日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

広島で京大・小出助教 [中国新聞2011年7月4日]

2011-07-04 08:51:43 | 日記
広島で京大・小出助教 [中国新聞2011年7月4日]

 京都大原子炉実験所の小出裕章助教(61)が3日、広島市中区の中国新聞ホールで講演した。福島第1原発事故を受け、市民団体「原発はごめんだヒロシマ市民の会」と「カトリック正義と平和広島協議会」が主催。約600人が聞き入った。

 小出氏は、原発1基が年間に生成する放射性物質の量を図示し「広島に壊滅的な被害をもたらした原爆の千倍を超える」と強調。「危険だからこそ推進派は原発を都会につくらない」と指摘した。

 その上で福島第1原発事故が起きたプロセスを解説し、今なお危険な状態にある、との見方を示した。山口県上関町への原発建設計画については「今ある設備だけで電力供給に何ら支障がない」と必要性を否定した。

 小出氏は、原子力の平和利用を前向きに捉える発想を問題視。被爆地へのメッセージとして「英語では『核』と『原子力』は同じ言葉。核兵器は駄目で、原子力の平和利用なら問題ないとの主張は間違い」と訴えた。また、来場者との質疑で小出氏は「全ての原発は即刻、運転を止めるべきだ」と主張した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8・6を前に、詩人と医師、歴史家が語る「ヒロシマからフクシマまでの道」第22回 ヒロシマ基礎講座

2011-07-04 08:28:43 | 日記
8・6を前に、詩人と医師、歴史家が語る「ヒロシマからフクシマまでの道」
第22回 ヒロシマ基礎講座 日本ジャーナリスト会議広島支部(JCJ広島)
           
しばらく間があいてしまいましたが、次回講座のお知らせです。福島第1原発の事故のあと、広島に居を移した詩人のアーサー・ビナードさん、今もなお旺盛に活動を続けられ福島の地にも足を踏み入れられた元広島大原医研所長の鎌田七男さん、ドイツの現代史家で元佐賀大教授の田村栄子さん(広島在住)に、「ヒロシマからフクシマまでの道」について大いに語り合っていただきます。お3人のお話をつなぐコーディネーターは、広島市立大広島平和研講師の桐谷多恵子さんが務めてくださいます。桐谷さんはこの6月、平和県主催の市民講座「広島で長崎を考える」のコーディネーターをされました。ご期待下さい。
※なお、報告のテーマ、構成など変更の可能性があります。ご了承下さい
■と き  7月23日(土)午後3時から6時
■ところ  原爆資料館東館地下会議室(1)
■テーマ  詩人と医師、歴史家が語り合う「ヒロシマからフクシマまでの道」
 第1部(3時~4時半)
◆鎌田七男さん  「広島から福島の現状をどうみるか」(40分)
◆アーサー・ビナード「ヒロシマからフクシマまでの道」(40分)
 第2部 (4時半~6時)
◆田村栄子さん  「脱原発のドイツが語りかけるもの」(20分)
◆会場を含め、全体で討論(70分)
コーディネーター(全体の司会進行) ◆桐谷多恵子さん
■参加費    500円(資料代含む)※学生は無料
■問い合わせ  JCJ広島  難波(携帯 090-4650-1208)
講座修了後、近くの店で交流会を予定しています。希望者は当日の受付の際、申し込んでください。
難波 健治
中国新聞編集局
ヒロシマ平和メディアセンター
 TEL: 082-236-2714 FAX: 082-236-2807
 携帯: 090-4650-1208
 nanba@chugoku-np.co.jp
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする