史跡五稜郭跡の堀で行われている「モーツ・アート(堀の芸術)」...。今夕の出演者は、函館
の講釈師“荒到夢形”さんと聞き、「さて、堀を舞台にどんな趣向でやるんだろう」と野次馬根
性丸出しで、午後5時会場となる五稜郭公園二の橋付近に向かう。最高気温29℃の日中の
暑さも、橋の上には濠から吹き上げてくる風が心地よく、観客の皆さんも気持ちよさそう...
手漕ぎボートに曳かれて講釈師“荒到夢形”さん登場...。本人も「いつもお客さんは前にいる
のだが、今日は上なので何時もと勝手が違う」といいながらも、マイクもなしにお濠の中から響き
渡る声で講談「函館イカ物語」を熱演。函館イカ踊りの発祥、函館の魚「イカ」の制定、イカソー
メンのいわれなど小気味よいテンポで話は進み、あっという間の30分、楽しませてもらった...
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