( 09/29 撮影 )
今朝、モナコに本社のあるシルバーシー・クルーズが運航するクルーズ客船“シルバー・ノヴ
ァ”が函館港若松ふ頭に初入港..。入港予定は午前9時、青空が広がるクルーズ日和とあって
は出迎えに行かないと、といつもの客船展望台(ともえ大橋)に車を走らせる。さすがにこの
青空に誘われたのか、数人の客船ファンがカメラを手に“シルバー・ノヴァ”の登場を待ってい
る。8時過ぎ、朝日に輝くグレーと白のツートンカラーのシックな船体が港口に姿を現す..
クルーズ客船“シルバー・ノヴァ”は昨年7月に就航、燃料電池とバッテリーを組み合わせたハイ
ブリッド電源を搭載した最新鋭の新造船...。全長244m、総トン数54,700㌧で11層からな
るデッキを有し、国際的なクルーズ客船の格付けで最高評価の6スター+を獲得しており極上の
クルーズライフを楽しめるという。“シルバー・ノヴァ”は日本に初登場で、今回はカナダ・バン
クーバー発東京着の20日間のクルーズの途中で釧路港に寄港後、函館に入港。10月からは
日本発着のクルーズが予定されており、函館には10月13日にも寄港が予定されている...
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「はまなす編成、明日で終わるぞ!!」とメールをもらい、少し慌てて大沼公園に向けて車を走らせ
た..。普段は札幌と函館を結ぶ特急列車は、長万部から札幌の間を室蘭線と千歳線経由で運行
しているが、JR北海道では小樽やニセコを通る「山線」と呼ばれるルートの旅も楽しんでもら
おうと毎年この時期、期間限定で1日1往復特急を運行しており、その名は“特急ニセコ号”..
運行する車両はJR北海道が観光列車やイベント列車、繁忙期の臨時列車や定期列車の代替輸送
用として制作した261系5000代「はまなす編成」...。駒ヶ岳を背景にと、撮り鉄に変
身し無人駅となった大沼駅で、撮り鉄さんからの情報を聞きながら待機。森陰から現れた5両編
成の北海道を代表する花「はまなす」をイメージした車両の“特急ニセコ”をカメラに収める..
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( 09/26 撮影 )
五稜郭公園の濠で釣り糸を垂れている人がいる..。公園の濠での釣りは禁止されている
が、外来魚“ブルーギル”の駆除のためボラティアの方が釣り糸を垂れていた。「ブルーギ
ル駆除市民ボランティア」の腕章を付けた方に声を掛けさせてもらったが、4月から始ま
って9月の今日が最終日、今日は8,9人が来ている。釣果は?以前に比べると少なくな
ったが、それでも多いときは4,50匹釣れるときもあり、春先は20cmを越える大物も釣り
上げたこともあるという。少なくなったとはいえ、公園の濠にはまだまだいそうだ...
“ブルーギル”は、雑食で繁殖力が強く、フナやコイなど在来魚の卵を食
べて生態系に悪影響を与えていると現在は特定外来生物に指定されている
函館の垣の島遺跡、大船遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が“世界遺産”に登録されて
3周年を記念してのパネル展が、五稜郭タワー・アトリウムで開催されており、五稜郭公園一廻
りのウォーキングの途中、立ち寄ってきた..。南茅部地区から出土した“国宝”の中空土偶「茅
空(カックウ)」が出迎えてくれ、世界遺産を構成する17遺跡の紹介や縄文時代の生活、縄文
のきほんのきなど30枚ほどのパネルで紹介しており、竪穴住居の模型には修学旅行の子供たち
も興味深げに覗いている。「 “世界遺産と国宝”のある街・函館」、ちょっと自慢できる....
( 世界遺産3周年を祝うパネル展は、9月27日(金)まで )
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( 09/21 撮影 )
「 “JALミャクミャクJAT” が来るぞ!!」とメールをもらう..。メールでもらった函館空港の
到着時間が、いつもの飛来してくる伊丹便と時間が違う。どうしたのかな?と気になり、函
館空港高松展望台に車を走らせた。相変わらず航空機ファンがカメラを手に待機しており、
訪ねると「松山空港から修学旅行生を乗せた、チャーター便」とのこと。なるほど、松山だ
と函館へは乗り継ぎになるので直行で来れるチャーター便の方が時間的にも有利になる..
そんな話を聞きながら待っていると、予定より15分ほど遅れて“JALミャクミャクJAT”が西の
空に姿を現す...。“JALミャクミャクJAT”は、来年4月に開幕予定の大阪・関西万博(2025
日本国際博覧会)を記念した、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」などが描かれた特
別塗装機で、大阪・伊丹空港を拠点とするJ-AIRの機材(エンブラエル190型機、座席数
95席)で運航している。ところで、帰りは?山口宇部空港に修学旅行生を乗せ飛びった...
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我が家の裏の空き地にあるはずの“彼岸花”...。毎年何輪か花を咲かせ楽しませてくれるの
だが、今年はそんな気配もなく雑草と一緒に抜き取ってしまったのではと心配していた。と、
10日ほど前に、数本の野菜のアスパラのような花茎が伸びだし、20日にお彼岸に合わせる
かのように3,40cmほどの花茎の先に反り返った鮮やかに紅色の“彼岸花”花が咲き出した.
