上ノ国町へは木古内町から道道5号線を走り向かう...。町境界の稲穂峠を越えると、この道
路沿い新緑の林の中をに流れる“天の川(あまのがわ)”が顔を見せてくれる。この川は、渡島と
檜山を分ける山地に源を発する29kmの二級河川。数少ないダムのない川で、ヤマメやイワナ
など川釣りのできる清流で、古くから町の人に親しまれ、町のシンボル的な存在になっている...
平成26年までは“天の川”に並行するようにJR江差線が走っており、今も名残の鉄橋を何カ所
か見ることができる...。新緑の中を蛇行しながらの流れも良いが、秋の山肌が赤く燃える紅
葉時期にはこの鉄橋に列車を走らせたいほどの絶景に変わる。ところで、“天の川”の名前の由
来を訪ねると、上ノ国の古名「テガ」の漢字表記「天河」から“天の川”に名付けられたとか...
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