
駒ヶ岳を森町側から眺めると、剣が峰と砂原岳の山頂付近に冠雪...。七飯町の横津岳(1167m)
でも“初冠雪”が観測されたようで、この“初冠雪”は平年と同じだが、昨年より14日も早いという。
今日発表された北海道地方の3か月予報では、気温は高く、降雪量は少ないというが、函館での
初霜も3日早かったし予報が外れるような予感がする。ただ、明日からは暖かい日が続くようだ...
( 八雲町からの帰途、駒ヶ岳に虹が...)
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
( 紅葉が始まった、雨上がりの「香雪園 )
今日23日は、二十四節気の一つ“霜降”...。“霜降”とは、読んで字の如く「霜が降りる」とい
う意味だが、この頃になると秋が一段と深まり、朝晩の冷え込みが厳しくなり朝霜が見られるよ
うになる。まさに今の函館にピッタリの時期だ。昨日、今日と一時気温は上がったが、週明けか
らは再び冷え込み、野山は紅葉で彩られそう。さて、“霜降”も過ぎて冬支度を始めるかな...
今朝も見事なまでの“秋晴れ”...。この“秋晴れ”をもたらすのは、秋の移動性高気圧で、日
本の上空を乾燥した空気で覆うため、空が澄んで見え、他の季節と比べ陽射しも弱まり清々
しい心地にさせてくれる。今日の函館は、まさしく解説通りの天気。ただ、高気圧の後ろには
寒気を伴った低気圧が控えており、天気は下り坂。この低気圧は急速に発達しそうで、週末
の北海道は荒れ模様の天気とか。ここ数日続いた気持ちの良い“秋晴れ”も今日まで?...
一つの大きな仕事を終え、「一杯飲みながら“反省会”でも」と居酒屋に集まった...。場所
は、五稜郭でもJR五稜郭駅近くの住宅街にある海鮮居酒屋。しかも、ちょっと奥まったところ
にあり、見るからに落ち着いた雰囲気が漂っている。掘り炬燵のある奧の座敷に案内され、
この日は他の団体さんも入り満室とのことだったが、ほとんど声も聞こえず静かなもの...
海鮮居酒屋とあって、活きの良い刺身から始まって旬の魚が次々と運ばれ、写真を取り損ねたが
活イカの刺身は鮮度抜群で、もう一度写真に収めるため行ってみたいほど...。“反省会”のは
ずだったが、高齢の集まりとあって昔話に花を咲かせ、酒を飲みながら、美味しい料理を楽しみ、
仕事のことは忘れている。いや、この飲み会が、次の仕事に生かされているのかも知れない...
( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)
毎年、この時期大沼公園で行われている「大沼ハロウィンナイト&紅葉ライトアップクルー
ズ」...。新型コロナの影響で今年は規模を縮小しての開催とのことであったが、日暮れ
と共に大沼公園の広場には地域の子ども達が作ったという大小300個ほどの「カボチャの
ランタン」に、ひとつひとつに明かりを灯し幻想的な光で会場の雰囲気を盛り上げ、色付
き始めた大沼に浮かぶ島々をライトアップ、遊覧船で湖上からの紅葉を楽しむイベント...
仄かに灯る「カボチャのランタン」とライトアップされた紅葉をバックに“花火”が打ち上げら
れる...。ヒンヤリとした秋空に次から次と打ち上げられる“花火”に例年より少ないもの
の訪れた見物客からは歓声も上がる...。その後、幻想的な光の中でYOSAKOIソーラン
のパフォーマンスが繰り広げられ、ツアーで訪れた観光客と夜の大沼を満喫してきた...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
「そろそろ大沼公園の紅葉も見頃だよ」とのメールを貰い、折角だから先日の日の出見物のリベン
ジを兼ねてと、大沼の日の出の時間に合わせ車を走らせる...。“朝日”が顔を出す横津連峰中
腹の黒い雲が気になるが、上空は青空。反面吐く息が白くなるほど冷え込み、その影響か大沼の
湖面から霧が立ち上がり、その朝霧の中から“朝日”が昇るという幻想的な光景を目にできた...
ところで、大沼公園の紅葉...。全体的にはもう少しといった感じだが、ところによっては散策
路が紅葉のトンネルに変わり、紅葉に溶け込んでしまう場所もある。紅葉見物は、今週末頃
がピークかな...。また、昨夜から大沼公園内では「大沼ハロウィンナイト&紅葉ライトアッ
プ」が開催されている。紅葉の下に地元の子ども達が作ったというカボチャのランタンを点灯、
大沼に浮かぶ島々のライトアップされ、花火も打ち上がるという。ちょっと行きたくなった...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)