“彼岸花”は多年草の球根植物で、その球根5,6個を知人から譲り受け水はけの良い場所が良
いところと聞き、裏の空き地に埋めておいた..。一般の花と違い、“彼岸花”は球根から花が
出てきて、その花が枯れた後に葉が生長するので葉のない状態で花が咲き、花と葉を同時に見
ることは出来ない不思議な植物だ。また、“彼岸花”は、仏教と深い繋がりがあり、秋の彼岸の
頃に咲くことからこの名が付けられており、我が家もこの花を見て墓参りに行ってきた...
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( 09/21 撮影 )
今朝早く、函館港若松ふ頭に米国のシーボーン・クルーズ社が運航するクルーズ客船“シーボ
ン・オデッセイ”が入港...。今年4月に初入港し、今回が2度目の入港で、米国西海岸シア
トルからアラスカのダッチハーバーを経由して北太平洋を南下して横浜港に向けての22日間
のクルーズ途中の函館寄港。“シーボン・オデッセイ”は、総トン数 32,477㌧、全長198mとさほ
ど大きくはないが、これぞ豪華客船といわんばかりの美しさを散りばめ若松ふ頭を目指す..
“シーボン・オデッセイ”は、既にクルーズ客船「にっぽん丸」を所有する日本の商船三井クル
ーズに売却されており、今回のクルーズは“シーボン・オデッセイ”として最後の航海...。
横浜港に到着後ドックに入り、一部改装工事を行い12月には船名を「MITSUI OCEAN FUJI」
(ミツイ・オーシャン・フジ)に替え、日本近海を中心とした海域での運航を想定していると
いう。函館港には、装いを新たにした姿で来年春4月下旬初寄港が予定されている....
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函館港には、春から夏のかけて全国の高等学校や大学、今年は特に海技教育機構の日本丸、
海王丸の帆船などを含め多くの練習船や実習船が入港した..。台風を心配してか秋に入り
トンとその姿を見せていないが、久しぶりに実習船が入港すると聞きカメラ片手に函館港へ。
入港してきたのは真っ白な船体の宮崎県立海洋高校実習船“進洋丸”で、西ふ頭に停泊...
“進洋丸”は、総トン数699㌧、全長67mの漁業練習船...。昨年春に竣工したという6代
目で航海技術や機関工学、マグロ延縄漁業の実習などを行っている。今日、出港に合わせ西ふ
頭で見送ったが、甲板にいた先生に話を聞くと「乗船実習で39名の生徒を乗せ、25日間の
航海実習、大阪、東京港に寄港した後、実習生の休養での函館寄港で、帰りは日本海を南下し
て宮崎に戻る」という。実習生は、2日間函館山や五稜郭などでの観光を楽しまれ「函館、最
高!!」と満足されたようで、大きく手を別れを惜しんでくれた。ご安航を祈り見送った...
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( 09/18 撮影 )
今朝、青空の函館港にクルーズ客船 “ウエステルダム”(82,348㌧)が入港した...。入港
予定時間は午前8時と聞いて、じゃ1時間前の7時に港に着けばと海岸町船溜まりに向けて
車を走らせ、いつもの客船展望台(ともえ大橋)に昇り出迎えた。少し靄っている港口に姿
を見せるツートンカラーのシックな船体が印象的な“ウエステルダム”は足早に港内を横切り若
松ふ頭を向かう。港の住人カモメも橋の欄干から“ウエステルダム”の入港を歓迎している..
“ウエステルダム”が若松ふ頭に着岸する頃には上空は青空が広がり、浮かぶ雲は秋を知らせて
いる..。今回のクルーズはシアトルから北太平洋を南下して釧路港に入り函館を含めて国内
13港に寄港しながら日本列島を一回りしてシアトルに戻る53日間の優雅な船旅。乗客の多
くは外国人のようで、着岸後ボランティアガイドの高校生と散策を楽しんだり、また、用意さ
れたツアーバスでの観光や買い物を楽しんでいた。午後5時、次の寄港地・横浜港に向かう.
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( 09/15,09/16 撮影 )
函館の街に秋の訪れを告げるといわれる亀田八幡宮の例大祭...。祭りのメーンは“神輿
渡御”、7,80人ほどの男女が担ぐ大小2基の神輿が、2日間にわたって市内を練り歩い
た。2日目の巡行を終え神輿が神社に戻ると、参道前の交差点内を沿道の参拝客から「ワッ
ショイ」の手拍子と掛け声をもらいながら何度となく回り、最後に担ぎ手が神輿を三度四度
と大きく持ち上げ、その勇壮な姿に参拝客からもヤンヤの歓声と拍手が湧き起こる...
境内に戻った神輿は、神社の神輿庫に納められ担ぎ手等の手打ちで“神輿渡御”は終わる.。
亀田八幡宮の例大祭は約600年前から始まったと伝えられる伝統の祭りで、境内には50
軒ほどの露店が並び、松前神楽の奉納や吹奏楽の演奏、民謡と舞踊の夕べなどのイベント、
催し物が行われ、祝日に好天にも恵まれるたこともあって参拝客で賑わいを見せていた..
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