( 11/27 撮影 )
平成4年にJR北海道に登場した観光列車“ノースレインボーエクスプレス”..。屋根の上
まで設けられた車窓や2階建構造など列車の旅を楽しめるよう高い眺望生を誇り、団体・臨
時列車車両として活躍してきた。しかし、老朽化が指摘されたこともあり年明け3月で定期
運行が終了する。引退を前に道内各方面に懐かしの列車名でメモリアル運転が行われていた
が、函館には臨時特急「ニセコ号」としてお目見え。“ノースレインボーエクスプレス”のラス
トランをカメラにと仁山駅へと向かったが、既に大勢の撮り鉄が三脚を立て待機していた..
( 26日函館駅に到着する“ノースレインボーエクスプレス” )
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函館の冬を彩るイベント「はこだてクリスマスファンタジー」...。そのシンボルとなる
“巨大クリスマスツリー”が今朝、イベントの会場となる赤れんが倉庫群前にタグボートに曳
航され到着した。例年、函館の姉妹都市カナダ・ハリファックス市から海を越えて運ばれて
くる幸せのモミの木なのだが、今年は世界的な海運事情の影響を受け、残念ながらハリファ
ックス市からのモミの木の手配が出来ずに北海道産のトドマツがその役目を担っている..
北埠頭でイルミネーションの飾り付けを終えた“巨大クリスマスツリー”は、台船に乗せられ
20分ほどかけて函館港内を渡り、赤れんが倉庫群前の海上に浮かべ準備完了...。早
速、通りかかった観光客が「でっかいなあ~。一足早くクリスマス気分を味わえた」と言い
ながらスマホを向けている。この後試験点灯などを行い、いよいよ12月1日から15万球
の電球で彩られた高さ20mの“巨大クリスマスツリー”が函館の夜を華やかな光で包む...
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( 11/22 撮影 )
豪華寝台列車「トランスイート四季島」撮影で八雲町落部まで車を走らせたが、ここまで来たの
だからと八雲町の市街地から10kmほどの遊楽部川上流で越冬する“オオワシ”見物へとハンドル
を切る..。“オオワシ”は冬鳥として八雲町に飛来、遊楽部川流域に遡上するサケを餌として毎
年3月頃まで100羽以上が越冬している。越冬するポイントに向かうが様子がおかしい...
遊楽部川には遡上するサケは見た目少なく、それを狙う“オオワシ”どころか野鳥の姿も見当たら
ない...。以前来たときは、川辺で遡上するサケを野鳥たちが奪い合う光景が見られたものだ
が、時期が早かったのかもしれない。と、頭上を“オオワシ”が5,6羽飛び上がり旋回し始め、
山裾の雑木林の木の上に下り羽を休めている。体長は1m近くもあり、鋭い眼光で睨みつけ首を
振りながら警戒しているのか、カメラを向けると眼光が向かってくるようにも見える。葉の落ち
た樹木に置物のように佇む“オオワシ”だが、その存在感は絶大で風格漂う姿がたまらない...
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「特別塗装機が来るぞう!!」と知人からメールをもらう...。初冬を迎え、航空機は北風に向
かって展望台から離れたところに着陸するため、着陸の際のワクワク感を味わうことが出来な
い。しかし、今日は南東の風で西から進入するはずと、高松展望台に車を走らせた。特別塗装
機は“JAL×ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ジェット”、予定通り函館の市街地から湯ノ川
温泉街の上空を飛び、ゆっくりと滑走路の西側から進入し展望台の前で轟音とともに着陸...
“JAL×ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ジェット”は、JALの「旅することで日本を元気
づけたい」と、またユー・エス・ジェイの「エンターテインメントの力で日本中を元気に
したい」という両社の思いから実現したとのことで、今年1月に国内線に就航したもの.。
函館空港にも何度か飛来しており、人気アトラクションのミニオンたちに加え、ユー・エ
ス・ジェイ人気のキャラクターが機体(エンブラエル190型機)両側に描かれ賑やかだ...
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4月から毎週のように乗客を乗せ北海道に乗り入れていた、JR東日本の豪華寝台列車 “トラン
スイート四季島”...。今週が今年最後の運行、来春まで見ることが出来ないとカメラ片手に
見送りを兼ねて昨日、今日と足を運んだ。シャンパンゴールドに輝く10両編成の“トランスイ
ート四季島”、車両製造費は50億円を超え、全室スイート仕様の17室で、定員は34名、北
海道に乗り入れる3泊4日のコースで料金は90万円余と高額だが人気があるという....
見送りは、八雲町落部の列車を見下ろす崖の上と北斗市当別の海岸線を走る列車を見通せる2
ヶ所で待機...。この場所は撮り鉄の撮影スポットで、最終運行とあって4,5人の撮り鉄
さんが三脚を立て待ち構えている。邪魔しないようにカメラをてに後ろに立って待っているが
“四季島” が現れるまでのワクワク感がたまらない。通過時に手を振り見送ると“四季島” も警笛
を鳴らし応えてくれる。来年も、乗客にはなれないが、せめて出迎えと見送りに足を運ぼう..
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本格的な冬の到来を前に、路面電車の線路に積もった雪を竹のブラシで取り除く“ササラ電車”の
試運転が行われた...。黒と黄色のゼブラ模様の “ササラ電車” は明治時代に製造された客車
を改造したもので、長さ20cmほどの孟宗竹を細く割ったものを束ねた「ササラ」と呼ばれ
るブラシを車体の前後に装着し、回転させながら軌道に積もった雪を豪快にはね飛ばす...
今日は整備担当者が車庫前で「ササラ」が車体にしっかり取り付けられているか、また、正常に
回転するかなどを点検...。点検後、2台の “ササラ電車” が駒場町の車庫を出発、五稜郭公園
前電停まで往復約5キロの区間で試運転を行い、いずれも異常のないことを確認、“ササラ電車”
の出動態勢が整った。“ササラ電車”は例年、12月から3月まで出動し、昨年の出動回数は平年
並みの15回だったとのことだが、出来れば“ササラ電車”には余り活躍して欲しくないなあ..
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今朝の日の出は午前6時29分、昨夜降った雨も上がり窓を開けると西の空には雲が見えるが、
東の空は雲も少なく明るい...。折角の目覚めたことだしと日の出見物にでもと、いつもの啄
木公園から少し東寄りの“湯川漁港”を目指し車を走らせる。我が家から車で10分ほど、日の出
には少し間があったが、水平線に浮かぶ薄い雲が見る見るうちに黒く厚い雲に変わっていく...
その黒い雲の上に朝日が顔を出したのは日の出時間の10分後...。シャッターを押し続け
ていると、毎朝散歩で日の出を眺めているご老人が世間話をしながら隣で付き合ってくれ「毎
朝日の出を見ているけど、雲の中からゆっくりと昇る朝日もいいなあ」と感動した様子。水平
線から昇るのはもっと感動するはずと話すと「明日からそれを楽しみに散歩に来る」と喜んで
くれた。今朝の日の出は納得できるものではなかったが、人との繋がりが出来たことに満足..
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我が家の近くを走る市道本通富岡線、通称・旧戸井線の街路樹は “ナナカマド” ..。気が付く
と葉っぱも落ちて、赤い実が鈴なりに付き見た目には美味しそうだ。たわわに残る“ナナカマド”
の実は、雪が降り出すとヒレンジャクなどの野鳥が群れをなし、啄む姿を見ることが出来る。
ただ、昨冬は野鳥の世界に何があったのか、野鳥の群れは現れず“ナナカマド”の実は春先まで
残ってしまった。今年は、来てくれるだろうなあ、実がなくならないと函館に春は来ない..
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